阿武山(あぶさん)と栗本軒貞国の狂歌とサンフレ昔話

コロナ禍は去りぬいやまだ言ひ合ふを
ホッホッ笑ふアオバズクかも

by小林じゃ

短歌の風景 (食)

2014-05-16 08:58:06 | 短歌の風景

 

 

  お通しの菜の名わからず問いければ

  答えは壬生菜わずかに辛き

 

 

 

  イカ納豆 置かぬ寿司屋にゃ行かないっと

  決まり文句で もう一皿じゃ

 

 

 

 

  蕎麦強く つゆも立ちたる大梶の

  割子五枚で出雲ごきげん

 

 

 

 

  皿持って 買いに行くんよ

  お好みはパリッとせんでもうどんがええんよ

 

 

 

 

  琴引の舞茸天と

  濃口のつゆがよく合う一福の蕎麦

 

 

 

 

  一夜干かみしめながら

  二点目のトワのゴールを思い出してる

 

 

 

 

  博多なる牧のうどんの汁吸いて麺増えゆくを

  ひたすらに食う

 

 

 

  米子駅二階の隠岐のイカ丼は

  割子も付いて言うことぞなき

 

 

 

  三口まで微妙なれども

  じわじわと名古屋に染まるあんかけスパかも 

 

 

 

 

  梅干でココロの隙間埋めておいて 

  ぶっかけうどんのみこむとするか

 

 

 

  八丁堀福屋の裏のサンカレーは

  水を飲まずに上あごで食え

 

 

 



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