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5807分の1サポーター

2012-07-18 08:40:26 | スポーツ
オートスポーツwebより。

<F1日本GPの「5807分の1サポーター」に新たな特典>

鈴鹿サーキットは、今年のF1日本グランプリで実施する「5807分の1サポーター」に、新たなサポーター特典を加えたことを明らかにした。

この「5807分の1サポーター」は、F1日本グランプリで使用される国際レーシングコースの距離“5807m”にちなんで5807人のサポーターを募集、コース1メートル分に相当する協賛金として2,500円を募り、F1日本グランプリを一緒に作り上げるというものだ。

今年もサポーターになれば、その特典としてグランプリの開催期間中、GPスクエア(グランドスタンド裏)にサポーター全員の名前が掲載されたメッセージ看板が設置されることになっており、公式プログラムにも同じく名前が掲載される。また今年は、5807個限定の特製記念ピンズにシリアルナンバーが入ることになった。

さらに開場50周年記念企画としてサポーター全員に、決勝翌日に収集される1~2コーナーのグラベルがプレゼントされることにもなった。これまで数多くのドラマを生んできた名物コーナーだけに、思い入れのあるファンにとってはうれしいプレゼントとなりそうだ。

F1日本グランプリで数々のドラマが生まれた鈴鹿サーキットの1~2コーナー

■1990年
数々の名勝負を繰り広げたアイルトン・セナとアラン・プロスト
1990年のF1日本グランプリ決勝レースでは、2番手スタートから好ダッシュを見せトップで1コーナーに入ったプロスト(フェラーリ)に対し、セナ(マクラーレン)がインに飛び込んだ。
しかし、2台は接触(写真)、1コーナーのグラベルへ。
その結果、両者ともリタイヤとなり、ランキングトップのセナがチャンピオンを決めた。

■1991年
ランキングトップで鈴鹿に臨んだアイルトン・セナ(マクラーレン)とランキング2位のナイジェル・マンセル(ウィリアムズ)
決勝レースはセナのチームメイト、ゲルハルト・ベルガーが先行し、セナとマンセルはテール・トゥ・ノーズで2位争い。
しかし、マンセルは2コーナー手前でコントロールを失いコースアウト。グラベル上で止まってしまい、これでセナのチャンピオンが決定した。

■1996年
ウィリアムズのデイモン・ヒルとジャック・ビルヌーブの、チームメイト同士によるチャンピオン争い。
優勝しかチャンピオンの可能性がない状態で決勝レースに臨んだビルヌーブだったが、マシントラブルにより1コーナー先でコースアウトし、グラベルへ。
これでビルヌーブはリタイヤとなり、ヒルの初タイトルが決まった。

■募集期間:2012年8月7日(火)~10月7日(日)決勝日
※特典3・特典4は、9月10日(月)までにお申し込みされた方のみ対象です。
■募集人数: 最大5,807名
■料 金:2,500円(税込)
■募集受付:鈴鹿サーキット総合ショッピングサイト「MOBILITY STATION」よりお申込みください。<了>

これもファン(サポーター)が大会を支える一つの形である。
スポーツは今までのように大口のスポンサーに依存するスタイルから、ファンも含めてそのスポーツを支え、育てていくスタイルに移行しつつある。
その上では、この「5807分の1サポーター」も他のスポーツ(競技)においても、参考になる部分は多いのではないだろうか?

2,500円で「5807分の1サポーター」になろうっと!
30年来のモータースポーツファンとしての恩返しじゃないかと勝手に考えていますよ。