いつも週末に7メガでQSO頂いているOMからメールでDitdahChatの利用についてご質問を頂きました。
内容は断片的ですが返信した文面を記録として保存します。
____________以下 返信文___________
さて、 DitdahChatの件ですが・・
①マウスクリックか矢印キーでトーンの送出は可能です。 私も最初は使わなくなったマウスを分解・基盤を取り出して縦ぶれキーを接続しました。 エレキーもキーヤーが有れば使用可能です。但し、 この方法では画面中央の大きなボタンに常にマウスポインター/カーソルがある必要が有りますので、 うっかりするとモニター音は出ているものの信号が発信されていない事があります。(私は通常、 マウスはワイヤレスですのでUSBでマウス/ 電鍵を併存させています。)
② この現象を回避するためにアクティブ局はUSBシリアル変換アダ プター(1,500円程度)を介してシリアルコネクターに電鍵を接続しています。この方法ならばポインターの位置に縛られることなく信号の発信が 可能です。接続方法等はA1クラブホームページ等に掲載されています。(ネットでCW交信する方法を参照ください)
③前述の方法にて縦ぶれやエレキーを接続しますが、 PCのサイドトーンはほんの僅かですが打鍵に対して遅延があります。縦ぶれ程度の速度であれば違和感はありませんが、エレキーで 速度を上げるとほんの僅かな時差でミスが発生します。 これを回避するため私はエレキーの場合はPCのモニターを消音( 画面上で消音可能)してキーヤーのモニターを聞いています。
④また、USBシリアル変換でエレキーを利用の場合はキーヤー自 体が無極性のフォトリレーや昔のリレー方式でないと使用できません。現在、1, 000円程度で入手可能なエレキーヤー・キット等は殆どオープン ・コレクター方式ですので無理があります。 極性を逆接して使用可能との情報もありますが破損の危険性があり ます。
⑤実際のアプリ使用では、 まず自局のコールサインを入力して仮に他局がCQなどを出してい れば、そのROOMに接続すればQSOが可能です。自分でCQ出すときは既存のROOM1 ~ 2でも良いのですが、自由に作成可能です。私の場合はいつも「CQ 和文」というROOMを作っています。この場合、 コールサインは自動で表示されますので無線の様に自分でCQを打つ必要はありません。
⑥ 他局のQSOを受信したいときはそのROOMに接続すればQS0 が聞こえるはずです。実際にQSOしていなければ何も聞こえません。 この場合は相手に自局のコールが画面上表示されます。
タヌキ・ワッチしたいときは自局のコールに代えて「SWL」 等と入力してアクセスすればタヌキワッチも可能です。私のQSOが始まりますと何局かが「SWL」で入ってきます。
⑦ネットですので電波法の縛りはありません。 面白いNAMEとして今迄・・「電報配達人・特訓・訓練生」 などという名前も出現しています。皆さん、和文局ですネ。
⑧ 実際のQSOでは3エリアのマンション住まいで144メガしか出 られない局や台風でアンテナ撤去し、高齢で再建を断念したOM等とQSOしています。 またアメリカ在住の邦人局も和文で出てきます。
以上、長文になりましたが是非お試しください。 まだまだ局数が限定的なので無線と併用して楽しんでおります。 時にはネットでCQ出しながら本を読んだりテレビを視聴してコールが 有れば応答する・・という「ながら運用」もしています。
それでは失礼いたします。
JF1LXO