最近、VUHF帯での弱い信号のQSOをよくするのですが、その時に自分自身注意している事があります・・絶対・・といっても出てしまうのですが(笑) 訂正符号(ラタ)を出さない事です。そして更に自分のコールサインは歯切れよく送出する事です。
カスカス信号のQSOで訂正を出しますと相手も自分も混乱する原因となりますので、注意深く送信するようにしています。
先日、こんな事がありました。
144MHzの夜のワッチで2エリアの和文ラグチューを発見しました。RST319~519でQSBを伴っています。ラグチューですから色々な話題を楽しんでいるのですが、訂正も含めてQSOの内容は聞き取れていました。しかし、肝心のコールサインのサフィックス始めの「1文字」だけがどうしても取れません・・何度聞いても解らないのです。結局、当方から呼ぶことは諦めました。
これは恐らく、かつて自分も罹患してブログの記事にも書いた事がある「ひっつき虫」によるものだと思います。ラグチュー仲間はお互いのコールは当然解っていますので、どうしてもラフな打ち方になっているのでしょう。
これが7MHzなどのガッツン信号ならば、ミスコピーした状態でコールしてその後に訂正すれば良いのでしょうが・・ギリギリ交信では難しいですね。
正確にコールがコピーされませんとQSOは不成立ですし、DX等でもログのマッチングが取れない事態となってしまいます。それが解っているので癖符号の局もDXを呼ぶ時はエレキーを使う人が多いですね(笑)
まあ、私を含めた和文局の殆どは144MHzをラグチューのバンドとして楽しんでいますので遠距離のカスカス信号を最初から想定していないのも理由かもしれません。
でも・・電波は飛んでいますよぉ~~~