明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

楽しいSQOが続いています

2023年10月29日 20時14分40秒 | 今どき無線

今日は朝の天気次第で山歩きしようと思っていましたが、生憎の雨降りでしたので随分久し振りにアキバ歩きに行ってきました。いくつかの補充用の小物パーツを買っただけですので、ごく短時間で終わりました。今のアキバは長居する場所では無くなりましたので、サッサと帰途について地元のラーメン屋で軽く町中華/昼飲みして帰宅しました。

さて、ここ2日ばかり随分楽しいQSOが出来ています。

お一人目は、QSO中に「貴局はSPPED-Xのバグキーを持っていますよね。私も最近入手しました」という打電に思わず喜びました。以前SPPED-Xのバグキーを使用して7MHzなどで紹介すると「珍しいキーですね」と言われることはあっても「私も使っています」と言われたことが無かったからです。日本では・・いやアメリカでもバグキーと言えばバイブロなので、ヤフオク等に出品されることは殆どありませんね。私もお相手の局もe-bayで入手したものです。このキーは錘にも特徴がありまして分銅型ではなく円盤型の錘になっています。動きは渋いのですが、なかなか面白いものです。

そして、もうお一人は以前から縦ぶれを愛用している局ですが、ハムログメモに縦ぶれ使用とありましたので「今も縦ブレですか?」と聞いてみました。「私の縦ぶれは軍用の縦ぶれで、いつもこれを使っています」とのお答えで、オー来た来た軍用電鍵だ!!と喜んでいたのですが、更に私は国内電信級を受験しますというメッセージもありまして2度喜びました。

私もだいぶ前ですが国内電信級を受験して、かるーーく落とされた事があり、記憶が蘇ります。和文電信の世界は総通保有の方も大勢いますので国内電信級なんて通信士の入口手前だと言われそうですが、たかが75文字/1分間の3分受信・・されど電報形式の完璧筆記・・アマ無線の和文だけをやっていては合格するのは無理だと思います。是非合格して頂きたいと思いながらQSOを終えました。


どうしても「手打ちKEY」だという方へ

2023年10月28日 12時44分47秒 | 今どき無線

電信の世界では、KEYは縦振り・バグキー・複式に限るといった方々が多くいますね。私も以前は縦ぶれとバグキーのコレクションや運用を楽しんでいました。確かに手打ちKEYは打ち手の技量がダイレクトに反映されますので、本当に楽しいモノなのです。

でも、私は最近エレキーを多用しています。別に身体的制約が発生したわけではないのですが、やはりモールスで1時間位のラグチューをする上では送り手の疲労と共に受け手の疲労・・というか普通にラジオを聴く感覚で楽に受信出来ることが楽しいラグチューの要件だと思うようになったからです。

バグキー等では送信の疲労はありませんが、機械式バグの場合は符号によって若干の跳ね返りを感じますし、リグとの相性も関係しているようです。私は以前、八重洲のFT2000Dというリグを主力としていましたが他の八重洲機もそうでしたが機械式バグキーを使うと、カスレがモニターに反映されとても不快に感じていました。そのため外付けキーヤーのスイッチングを利用して符号の発生を電気信号に変換したりした事もありました。機械式バグキーの接点を磁石式に替えたりする方もいますが同じ様にカスレ対策だと思います。その為、和文CWで手打ちのキーを使うときはICOMのリグを使用していました。現在はICOM機を複数使用していますが、八重洲機に見られる現象は全くありません。

しかし、いつしかコレって無意味だなと感じる様になりました。電気信号に変換したりするならば最初からエレキーを使えば良い訳です。QSOでエレキーの紹介をしますと「エレキーは苦手です」とほとんどの方が仰います。・・私も最初は結構大変でした

最近QSOしていても無線(和文)を数十年ぶりに再開しましたという大OMもいらっしゃいますが、復帰の最短ルートはエレキーの使用だと思います。KEY毎の感触も楽しめますし、符号も3:1 ではチョット慌ただしいと感じるならば長点を3.5位にすれば、結構快適です。

 

↓ 別に599BKを連打している訳ではなくてCQの時だけ使っています。

リグのメモリーを呼び出す1000円で買えるKIT

 


10MHzの初移動運用は楽しく大成功

2023年10月22日 17時23分09秒 | 今どき無線

今日は朝、7MHzを聞くとコンテストが始まっていました。こんな日は10MHzに避難します。

しかし天気も快晴だった為、以前入手した移動用のホイップアンテナを試したくなりました。このホイップアンテナは移動好きの方なら皆さんご存知のRHM-12というHF帯オールバンド対応のモノです。ホイップというよりもバーチカルアンテナの性格が強く、グランドラジアルを地面に這わせて使うことが推奨されています。

私はモノグサなので、最初はマグネット基台にアース・マットを付けて試みましたが、どうにも上手く整合しません。諦めて一旦は帰宅したのですが、このままでは寝つきが悪いと思いましてジャンク箱に丸めてあった5mほどの電線を1本持って再度外出しました。場所は柏市の手賀沼沿いの場所です。

他の移動局が多く採用しているスタイルとほぼ同じ様にして再度調整です。給電点はなるべく地面に近くして1本だけのラジアルを展開します。結果はバッチリで7MHzと10MHzの両方で良好に整合が取れました。しかしSWRが低いのと飛びが良いのは別問題ですので、早速オンエアで見極めです。

結果としては10MHzで9エリア・5エリア・0エリアの各OMと十分な和文ラグチューを楽しむことが出来ました。普通の移動と異なり、和文CWでラグチュー3局というのは結構な時間を要します。しかし外の景色を見ながらCWでラグチュー出来るというのは格別です。5エリアのOMとは双方で出力(10W~5W)を変えたりしながらレポート交換も出来まして、このアンテナの実用性を確認する事が出来ました。

但し、短縮型の宿命で調整はクリチカルなのでアナライザーは必携です。アナライザーならば一発ですが、勘とリグだけだと時間も掛かるしイライラします。

これら一式を山歩きに携行するのはチョット無理がありますが、短波なら標高はあまり関係しませんので山歩きを楽しんだ後に麓の駐車場や野原で運用するのが現実的だと思います。試験運用結果も良好でしたのでよく眠れそうですhi

 

 


悪魔の呟き

2023年10月21日 15時42分10秒 | 今どき無線

You-Yubeの動画で比較的若い無線家の方が、430MHzでQSOしていたらスーパー・ローカル局から「こちらが抑圧を受けて困っている」といった苦情を受けて、更にその局が別の局との会話で「抑圧野郎」が出てくるとどうにもならない・・といったQSOを聞いてしまい、大変悩んでいるといった動画がアップされていました。悩んだ末に出した結論は「もう自宅では430MHzには出ない」という投稿ビデオでした。それに対しコメントは様々の様ですが、概ね同情的なコメントが多いようです。

そのビデオを見ていた私・・ではなく「悪魔」は心の中で「何をひ弱な事言ってんだ。なぜアンタが止めなきゃいけないの? アンタは何も悪くないじゃん」と呟いています。まあ、最近は局数も少なく、且つ争いを好まない人が多くなった様で、このような結論に達したのだと思います。

しかし、悪魔的には本来、アマチュア無線の世界は弱肉強食を前提として成立しており、更には免許制度に基づく許認可業務で明確な資格格差がある遊びです。別に4級者より1級者の方が人格的に優れている訳はないのですが、格差があることは事実だと思います。

数年前、私・・ではなく「悪魔」も同様の相談を受けたことがありました。相手局は1アマで近くKWの免許申請をする予定との事で無線機が壊れる程の近距離なのでどうしよう・・といった事でした。

その時、悪魔が伝えた答えは・・「それなら、あなたも1アマを取ることです・・KW出すかどうかは別にしていつでも出せる環境を自分で作るしか対等に戦えないでしょ。そしてその局よりもアクティブに運用することですね」というものでした。

QRVするバンドを紳士協定で棲み分けするといっても相手が応じなければ成立しません。もしも悪魔自身にこんな和解案を出されたら即座に拒否します。何故なら免許されているし、更に運用許容時間も「常時」と明記されているからです。

今は、免許内容の開示制度で検索一発で相手の保有資格等が解る仕組みになっています。クレームを付ける側の「爺さん・・だと思う」は必ず開示情報を見ていると思います。「ほおー、こやつは儂よりも格下か・・しめしめ」なんて思っているかもしれません。本当は改正前の認可電力や周波数も残してもらいたかったのですが・・

悪魔自身が学生で一番無線に夢中だったころは1970年代でした。この頃は屋根に上って見渡せば、至る所に無線のアンテナがボコボコ見える時代でした。抑圧・混信・混変調・サイドの広がりなんて当たり前の様にありましたので、各自が色々と苦労しながらしのぎを削っていた頃です。

本当にあった実話を一つ・・

隣町に住んでいたJJ1君は同年代でよくラグチューをしていましたが、彼より先に何と隣の家がアマ無線家だったのです。アンテナを回すとエレメントが直接タッチする状況でした。更にその先発無線家のJF1さんは教員で、彼の学校の先生でした。 悩みましたが、彼の出した結論は「相手が先生でも遠慮しないでガンガン無線をやる」・・といったものでした。我々も賛同して応援しました・・いや、煽っていたかもhi

先生も「この野郎」と思ったはずですが、流石に教え子相手にケンカも出来ず結果的には彼が優先権を取ったと記憶しています。

 


7MHz怒涛のパイルと優れもの

2023年10月20日 16時10分43秒 | 今どき無線

午後3時頃帰宅して、おやつを食べながら雑用を片付けてまずは10MHzを聞きますが、この時間に聞こえる国内局は弱くて少ないため7MHzにQSYしました。バンド・チェンジをした途端スコープが踊りだしました。「??金曜のこの時間にコンテストでもないだう」と聞き始めますが明らかにスプリットでのコールです。7025KHzあたりが塊ですが、ご本尊が解りません。数年ぶりにDXSCAPEを開いてみると7020KHzにZW9Wが出ているようです。我が家の強風のためクランク・ダウンした地上高10mのVDPでも579~589で入感していますので、そりゃー猛烈なパイルにもなりますね。久しぶりに聞いたドックパイルでした。

DXのパイルアップ・・懐かしいな・・朝からDXSCAPEを睨みながら追いかけていた頃もありました。

さて、先日、水戸市のOMから和文CWで「すごいシートがあるよ。驚きますよ」と教えていただいたモノが届きました。値段はリーズナブルですがエレキー・バグキーに敷いたところビクともしなくなりました。今まで、いくつかのシートを試したことはありますが微妙にクッションが効いたりして、剛性感が無くなり使わなくなっていました。これならば複式等の「ひっぱたき野郎」にもビクともしないし、変なクッション感覚も皆無なので使えます・・相当な優れものです。


最終手段のモールスは健在ですネ

2023年10月16日 20時18分38秒 | 今どき無線

You-Tubeの公開動画なので、大丈夫だと思いますが・・

どんなに通信手段が進歩しても最後の一手はやっぱり縦振り電鍵の「モールス」なんですね。本物の通信を聞く機会は無いと思いますし、常時モールスでやり取りはしていないと思いますが・・練習だけは継続しているのでしょうね。素晴らしいです。自衛隊は定期的に駐屯地を開放して一般人との交流を図っているらしいのですが、こんな実演があるのかな?? あるならば見学したいですね。

【職種がわかる!】航空自衛隊の通信


なんやかんや色々とQSOしています

2023年10月15日 18時00分40秒 | 今どき無線

最近は、運用に10MHzが加わり益々楽しくなっています。たった3MHzしか??変わらない周波数ですが7MHzとは明らかに違う伝搬は楽しいものです。関東圏は非常に強力な信号でQSO出来ますので、今迄144MHzで519~539でQSOしていただいていた局とも59++でQSO出来ます。他エリアも6と8エリア以外は大体599ですので大いに楽しめます。

毎日は難しいですが、時間のある時は朝7MHz~昼10MHz~夜144MHzと和文CWの渡り歩きが可能です。

それ以外のバンドやモードも少しだけ覗いており、コンテストやFT8などをやらない「なんちゃって和文専門局」としては結構な交信数ですhi

↓ CWは全部和文のQSOですね・・1200MHzは山歩きのハンディ運用です


10Mhzって、意外と和文CW初心者さんにお勧めです

2023年10月12日 20時09分07秒 | 今どき無線

最近、日中に時間があるときは10メガで楽しむことが多いです。

色々とワッチしたりQSOしていて感じるのですが、7メガに比べて端正な符号の確率が高いですね。7メガの様な「納豆」「魚屋」「キツツキ」「符号の連続」といった符号に遭遇したことは現在までありません。7メガだと欧文・和文を問わずコールサインすら良く解らない時もありますね。10メガはエレキー使用率が高いようですが、なぜでしょうか??

私もこのバンドではエレキー使用率が高く、お互い「よくわかる」符号なのでQSOも様々な話題に発展して楽しいQSOが実現しています。私は縦ぶれやバグキーも大好きなのですが、やはり崩れた符号を長時間聴くのはとても疲れますし、自分自身も極力エレキーに近い符号を送信するように注意しています。「個性」と「自分表現」と言われる方もいるようですが、やっぱり相手あってナンボですから・・

10メガはライセンスの制限はあるものの、和文で色々と話題を広げたい方とか初心者の方にはとても良い環境なのではないかと感じています。

 


ブログ開始から6981日・・だそうです

2023年10月10日 21時04分09秒 | 今どき無線

ブログの編集画面を見ていたら開始から6981日と出ました。1回目の投稿は2004年8月29日なんですね・・つまり20年もこのブログを続けているという事に我ながら驚いています。当初はブログの題名通り「出張」ネタが多いようですが、書きぶりも・・何というか・・斜に構えた様な書きぶりです。無線ネタは後年になってからですが、良くも続いたものだと感心(呆れて)しています。

私がPCを趣味の様に触りだしたのはwin3.1の頃で、ms-dosなんかも多少かじったりしていました。そのころ雑誌に「サイビズ」という本がありまして、この雑誌は当時ようやく流行りだしたスモール・オフィスのLANを進めようという趣旨の雑誌でした。興味もあって積極的に係わった記憶があります。今も本棚の隅には当時の掲載記事号が保管されています。

このブログも自分自身で読み返すと意外と楽しく、時間を忘れることもあります。

↓ 若すぎる自分・・さらりーまんです。

 


CWラグチューを楽しむ為の話題作り

2023年10月08日 18時55分56秒 | 今どき無線

最近は、430メガなどのFM交信もQTH,QRAやカードの交換程度で終わってしまうファーストQSOが多いですね・・

どうも余計な事や相手の懐に入り込むような会話は控えている局が多い傾向らしいです。CWも欧文の典型であるショートQSOが主流なのは、どうやら言葉の壁だけでは無いようです。この傾向は和文CWにも当てはまるようで天気や気温の話程度で終わるQSOが多いような気がします。もう一つは・・特にCWでは相手の声も解りませんし、一体何を話せば(打電すれば)良いのか解らないという意見もあるようです。

しかし折角、母国語CWを使える訳ですので勿体ないと私は思っています。

私は随分長い期間ハムログを使用しておりますが別にリグと連動させたりはしていません。しかし相手局の話題に関するメモは必ず書き込みしています。これを長く続けると例え何年たっても「〇〇年の頃はアンテナはDPでしたが今は如何ですか」とか「前回はバグキーがお好きと言っていましたが、今もバグキー専門ですか」等と話題をどんどん作ることが可能ですね。年齢情報も知りうる範囲で書き込みします。・・あの頃〇歳だから、今は〇歳か・・などとなりまして、現役続行かリタイアか等も話題の一つになりますね。

和文CWが大好きで「こども新聞」等を和文モールスに変換して定期的に公開しているOMがいらっしゃいますが、そのOMの記事で「和文CWは受信より送信の方が難しい」といったコメントを出されていますが、同じようなご意見ですね。要は「会話力」が楽しむ為の大切な要件だと仰っています。

私も自分の近況や楽しみ方を色々とお伝えして和文CWをもっと楽しみたいと思っています。

 


10mhzに再度QRVしています

2023年10月07日 09時47分38秒 | 今どき無線

最近、7メガでQSOしていますと結構な割合で「10メガもやっています。和文局もたくさん出ていますのでコンテストの避難場所としてもFBです」という電文を受け取ることが多くなっています。

現在のVDPは所謂クラシック・バンド用なので10メガに出ることは出来ませんし、その下にはRADIX製の3.5メガVDPが上がっておりまして、どうしたモノか色々と考えていました。本当は以前のようなワイヤアンテナが一番安上がりで良いのですが、もう屋根の上は使いたくないし・・タワーがクランクアップなので最高部からの斜め張りも難しい状況です。結局は3.5メガのアンテナを降ろして同じRADIXの10メガ用VDPという事に落ち着きました。これですとエレメントの交換だけですので施工時間は調整込みで30分以内で完了です。エレメント長は3.5mのモノにしましたがテスト運用でも全く不満なく飛んでくれています。

これからのシーズン、3.5メガも楽しみなのですが私自身が最近、早寝になってしまいまして3.5メガのゴールデンタイムになかなかオンエアーする機会も減り・・更には和文というよりCW局数もひと頃に比べてとても少なくなっているようです。

逆に10メガは平日の昼間でも必ず和文局が出ていますので、楽しく運用できています。

↓ エレキーとバグキーとは変な組み合わせですが、最近はこのスタイルです