社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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暗記についてのマンガ「理解して暗記も限界がある?!」

2024年06月21日 20時01分00秒 | 歴史勉強アドバイスまんが
みなさま、本日もありがとうございます。


本日もこちらのブログに載せていなかった
画像をアップさせていただきます。


今回は

暗記は理解してするもの、が
理想的なやり方だけど
限界はある!
の話です。














「理解して覚える」が
暗記科目の理想の覚え方です。

私もそのやり方が好き!
そして、オススメしたい!

歌やゲームでなんとなく覚える、
とにかく問題集を解きまくって
用語だけを覚える、

そういうやり方は苦手です。
(私が苦手なだけで
そのやり方が悪いわけではないです。)


ただ、ですね、
実際問題、
すべてを理解して、覚えることって
無理なんです。


とくに、小・中学生のうちは。

だって、あらゆる経験が少ない。
その経験は、山に行って遊ぶ、とか
大人が与える経験という意味だけでなく

感情の経験、を含みます。



小学生、中学生で、


お金を稼ぐことが
どれだけ大変なことか?

とか

理想と現実の折り合いをつけないと
理想を追い求めたために
かえって最悪の結果に
なってしまう

とか

部下としては優秀だが
リーダーしては力が足りない人もいる

とか


別に性格が良いから
リーダーシップをとれるわけじゃない、

とか

すべての物に言葉があるわけではない

とか

色々と年齢を重ねないと
わからない感情や考えはあります。



私は小さい頃は
なぜ都道府県とか国とか
見えない境界線があるんだろう、
とか
摂関政治はどうして
当時、行われたのか?
という背景(行間)

は、わかりませんでした。


もし、当時、
「それまで解明しないと
理解しないと
覚えてはいけない!」
と思っていたら
何も覚えられなかったです。


でも、言葉を覚えていたおかげで
大学生になって調べる力がついて
やっと自分なりの答えが出たし、

その後も、言葉を知っているからこそ
自分で本を読むなどして
色々と考えることができるように
なりました。

未だにまだ勘違いで覚えてたり
知らないこともあるので
日々精進。


でも、これは子供の頃に
とにかく必死に暗記したからこそ
調べることができるようになった
のかな?と。



だから、
情報整理を心がけ
理解できないときは
とりあえず未来に理解だけ持ち越して
覚えるのも手かな?と。


今回でこのシリーズは
ひとまず終了です。
(一つだけ作成途中のものが
ありますので、完成したら
またアップいたします。)


ご覧いただき、ありがとうございました。