茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

マクドナルド

2009年01月16日 | Weblog
近所に小学生のお友達がいます
彼女はマックが大好き
お休みの日にパパが連れて行ってくれると
もうこの上なくハッピーなのだそうです
彼女に限らず
このあたりの子供たちは
マックが大好き
いや
このあたりの子供に限らないのでしょう

何が嬉しいかって
おまけのこのシナモンロールのシール
男の子ならNARUTOグッズ
小さな子供たちに人気のキャラが
次から次からおまけについてくるのです

マクドナルドは創設時より
幼児を対象としたマーケティングに
力を入れています
「すべての幼児にマクドナルドの味を覚えさせる」
人気グッズでマックに引き寄せ
ハッピーセットでハンバーガーを食べる
マックのハンバーガーの味は
おふくろの味のように
楽しい時間のいつもの味として
インプットされるのだそうです

同じハンバーガーでも
マックのMの字のあるいつもの包みのものと
別の包みのものとを食べさせると
子どもたちはMの方がおいしいと言う
という調査結果があります

マックのこうした経営戦略によって
マックのハンバーガー好きの子供が育つ
その子たちは大人になっても
マックが大好きで
自分たちの子供を連れて
またマックへ通うようになる
見事な企業努力です

茶の葉の消費量が減っています
お茶屋さんには厳しい今日この頃です
一方、ペットボトル茶は大人気
お茶の普及という意味では
ペットボトル茶の開発は
大変画期的な企業努力です

お茶の葉で淹れるお茶の味
苦味渋み旨味甘みを持つ
お茶の味を伝えるためには
「すべての幼児にお茶の味を」
ぐらいのマーケティングに
私たちも一生懸命にならないと
いけないのでしょう

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2 コメント

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Unknown (かおり)
2009-01-17 10:33:55
寒い日が続いていますね。お元気ですか?
息子もマクドナルド大好きです。3歳になるまではジャンクフードは与えない育て方をしてきたつもりですが、やはりこの手のメニューは子供にとってはたまらなく美味しいらしい。「大好き」には理由もあり、やはりオモチャ類が子供心をくすぐりますね。
お茶にも専門店へ足を運ぶ子供たち、いや子供が連れてくる親たちといった状況があれば嬉しいと日々思います。
昨日も地元の小学生対象のお茶の淹れ方教室へ行きましたが、一応地元という事もあってクラスの8割の子供達は自身でお茶を淹れたことがあるとの事。
親を通り越し、子供の方がお茶に興味を持ってくれたりお茶とお茶菓子がある生活を実感しているようです。
スーパーで安売りのペットボトルを買い込む主婦達に言ってやりたいですね。そのお茶の原料はね・・・・って。また遊びに来ますね!
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小さい頃からの影響 (myu)
2009-01-17 16:25:19
小さい頃から慣れ親しんでいる味、習慣にかなうものはないような気がします。
私は小さい頃から祖父母の影響で、お茶が身近なものでした。
食後にお茶、学校から帰ってきたらお茶。
その影響か、一人暮らしをしていても急須でお茶を入れています。祖母の形見の急須で。
やっぱり小さい頃の影響は大きいと思います。
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