明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

現役モールス指導者のOMと90分のラグチュー・・いやー楽しかったです。

2023年12月29日 12時22分07秒 | 今どき無線

午前中に7MHz でCQを出しましたところ横浜のOMからコールを頂きました。実はこのOMとは2013年にオークションで青色のバイブロ・ブルーレーサーを競争入札した経緯があります。(その時は私が500円差で敗北しましたhi)

更に偶然ですが、最近You-Tube動画で高速バグ動画を見つけて拝見していたのですが投稿者にコールサインが載っており、そのOMだと知った経緯もあります。ですからCQは縦ぶれでしたがその後、バグキーに変更し最終的にはエレキーでラグチューを進めました。

QSO中に私の方から「プロの方ですか?」とお尋ねしたら「はい、先日まで永くcoast guardに勤務していましたが、今は退官して高校でモールスの指導をしています」とお返事頂きビックリしました。高校で電気通信術指導と言えば、現在では水産高校しかありませんね。『こりゃー本物の現役通信士だ!!』と緊張してきました(笑)

色々と質問(マグロ漁船や電報のやり取り等の事)させていただき、アッと言う間に90分が経過していました。QSOの中で一貫して言われていたのは「モールスを後世に残したい」という思いでした。いまは通信士養成課程の高校生ですらモールスやアマ無線に興味を示さず、スマホばかり弄っていると嘆いていましたし、今どきはスパルタなんてダメで褒めながらやっていますとも仰っていましたね。

年末の忙しい中、長時間お付き合い頂き、ありがとうございました。

↓ ↓ ↓当時の記事も見つかりました

VIBROPLEX ブルー・レーサーの争奪戦とその後の出会い・・(楽しい!!)

 

 


久し振りに使うリグと久し振りに使うKeyで楽しむ

2023年12月24日 18時40分44秒 | 今どき無線

久し振りに陳列棚から移動したリグとキーを使い週末を楽しみました。

まあ、FT450Dはエントリー機としての位置付けですから、その性能云々をいうのは酷というものです。でも、ラグチューには何の不足もありません。強いて言うとサイドトーンの音質に濁り感があるとか内蔵のエレキーも少しばかり癖があるようですが慣れてしまえば問題ないレベルです。この辺りは同じエントリー機のICOMの方が数段優れているような気がします。

十分に温まったところでQSOを開始します。

昨日・土曜日の10MHzでは以前、DitDahChatで数回QSOした滋賀県のOMと「初無線交信」が実現しました。マンションにお住いのようでDitDahChatの時には無線は144MHzだけでHFは出ることが出来ないのでDitDahChatを利用しているとの事でしたが、モービル用のアンテナを設置されたようで念願のHFオンエアーとなったようです。10WのIC-705なので心配されていましたが、何の心配もなくラグチューが出来ました。是非またお願いします。

そして日曜日の午前には、やはり10MHzで素晴らしいバグキーサウンド(とてもキレイな符号)を聞かせてくれるOMとQSOが出来まして、私も受信しながら急いで棚に置いていたバグキーをセットして久しぶりに2WAYバグQSOを楽しみました。どうしても始めはエレキーに慣れた人差し指が怠けていますが、次第に感覚を取り戻します。

更に夕方の7MHzでは、いつも10MHzでお相手頂くOMとQSO出来、ここでもエレキー⇒縦ぶれ⇒バグキー⇒エレキー等色々と楽しませていただきました。以前はスタンバイごとにキーを取り替えたりしてQSOしていましたが、ご無沙汰気味でありました。縦ぶれはもう少しリハビリが必要なのですが、楽しいQSOでしたね。

こんなノンビリと遊びながらのQSOは本当に楽しいものですhi


たまには使わないと・・

2023年12月22日 06時36分58秒 | 今どき無線

私のシャックには以前よりYaesuのFT450Dというリグがあります。前回のQRTで随分と断捨離したのですが、このリグは温存しておきました。数年前に製造終了となっているコストダウンの権化の様なリグです・・しかし海外では依然として人気があるようでLittleFT2000等と言われているようです。このリグには「魚群探知機能」は備わっておりませんが、無線機らしさを感じさせてくれるこのリグが可愛く感じます。

購入して1日で爆音ファンに嫌気がさして静音ファンに交換を実施しています。私にとって理想のシャックは余計な雑音がしない部屋で電鍵を叩くコツコツ音やバグキーのカシャカシャ音だけが聞こえる環境ですので、安定化電源も古いトランス/ヒートシンク式ですしPCもファンレスのモノを使用しています。

CW運用の点ではフロントパネルでキーヤーのON/OFFが可能です・・が!! スピードコントロールはメニュー階層を辿る必要がありますので、本格的にエレキーを使用するには外付けキーヤーが必携だと思います。そして、サイドトーンの音量調整はAFゲイン連動の他に独立した音量調整が可能です・・(この辺は好みが分かれますね)

色々と探ってみますと日本では不人気だったこのリグで今もFT8まで楽しまれている方もいるようです。私も久しぶりにコイツを温めながら週末を楽しみたいと思っています。

追記

その後、マニュアルをキチンと読んだところ割付ボタン1プッシュでキースピードも常時表示が可能な事が解りました。やっぱりYaesuのリグは取説をキチンと読まないとダメですねhi

・・という事は現用のIC-7300よりも手打ちキーとの併存等の点では大変便利という事になります。後はサイド・トーンの音質ですが、多くの方が指摘するようにキーの種類に係わらずポツポツ音が少し混じります。初代FT-450は酷かったようですが、随分改善されたという事です。

 


14MHzで待ち伏せされて和文・・Tnx OM

2023年12月15日 18時47分20秒 | 今どき無線

今日の昼過ぎにいつもの10MHzでCQを出したところ、群馬のOMにお声掛けいただきました。

このOMとは7MHz 、144MHzと2バンドでQSO頂いていますが、このバンドでは初めてになります。色々とラグチューをしましてファイナルとなったところで、お相手から「14MHzでも・・・」と私には聞こえたものですからスッカリ喜んで「では14.069MHzで」と打って早速QSYしました・・これは多分私の早トチリで「144MHzでも」だったのかもしれません???(笑)

しかし、スッカリ14MHzだと思った私は早々にQSYして相手局を呼び出しました。何回か繰り返しましたが応答がありません・・この辺りで勘違いかも・・と遅ればせながら気が付きます(笑) そして最後にCQを出して終わりにしようとスタンバイしますと、誰かが私をコールしています「AS AS ピーーーーーーーー」とチューンを取っているようで信号が強弱を繰り返し、その後お相手のコールサインが送られてきました。呼んで頂いたのは先のOMではなく鹿児島のOMでした。「先ほど10MHzでのQSOをワッチして14MHzで待っていました」と電文が来ましたので「ありがたや・ありがたや」と喜びながらQSOさせていただきました。このバンドは滅多に聞かないが、これからはワッチしてみますとの事でありがたいQSOは終了しました。 

群馬のOMも今度は是非14MHzでもお願いいたします。

今日はいつものIC-7300ではなくIC-7100でHFに出たのですが、このIC-7100は使い勝手という点ではIC-7300よりも便利な点もあります。パワーもキースピードも常時表示可能です。縦ぶれとエレキーのチェンジはメニュー階層を辿りますが、IC-7300より1アクション少ない動作でOKです。まあ、商品コンセプトが全く異なりますので比較対象にもなりませんが今やHF~430MHzまでQRV出来る貴重な100W機です。ファイナルが突然死するような持病もありません。

そろそろ生産終了だと思いますが、後継機種はメーカーとしても悩ましいでしょうね・・IC-705と被ってしまいますから、単に50Wにしただけでは差別化も出来ない・・かといって100W機だとIC-7300と被ってしまう・・悩ましいですね。

↓ 右の小箱は何という事も無い、メモリー呼び出し基盤をIC-7300と切替式にしただけの「暇つぶし工作」です。ホントは1CH(CQ用)で良いのですが部品が有ったので2個にしただけhi


Begali Simplex Mono

2023年12月14日 14時31分54秒 | 今どき無線

程度良好なBegali Simplex Monoが入手出来ました。

このキーはダブルレバーのスクイズ・キーではなくダブルレバーのシングル・キーです。中古で入手しましたが、開けてビックリ・・未使用かそれに近い状態です。レバーが格子状(穴あき)になっていないのがチョット残念ですが、私の好きな赤色です。

今どき、シングル・キーを買う人は極めて少ないので廃番品かと思いましたが、本家HPには今でも載っていますね。同梱のカードによれば、このキーは2007年出荷の様です。現行のBegali Simplexは接続ケーブルがミニジャックで接続出来るようになっているようですが、これは裏面に直付けです。

いくつかのスクイズ・キーを持っていますが、あまりスクイズ操作が得意でないのと、スクイズ操作に慣れてしまうとバグキーにクイック・チェンジ出来なくなってしまう・・・という心配もありまして、殆どスクイズ・キーをシングル・キーとして使っており、これも違和感は全くありません。

私はBegali のキーは初めてなのですが、日本製品やアメリカ製品とは明らかに思想の違いを感じます。

 


HI-MOUND MK8で久しぶりに遊ぶ

2023年12月10日 15時39分16秒 | 今どき無線

久し振りにこのMK8を取り出して使ってみました。このキーは私にとって、忘れることが出来ないCWデビューのキーです。

もう40年くらい前ですが、ようやくCWにデビュー出来るようになりましてキーを探してアキバの販売店を数件巡るうちに見つけたものです。「うっ美しい!!」と即買いでした。CWデビューとは関係なく開局当時より縦ぶれ電鍵は持っていました(たしかSATO無線のプラ製のキー)しかし、これは電信をやるために備えたのではなく当時の真空管リグのファイナル調整の為のモノでした。ローカル各局も皆、電鍵を持っていたと思います。当時はバンド内のあちこちで「ピーー」とチューンを取るキャリアが聞こえましたね。

このMK8と自作のエレキーヤーを組み合わせて、CWデビューしたのですが最初は、殆どアタマの中真っ白でパニックになりながら毎分35字位の欧文QSOをしていました。QSOは省略無しのラバースタンプでNetやHAMLOGも無かったのでカンニングも出来ず、名前やQTHのコピーでは髪の毛が逆立つほど緊張していました。

そんな思い出のキーですが、改めて打つと意外にも高速打鍵が楽しいことに驚いています。現在、販売されているキーの大半はパドルの間隔が開いていますが、このシリーズはまるで1枚の様な狭い間隔です。好みは分かれますが、とても打ちやすく感じました。

丸いベースのモデルは既に廃番ですが、現在もなお鉄製台座と大理石台座のモデルは健在ですね。

 

 


仙台のOMから複式電鍵について通信教育頂きました Tnx OM

2023年12月09日 12時05分01秒 | 今どき無線

いつもの10MHzでCQを出しましたら仙台のOMからお声掛けいただきました。OMとは何回かQSO頂いていますが、前回のQSOでは最新の自作複式との事でしたので、今回もその電鍵かお聞きしますとその通りでした。OMは複式電鍵の自作が好きで10台位の電鍵を作製して楽しまれているようです。

私も以前、ノコ刃を使用した複式電鍵を2台作成しましたが接点周りが難しく、見た目も汚くなってしまいました。その辺りをお伝えすると、すぐに電鍵写真のHQSLをお送り頂きまして、それを見ながらの質疑応答??となりました。はやり言葉だけ・・いや符号だけより遥かによくわかりますhi

OMありがとうございました。

私の複式自作1号電鍵の動画が残っていました。ACコンセントと鋸刃で「紀文」の蒲鉾板に鉄板を張り付けたモノで、見た目はお粗末です(笑)

QSOは夜の144MHzでお相手は、現在も430MHzで毎週月曜日に定時交信頂いている千葉市のOMです。改めて聞いてみると、ヤッパリ数字の5とかハイハイのHなどの連続短点が「レロレロレ」と聞こえます。

いまだに複式電鍵は苦手意識が強く使用していませんが、本当に複式の上手な方が打ちますと、「何の電鍵を使っているのか解らない」くらい端正な符号を聴くことが出来ます。いつもQSO中に・・「これはエレキーではないな・・バグキーでもない・・うーん、ヤッパリ縦ぶれだ!!」とお聞きしますと「いいえ複式ですよ」と返ってきます。癖符号よりもこういう符号に憧れますネhi

 


IC-7300ファーム・ウェア バージョンUPしたけど何も変わらない・・と思う

2023年12月07日 19時25分32秒 | 今どき無線

先ほどICOMのHPを見ていたらIC7300のファーム・ウェアが新しくなっているのに気が付きました。メインはIC-PW2の発売に備えての連携等の様ですが、「その他軽微な変更」とありましたのでKEY選択がクイック・ボタンに登録出来るようになっているかも・・という淡い期待で試したのですが、変わりませんね(笑)

まあ、メーカーにしてみれば今どきこんなニーズなんて気にしていられないという事でしょうね。

「ICOMのリグ単体でKEYの併存をさせたい方はIC-7610以上の機種をどうぞ」・・か・・だからHP見ていたんだけどhi


HK802仲間の語らい・・70分のラグチュー

2023年12月06日 13時13分19秒 | 今どき無線

昨日の夜、いつもの144MHzをワッチしますと墨田区のOMのCQが聞こえます。OMとは私が和文を始めた頃から何度もQSO頂いているのですが、最近はお住まいを建て直しアンテナもベランダホイップになったせいかあまり信号を聴く機会に恵まれませんでした。

以前よりOMがHK802を愛用していることは知っていましたので、私もHK802で応答します。

始めは近況報告などでしたが、やがて話題がHK802に移りますと・・もう止めなくラグチューに花が咲きます。購入の経緯や修理履歴、各部の細かい話などホント話題が尽きません。接点と受け板のベロの厚みは2種類ある~台座の穴~U字バネ~木製台座と改良点、ハイモンド社へ電話した内容まで・・

小さな電鍵一つで話題が尽きないのは正に手動電鍵の味わいというものでしょうか。数多い国産縦振れ電鍵の中でもこの機種は独特の打ち心地とデザインを有しています。恐らく今後、国産縦振れ電鍵の新製品が発売される事は無いと思いますので私も手持ち数台の電鍵を大切にしたいと思います。

そして70分も細かい内容のラグチューが出来る和文CWに感謝であります。


久し振りの縦ぶれ電鍵運用と外付けキーヤー

2023年12月02日 18時21分48秒 | 今どき無線

昨日は久しぶりに縦ぶれ電鍵が使いたくなりまして、3局続けて和文QSOを楽しみました。最近はHK808を使用する事が多かったのですが、昨日はHK802の登場です・・以前にもHK802を大変に気に入っており絶賛しながら使用していましたが、前回のQRT時に断捨離してしまいました。最近またもや、何故か急にHK802の感触が味わいたくなり再度入手したモノです。状態も素晴らしく、以前頻繁に行っていたバラして洗浄・磨きの儀式は全く不要な良品です。

久し振りの「後ろ接点」の電鍵の感触は素晴らしく、あっという間に以前にタイムスリップした感じです。とはいえ、やはりブランクがあり3局連続のラグチューで腕がパンパンになりましたね・・変な力が入っているのでしょうね・・縦ぶれ電鍵は、ヤッパリ毎日使わないと確実に技量が落ちる気がします。これからはお相手局に合わせて縦ぶり電鍵の頻度を上げようと誓いました(大袈裟hi)

さて、そうなると現在のIC7300の不満点が一気に出てきます。以前使用したFT991ではタッチパネル一発でエレキーと手打ちキーの切り替えが可能でしたし、もっと以前のFT2000D等にはエレキーと手打ちキーそれぞれの入力ジャックが備わっていましたがIC7300には無いのです。切り替えにはメニューから入ってキーの種類を選択しなければなりません。最初から「今日は縦ぶり・バグキーの日」と決めれば良いのですが・・やっぱり、その場の雰囲気で使い分けたいですよね。

ほんのチョットの手間なんですが、結構面倒です。そして、もう1台のIC7100には何と!!2系統のジャックが備わっていますが、エレキーはコントローラー部で手打ちキーは本体に付いているのです!! 私は本体のファンが煩いので本体は2メートル位離れた棚の下に入れていますが、ここから手動キーのコードを引き回すのはどう考えてもナンセンスです。このIC7100の一番残念な箇所ですね。

そうなると、外付けキーヤーという選択になるのですが・・現在手元には自作品が3台と宗七音響のキーヤーがあります。宗七キーヤーは別の用途で使いたいので自作キーヤーを色々と試してみました。しかし残念ですが、どうもイマイチなのです。この辺は感触の問題なので個人差があると思いますが、アイコム内蔵キーヤーに慣れて長点を3.5位にしているせいか、どうも落ち着かない感じです。DXなら良いのでしょうが・・

そんな折、今日の午前中に10MHzで先日QSO頂いた長野のOMにお声掛けいただきました。OMは色々なキーヤーを試されていてエレバグを常用されていますので「お勧めのキーヤーは何でしょうか」と聞いてみました。すると「マルツのキーヤー」と返事を頂きました。「マルツのキーヤー・・??・・確か以前にCQ誌の付録に基盤が付いていたモノで組み立てた記憶があるなぁ・・」「そうだアクリルのコレクションBOXに入っているヤツだ!!」と気が付きました。

このキーヤーは組み立て後、確かケーシングが面倒で基盤むき出しのまま飾りになっておりすっかり忘れていました。

QSO終了後に早速、取り出して試してみました。10年位放置していたのでダメかもしれないと思いつつ電源ONすると元気に鳴き声(符号)が聞こえます。打ってみると、他に試した自作機よりも感触が良好です。暫く使ってみる事にして夕方、7MHzで同じ長野市の別の局と約40分間ラグチューしましたが良好な感触です。これで、ひとまずエレキーと手打ちキーの併存が可能になりました。

本当はリグ1台で済ませたいのですがICOMの中堅機はIC7300の4倍位の値段がしますので・・我慢であります。

教えていただいたOMありがとうございました。

↓ CQ誌は手元に保存してありましたが、2008/6の号です・・もう14年も経っていたのですね・・ビックリ