かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

甲巻をみてきた

2015-05-13 12:49:33 | 映画・本・美術館
先週の金曜日にみてきた。

想像していたよりも大きい。兎、猿、蛙、狐がおおきくみえた。
生き生きとした動物たちがかわいくて実にユニーク。なにか企んでいそうな表情に笑ってしまう。

白描画は墨の線が白い紙に浮かびあがってはっきりみえる。
頭のなかで兎のかけ声やひそひそ話す声、蛙のみどり色や背景の色彩、川の音が自然と浮かんでくる。
動物たちがとてもたのしそうだよ。
兎と蛙はどっちが弓が上手なのかしらとか、勝負に勝った側が拍手喝采して跳び上がって喜ぶシーンなんて想像するのもたのしい。

以前、高山寺へお参りしたときにレプリカの一部をみた記憶。ちがうかな?

2時間という待ち時間をかんがえると行くのをためらうけれど、本物を見るとやはりちがうなぁと。残りの人生で甲巻を見られることはもうないのではないかと。

後期もいきたい…が、ちと悩む、、