茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

好奇心

2009年02月28日 | Weblog
朝早く南宗寺さん近くのホテルサンルートを発ち
てくてくと堺港へ
途中利休さんの屋敷跡から時間を計ると
やはり約15分
昨日と打って変って春の日差しが気持ちいいです
抹茶色の川がだんだんと広くなり青い海になっていく
大きな船が出入りしている

南蛮のものを積んだ船が九州からやってくる
異国の人がやってくる
そんな堺の街は
中世ヨーロッパの世界地図に記されている
経済も文化も成熟した東洋一の大都市だったのです

堺市博物館での講義と
そのあとのスタディーツアー
どちらも80歳を超えた先生方の
情熱と愛と美学に
胸の熱くなるメッセージを感じました

それをご紹介するのは明日か明後日になります
夕食の後もホテルのロビーになんとなく立ったままで話が続き
気がつけばもうすぐ日付が変わります
日本茶インストラクターの勉強会はいつも本当に面白いです
みんなお茶が大好きだから
次から次から話題が絶えません

「どんなことでも好奇心や」
学閥や常識や体裁や利害や
そーんなもんぶち壊して研究してこその真実や
それを突き動かすものは好奇心や
超かっこいい~

明日もう一日、目からうろこのスタディーツアー
体力つけて臨まねばです
おやすみなさーい!

画像は堺港
海の向こうに淡路島と六甲山
その向こうに瀬戸大橋が見えました


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