阿武山(あぶさん)と栗本軒貞国の狂歌とサンフレ昔話

コロナ禍は去りぬいやまだ言ひ合ふを
ホッホッ笑ふアオバズクかも

by小林じゃ

短歌 その3 (2010年)

2014-04-15 20:54:44 | 短歌(まとめ)

 

 

       ユース練習@吉田

  背丈ほど積まれた雪にシュート打つ君にかけよう2010年 

  霧深み宗近追へばセナ消えて右に左に迷ひつつ見る

 

       ユース練習試合@修道大学

  右サイド長く走って追いついた越智のクロスにセナが飛び込む

  キックオフしたあと「ひとり足りません」行方不明の選手は誰だ

  書割のようなBA背に負ひてガクトのパスにマコが抜け出す 

  痛いという声も気にせず柳川はぶつかりながらドリブルで抜く

 

       寄蹴球恋

  タオルかぶり頬赤くして天仰ぐ君を見ていたそんな前半

  二点目のゴールで思い出したよに頬のしずくをぬぐってる君

  気のきいた言葉もなくてサッカーを車のランプ見ながら語る

  最後まで楽しんでいる君がいて嘘泣きしながら手を振っている

 

      啓太君離席 

  何人も抜き去るようなステップで階段登る我がヒーローくん

 

      旧大社駅前大梶 

  蕎麦強くつゆも立ちたる大梶の割子五枚で出雲ごきげん

 

       果蹴球観戦

  川土手をひとり帰れば ひぐらしも蛙も鹿もみな君の声


      ナビスコカップ準決勝第1節 

  洋次郎のループ決まれば口々に決勝の日の予定言い合う

 

        カキフライ

  小麦色にはぶてた君がかわいいから五粒は食べるカキフライかな

 

       ホーム最終戦

  場所取りのシートたたんで返す手を三秒つかまえている最終戦

 


 

 



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