茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

入間(いるま)お茶パラダンサーズ

2009年05月21日 | Weblog
最近茶畑の中継が多くてうれしいです。
そして、
あちこちから
テレビ見てる?という電話やメールが届く♪
皆様、ありがとうございます~。

今日のお昼のNHKは
埼玉県入間の茶畑に潜入!
乗用型摘採機や二人用摘採機、
それに
自走式摘採機(画像)まで
いろいろな茶摘みロボットが働いていました。
ロボットが茶刈りをした後の茶畑は
きちっ~と整然としていました。

多くの茶畑で使われているのは二人用摘採機。
畝の両方から一つの機械を抱えて進むので
体力も要りますし二人の息が合わないとなりません。
ちょっと手が下がるだけで
こわ葉や枝まで刈り込むことになります。
ところがロボット君は
確実に一芯二葉を摘むのだそうです。

こうして摘む作業は機械に任せ、
茶農家さんの力は製茶につぎ込まれています。
入間の7割の茶農家が
自分の製茶工場を持っているといいますから、
これはすごいことです!

現在多くは、
各茶園の茶が全部一つの製茶工場に持ち込まれ、
一緒に製茶されて地域のブランドになっています。
でも本来畑ごとにお茶は違います。
それぞれの個性がいかすことができるならば
茶を育てるのにも力が入るというものです。

やる気に満ちた入間の茶畑では、
畝に沿って茶農家のお嫁さんたちが並び、
軽快な音楽に合わせてパラパらを踊っていました。
21世紀の茶摘み風景、
歌って踊る茶娘です。
「女が元気な村は栄える」そうですから
入間のお茶、楽しみです!

さて、「茶摘み体験フェスタ」のご案内。
日時:2009年5月23日(土) 10:00~15:30
場所:県農林総合研究センター茶業特産研究所(入間市上谷ヶ貫244-2)
    TEL 04-2936-1351
内容:茶摘み体験、お茶づくり実演、新茶・苗木の販売、展示 など
費用:入場無料(申し込み不要)