明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

Swedish Key のレストア完了

2024年07月27日 12時30分17秒 | 今どき無線

朝方に2局とQSOした後にレストア作業開始です。

このキーの分解は裏面のゴム足を外すところから始まります。何とゴム足は釘打ちで付いていますので曲げないよう、ゴム足を砕かぬ様に慎重に外します。

バラバラにした後は各パート毎に区分けしてクエン酸+重曹溶液に暫く浸け置きして、汚れを浮き立たせます。後はもうシコシコとピーカール磨きで、仕上げは宝飾品用の艶出しクロスで丁寧に仕上げていきます。木製台は塗装の割れも無い状態でしたので、家具用のスプレー・ワックスを少量使用しました。

多分、40年モノだと思いますが、前オーナーの保管状況が良かったのか木製台の内部のスポンジも腐食なくキレイな状態でした。

真鍮キーの磨きについては好みがあり、「そのままが良いのだよ」という方も多いと思います。確かに歴史を感じながら使用するのも良いですが、オーナー・チェンジでまた1から積み上げて行きたいと思っています・・・でも、もう40年は使えないなぁ・・100歳オーバーになってしまうし(笑)

↓ ↓ 前の投稿記事写真がbeforeでこれがafterです


SWEDEN ホバーベルグの Lennart Pettersson & Co. によるモダンSwedish Key 

2024年07月24日 11時00分17秒 | 今どき無線

余談ですが、知人が熱中症で救急搬送されました。命に別状ないのですが3日間の入院だそうです。

特に炎天下に出ていた訳では無く、室内でエアコンを付けていたのに目眩が激しくなったようです・・もやは他人ごとではありませんね。

さてヤフオクでスウェーデン キーの出品があり、落札しました。個人的には随分安い価格で入手出来たと思います。

私は10年程前に一度、e-Bayにて同型を入手したのですが、人手に渡してしまいました。手放して後悔したモノの一つです。この種類のキーは資料によれば、発祥は 1880 年代になるようですが、これは恐らく1980年代の最新型(と、言っても45年前・・)(笑)だと思われます・・80年代なんて、ついこの間ですよねhi

このキーは後ろ接点で打ち心地は滑らかで官能的です。日本のHK802と同じ構造ですが、こちらの方が全体にシンプルな仕上がりで滑らかな打ち心地となっています。材質は真鍮なので45年位の時の経過により黒ずんでいますが磨けば輝く筈です。時間のある時にレストアしたいと思います。

もしも、このキーの出品に出会ったらエレキー派の人もバグキー派の人も是非手元に置かれる事をお勧めします・・・なんか営業マンみたい(笑)

最近のオークションは匿名発送になっているので全く分かりませんでしたが、売主さんの評価コメントを後から見てビックリ・・A1クラブの人ならば誰もが知っているOMでしたhi

大切にしたいと思います。

 

 


AG6JUさんの記事を読んで・・そうだよなぁーと激しく同意した

2024年07月21日 19時18分55秒 | 今どき無線

偶然、あるYouTube動画を見ていてコメントにAG6JUさんが投稿されていました・・POTAの記事です。

AG6JUさん・・QSOしたことも無いのですが日本人の方で時々、コメント欄に投稿されますね。

この記事を読むと、やはりJAの移動運用や599BKスタイルは速度が速すぎますね。多分、打っている速度でお話しを返したら応答できないでしょう。良いとか悪いの話しでは無くて、これでは何時迄経っても新しい人がCWの世界に入ることは難しいと思います。

まあ、得意気にパラパラ打つのも相手の速度に合わせるのも趣味の範囲ですから、大した問題では無いのですが・・Wあたりの移動運用ビデオを見ているとノンビリと本当に楽しそうですね。

記事の引用も出来ないのでリンクだけはしておきます。

Ham用の英語

 

 


色々なロールコール(OAM)を聞いての感想

2024年07月21日 11時07分56秒 | 今どき無線

日曜日は色々な和文OAMが開催されています。

代表的なのはA1クラブなのですが、先日の記事にも書いたように最近では参加局も少なく、リレー開始後数局で閑古鳥状態ですね。

今日は7MHzでチェックイン後10MHzへQSYして楽しみました。コンディション的にはあまり良くなかったですが、私がコールした局とは10年振りのQSOで10年前は欧文QSOで和文は今回が初めてとなりました。

そして私のCQに対し今度は11年ぶりの局からコールを頂き、2局とも懐かしいQSOとなった訳です。ありがとうございました。

その後は、お馴染みの長野のOMがリレーしたのですが、途切れてしまい結局そのままCLとなりました。恐らく7MHzの方もそれほど長くは続かなかったと思われます。

その後、144MHzへ移りワッチしていますと「厚木無線クラブ」のオープン型OAMが聞こえています。キー局は厚木市でアクティブなOMですが欧文OAMと和文OAMの両方のキー局を務めています。和文になりチェックインしたのですが結構賑やかなのです。複数局が同時にコールする場面もあり、キー局は小気味よく進行しています・・書きながら聞いていますが、和文も1時間位続いていますね。

やはりリレー式というのは敷居が高い・・というより「誰も呼んでくれなかったらイヤだな」という意識があったり、「初心者なので心配だ」というのもあるようです。そして10MHzではコールしようと思っていたらスキップゾーンからのCQになってしまったという事もありますね。

A1CのOAMも月に1回はキー局方式ですが、個人的には逆転して3回はキー局式にした方が敷居も下がるし参加局も増えるような気がします。キー局は募集すれば1局当たりの負担も軽減されると思いますが、どうなのかな・・まあ、無責任発言で申し訳ないです。でも賑やかじゃないと人が寄ってきませんよね・・屋台のたこ焼き屋もそうです(笑)

ガラーーんとした10MHz


液漏れ注意!! しくじったら10,000円也

2024年07月20日 12時32分56秒 | 今どき無線

1か月ほど前に144MHzや29MHzのアンテナを上げた時に久しぶりにアンテナアナライザーを使用しました。とても便利なモノでこれ無しでは調整も面倒になりますよね。

しかし、使用開始後 ( 首にぶら下げてマストをよじ登り給電点近くで測定します) 暫くするとSWR液晶表示が消えてしまいます。測定は出来ているようですが周波数可変の状態が解らず、役に立ちません。何しろ命綱を付けての作業中ですから、指でチョンチョン弾く位しか出来ずに心折れました(笑)「おかしいなぁ・・前日の点検では正常だったしバッテリー残量も十分だったのに」

室内に戻り、取り敢えず電池格納部を開けてみます・・「ほんの少しだけど液漏れしているなぁ・・しかしこれが故障の原因とも思えないけど・・」接点部分をドライバーでコジって綺麗にして再度確認すると「あっ治った・・」「アッやっぱりダメだ」の繰り返しでした。やむを得ずメーカー送りにしました。

・・1か月、音信不通です。しびれを切らして電話したところ、修理は外注で少し混んでいるとの回答でした。それから更に2週間で生還し1万円+チョッとの出費となりました。

修理内容は「電池液漏れによる基盤浸潤の為、基盤清掃及び部品交換」となっています。更に修理担当者の鉛筆直筆で「電池は同一メーカーに統一すること」とメモが添えられていました(笑)

液漏れは目視ではホンの僅かでしたので、全く別の原因を想像していました。・・これなら自分で出来たかも・・負け惜しみhi

外注修理担当が会社なのか個人なのか不明ですが・・想像するにこの機種は以前のクラニシのアナライザーをベースにしているのは間違いないと思いますのでクラニシのOBの方かもしれません。

確かに単三電池等はドラッグストアーのレジ脇に有る安売り品を適当に混ぜて入れていました・・随分と初歩的な失敗ですねhi

この機種の電池収納部はビス止めで頻繁に電池を出し入れするのは、とても面倒です。プラスチックの頭が付いたビスを探さなくては・・

↓ ↓ おまけにカッティングシート3枚が付いていましたが・・・ちょっと貼れないな(笑)

 

 


和文CWへのカムバックも勧誘??出来た楽しいQSO~144MHz/SSBのHiFi局

2024年07月15日 12時51分06秒 | 今どき無線

最近・・いや以前から144MHzや430MHzのPhoneは、近場の1Stであっても基本的にはQTHとQRAそしてカード交換でファイナルという形態です・・599BKと同じですね

勿論、私も難しい伝搬や弱い信号ではそうなのですが、通常では物足りない気がしてPhoneによるQSOが疎遠になっています(性格としてはオシャベリなんですが・・)

しかし、連休初日の144MHz/SSBでは初めてにも係わらず、1時間もQSOしていました。ワッチしていたら、いつもVUHFのSSBは音質がシャリ・シャリの局が多い中、素晴らしい音質でCQを出している方を発見し、思わずコールします・・マイク系の切替器を設置したおかげhi

音質が素晴らしいHiFiであることをお伝えしてリグの紹介などをしますとお相手局も「IC-9700を使っています。マイクは社外品の〇〇で48Vファンタム電源で〇〇しています」(私はこの方面は全く疎いので知らない型番でしたが、定番品の様です)

へぇ~IC*9700でもこんなに良い音が出るのかと感心しながらQSOは続きます。その後もIC-7300の静音ファンの話やアンテナの話に花が咲き時間を忘れてしまいます。

私はVUHFなどのPhoneでQSOする時はCWそして和文の話題は出さないようにしています・・あまり興味を示されないからです。しかし今回はOMの方から「私は以前、和文CWを随分やっていたのですがブランクがあり、今は速い符号はチョット苦手になってしまいましてお休み状態です」とお話が有りました・

こうなると、もう・・待ってましたというばかりに「もう一度、是非QRVしてください。現状の和文は~な状態です」等々の現状をお話しします。OMも「話を聞いてもう1回出てみようかと思います」とお返事を頂きました。

まあ、世辞かもしれませんが本当にカムバックしてくれたら、こんなに嬉しい事は有りませんね。是非ともお願いします。

↓  ↓シャックでは少しお邪魔な存在ですが、今回は素早い対応で役に立ちました CQメモリーとマイク切り替え器

 


ハムフェアー企画でA1クラブから楽しそうなキットが頒布されますね

2024年07月14日 17時32分01秒 | 今どき無線

数日前にメーリングにてハムフェアー頒布企画として「ハンディトンⅡ」というキットが頒布されると発表がありました。

このキットはエレキー機能と共には2キーヤー機能も有しておりハンディ機でF2が楽しめるというモノの様です。

皆さんはF2モード運用した事ありますか?

私は2014年に投稿した記事の様に、その楽しさに驚き感激したことがありました。当時、FT897を所有していましたが・・このリグ面白くてFMモードでキーダウンしますと勝手にF2モードとして機能してくれました。これで現在もアクティブな甲府のOMと144MHzで双方599・・いや59かな?にて和文QSOを楽しんだことがありました。

この機能が搭載されたキットですから、本当のハンディー機にてF2のQSOが可能になれば小高い場所や登山の途中で和文ラグチューも可能になりますね・・相手がいればですが(笑)

CW-QSOのアフターとしてFMでのQSOも出来るので楽しさ倍増だと思います。

使用形態としてはやはり599BKよりもラグチューが似合いますね。楽しみです。

Wow!! 144Mhz F2 QSO(和文) 山梨県~千葉県 599!!

 


日曜日の恒例行事・・A1クラブ和文OAM・・参加者減っているな・・

2024年07月14日 16時15分47秒 | 今どき無線

毎週日曜日の恒例行事です。

少し早めに7MHzをワッチして、一足先に長野のRRHさんと短いQSOを楽しみます。

その後。待機して無事にチェックインを果たしました。リレー式ですので私がCQを出したところ複数局からコールを頂きました・・J・・A・・9・・RRH・あれ??聞き間違えたかなと思いましたがそのままコールバックします。

サフィックスが同じ方でした。全くの1stQSOで嬉しくなりました・・何しろ最近、和文CWで全くの1stQSOは殆どありません。自己紹介を簡単に済ませバトンを渡します・・「これで長野のRRHさんがリレーしたら面白いな」とニヤニヤしながらのファイナルです。しかし、先のOM局はQSYしてしまいました・・残念!!

その後暫く、バンド内ワッチでOAM第1とOAM第2(最近はQRMを減らしてQSO機会増大を企図して2波体制で実施されています)をワッチしますが、コールする局が途切れたりして寂しい限りです。コンディションも関係しますが少ないですねぇ・・

記憶では10年位前は、欧文OAM程ではないものの結構なパイルアップがありチェックイン迄1時間位掛かることもザラでした。この待ち時間が退屈かというと、そんな事は無く各局の近況や信号の具合を楽しく見守る事が出来ます。これこそが本来のOAM/ロールコールなのですが、最近は本当に減少傾向で開始から30分程度で閑古鳥ですね。

勿論、同好のクラブOAMですからほんの一部の局が参加しているのは解っていますが、やはり和文局減少傾向は確実に進行しています。

現在、別のモードや欧文のみで楽しむ局を和文の世界に引きずり込む(失礼)方策は無いものか・・きっかけや動機が無いしなぁ・・

少し寂しい状況のOAMです

 


他のどこにも記述の無い素朴な疑問・・でも【重要】

2024年07月11日 11時25分03秒 | 今どき無線

欧文の練習をしているといくつかの疑問が生じます・・とても単純で初歩的な疑問かもしれませんが、色々な手記や平成2年12月3日付・郵政省告示721号にも記載されていない事項について日本無線協会試験担当へ電話で質問してみました。とても丁寧に対応いただき感謝しています。

①欧文送信中に誤字を送出した場合に8短点で訂正しますが、その訂正符号を7短点や9短点打った場合はどうすれば良いのでしょうか?

     ⇒間違った訂正符号の後に正しい訂正符号を打てば、減点にはなりません

②欧文送信中に誤字を送出した場合に8短点で訂正するところを和文訂正符号「ラタ」を送出してしまった場合はどうでしょうか?

 ⇒それは明確に誤りですので2文字が誤字として減点の対象となる可能性が高いです

③欧文電報受信用紙には横罫線があるのみですが、受信中に罫線内に収まらず、本来なら2ページ目へ移行するのですが、続けて罫線外の下段余白に記述した場合はどうなりますか?

 ⇒罫線は一応の目安であり、はみ出たとしても現状では品位点を含めて減点の対象にはしておりません

④欧文受信の際に発信番号の前置きとして「NR」が送出されますが、送信・受信時の扱いは如何ですか?

⇒送信の際には必ず送出してください‥減点の対象です。一方受信では記載してもしなくても構いません

⑤欧文電報の最後に署名がありますが送信ではBTで署名に移行しますが、受信時は「=」イコール記号ですよね。この「=」記号は必須ですか?

⇒必須なので、記述してください

と、まあこんな感じです。国内電信の和文電報についても以前、質問をしましたが、その時も丁寧に教えてくれました。

欧文の試験でラタ・・練習してますと無意識に打っていることがあります・・危ない危ない

他からの伝聞や思い込みは不正確ですし、たった1点で落ちてしまう可能性もありますので、正確な情報は大切ですね・・でも今は1点どころか途中リタイアの恐怖に怯えています(笑)

 

 


こりゃ~マズイ展開 書けない・打てないの二重苦・短点攻撃にズタボロです

2024年07月10日 09時33分20秒 | 今どき無線

欧文モールスは和文モールスよりも遥か昔に、とってもユックリでしたが(笑)実技試験が有った頃に一応体得してラバスタなども随分やってきました・・

その後和文モールスの魅力にハマってしまい、現在ではほぼ和文専門局の様になっています。そのような状況ですが、最近は欧文モールスを重点的に練習しています。

欧文モールスには「暗文」のランダム受信と「普通文」の受信があります。受信速度は公式CDでは「暗文」が21WPMで「普通文」が23WPMになっているようですが、本番ではもう少し速いですね。「暗文」は書けるのです・・これは速度が遅いからではなく、5文字が1単位の連続なので仮に1文字落としてもリカバリーが簡単だからです。

ところが、自信満々で「普通文」を受信しますと絶望感に襲われます・・書けないのです。脳内ブァッファを増やす練習は簡単では無いですね・・なにか良いサプリはないかしら(笑)

和文の場合は、個人的印象としては「暗文」よりも「普通文」の方が、楽に書き取り出ると感じています。これは邪道ではあるものの、やはり日本語なので前後の脈絡からリズムに乗って書き取れる場面が多いからだと思っています。

そして、次の大問題は・・私、小文字筆記体が書けません(笑)・・いや中学で散々練習したので書けますが、受信速度に合わせては全く書けません。早く書けるのが筆記体なのに、考えてしまうんですよね。もう時間も無いので大文字ブロック体・・時々、小文字ブロック体で行くしかありません・・情けないなぁ・・

そして送信でも大問題が・・皆さん日頃、欧文訂正符号のHHを使いますか? ワッチしていてもHHを打っている局は少ないですよね。トットっとっ等とお茶を濁している局が大半です・・私も改めてHHをキチンと打つのですが、25WPM位でHHを打つとかなり怪しい状況になってしまいます。ひと塊の符号として送出出来るように初歩的な練習が必要ですね・・なにしろ訂正の符号を打ったのにそれが間違っていたらどうすりゃ良いのか・・ですよね(笑)

更に練習文の文字が小さいので、ほんの少し乱視気味の目で追いかけますと(I)と(H)等が連続していると非常に読みづらく時には間違えてしまう事もあります・・メガネ作り直しかな・・

そんな日常ですが、今日も欧文の短点攻撃にボロボロになりながら生活しています。

書けねぇ~ 英語が出来ないので普通文でも暗文でも同じようなモノなのですが・・

↓ 和文は国内電信級も同じ速度です・・欧文は・・

【模擬試験2】電気通信術(1総通、2総通)


流山・柏ローカルの一つの歴史が終わった日

2024年07月07日 17時15分49秒 | 今どき無線

昼過ぎに近くのコンビニへ買い物に出ました。毎度行くコンビニですので周りの景色は目に焼き付いています。

買い物が終わって出口を出たところで、思わず立ち止まってしまいました。いつもならコンビニから50~60m先にしっかりと見える30メートルのタワーが取り壊しの真っ最中です。

このタワーは4角自立型のDXタワーで多分、数あるタワーの王様だと思います。オーナーは私より2歳年上の方で、今から45年程前に建立して14MHzのフルサイズ5エレや21MHz のフルサイズ6エレ等をぶん回していました。その後、先輩も就職等でご実家を離れたのですがタワーだけはアンテナ無しの状態で立ち続けていました。

解体工事を見つけて慌てて、お宅へ車を回します。その方に会えるかもと思ったからです。予想通り、少し太くなった(笑)先輩が立ち合っていました。立ち話ですが45年ぶりに色々とお話が出来ました・ご本人は「残念だけど、ホッとしたよ」と言われています。確かに狭い(ゴメン)住宅地に30mもの高圧線の鉄塔の様なものが半世紀も立っているのですからご本人も周辺の人もホッとしたのでしょう。

この方には無線は勿論、色々と教えてもらいました・・初めて酒とタバコを口にしたのも高校の頃、この先輩の部屋でした。初めてのウイスキーとタバコに完全にやられてその部屋でゲロを吐いたこともありましたね。学校は違いましたが無線がキッカケで、その方の部屋には周辺の同世代局が集まっていました。

今はS県にお住まいで無線は全くやっていないそうですが、再開を約束してタワーの無くなったお宅を後にしました・・何だか寂しく、一つの歴史が終わったような気分になりました。

こんなとんでもないタワーを当時20歳位のお兄さんがよく建てたと思います。

ユニットでは無く鋼材1本1本を組み立てますので建てるのも大変・解体も大変です


6m AND DOWNだと1200MHzのCWも結構賑やか

2024年07月07日 10時36分14秒 | 今どき無線

今日は第54回6m AND DOWNですね。

私は特に参加しませんので、朝方は7MHzでのんびり和文ラグちゆーを楽しみました。その後10MHzでの沼津市各局とのラウンドと思ったのですが、スキップしておりサッパリ聞こえませんがお相手の広島局は599で入感していました。

その後、V・UHFにQSYしましたが144MHzや430MHzのCWはコンテストで耳が痛くなるほど賑やかでしたので、1200MHzに上がってみました。1200MHzのCWコンテストを聞くのは初めてで聞くまでは普段は全く何も聞こえない宇宙空間の様な場所なので「参加者がいるのかな?」と思っていましたが結構賑やかですね。私も呼び回りで10局とQSOしましたが1局は新潟県でした当然ビームアンテナだと思いますが、強く入感していました。

1200MHzは色々な意味で難しいバンドですね。免許関係は勿論ですがリグも現行機種は1機種ですし、アンテナは小型で手軽とはいえケーブル代でハンディ機位は買えてしまいますので、新しい局が参入するには結構高いハードルがあると思います。

そんなバンドですが、このバンドでも和文CWのラグちゅーをしたいですね。

 

 


修理上がりのIC-705動作確認と少しだけ運用・・(ICP)も

2024年07月06日 13時25分14秒 | 今どき無線

先日修理依頼したIC-705が無事に戻ってきましたので、昨晩~今朝に掛けて動作確認を兼ねて使用しました。

昨晩は夜の9時になると144MHzでCQ ICP CQ ICPと聞こえてきます。最初はどこかのクラブのOAMかと思ったのですが、バラバラの周波数でしたので色々と調べたところIC-705の利用者が主体となったQSOパーティーなのですね。

ポイントはIC-705単体の5Wのマルチが高く設定されているメーカー協賛のQSOパーティです。早速、単体でコールしましてリグ情報も送りました。電源も外付けバッテリーも繋がないIC-705は実に簡素で軽快です。今朝は7MHzや10MHzでもこのIC-705で楽しみました。全く不満が無いリグなので、デカいリグを横目に見ながら少々複雑な気持ちですhi

今迄、私もお手軽移動運用を何回かやってきましたが、いつも外付けバッテリーを使用しており、この軽快さを味わう事はありませんでした・・そういえば以前、FT817の500mWでWAJAを追いかけた時も500mWのくせに電源を繋いでいましたね(笑)

IC-705を使う時は、いつも移動用のGHD/CQオームの小型キーを使います。磁石などで台座に取り付ける方もいますが、私はキーを左手で軽く握り、キーを横向きで打鍵しています。あまり違和感も無く軽快に打鍵できます。

そういえば、今年の2月の国内電信級特殊無線技士受験の時は勿論、普通のキーを持参しましたが、万一の不具合に対応する為のバックアップとして、この小型キーも持参しました。このキーでも十分に対応可能です・・試験官は驚くかもしれませんがhi

マクロ撮影していますので大きく見えますが、方眼は5ミリ角です。IFTなので確かにコイルが巻かれています。部品は200円也

私にとってIFTはこういうモノなんですが・・(笑)


カーネル・ハード・エンジニアリングさんがブログをリンクしてくれました

2024年07月04日 12時47分42秒 | 今どき無線

先日、カーネル・ハード・エンジニアリングのAF-DSPフィルターを購入して実戦投入しましたが、良い仕事をしてくれています。

特に最近、注力している144NHzでの国内遠距離での和文QSOはいつもギリギリ交信ですが、IC-9700に付属していない機能としてこのフィルターを常用していますがON/OFFでの切替では全く雲泥の差がありますね。個人的にニヤニヤしながら使っていましたが、その後今月号のCQ誌に紹介されたり・・「ヤッパリ結構なニーズがあるのかな」と思っていました。

そんなある日、カーネル社さんよりHPへのブログ・リンクのご連絡があり、現在は当局と長野のOM/JF0RRHさんがリンクされています。

この会社はハードウェアやプログラミング教材の開発・設計・販売をしているようですが、どうして利の薄い(笑・失礼)このような製品を発売したか不明でしたが、メールでは会長さんが2エリアコールでアマ無線を楽しんでいるとの事でした。

もしかしたらアイディアを商品化してもらえるかもしれませんね。

https://khe.jp/news/

 


もうチョッと・・あと少し・・これが長く楽しむ秘訣かも

2024年07月01日 21時53分12秒 | 今どき無線

無線趣味も長く続けると必ずマンネリとか飽きが来る時がありますよね。

でも「もうチョッと」を追うと楽しくてやめられなくなってしまいます。

今日は月曜日の定例430MHzラウンドを行い、その後は杉並のOMと少しばかりラグチューをしました。OMはGPの他に八木アンテナも試験しており、こちらに向けて頂いたりしてテストしますがローテーターを設置していないので細かい方向調整が出来ないとの事です。

15エレの八木ですから少しでもズレていますと大きく影響しますね。OMもローテーターを探して設置するとの事でヤル気まんまんです。楽しみにしています。

その後、144MHzに下りたのですが144.080では複数の他エリアが同時に聞こえています・・7や2エリアのメイン周波数かもしれません。その場所でCQが出ました。福島県須賀川市のOMでHFでは何度かQSO頂いている方です。信号は平均419でしたが早速コールしてQSO開始です。

お相手はGPアンテナとの事ですが弱いながらも和文ラグチュー可能レベルで楽しめました。ありがとうございます。

その他にも7エリア局のコールが確認できましたがQSOには至りませんでした。QSO中にも後にも頭の中は「もうチョッと・・あと少し強く聞こえれば」というセリフがグルグル回っています。419が519~529になれば完全に和文楽チューですし、他の局ともQSO出来るでしょうね。

しかしこの「もうチョッと」の壁は高いですね・・地上高を稼ぐというのは一般的ですが、色々と試しますと私の環境でVUHFではあまり変化しないようです・・今日はタワー長が13mでトータル17mでしたが、これを24mにしてもあまり変化は無いようです。HFの様な波長が長いバンドでは波長に対する地上高が大きく影響しますので2階の屋根の八木とタワーに上げた八木では大きく違いが出ますね。

一例としては、144MHzのSSBで移動運用している局などは山岳では無く、見通しの良い平地でハイゲインアンテナを使用した局の方が強力です。住宅地とは異なる環境で、関東なら何もない草原の様な場所で遥か彼方に筑波山や日光連山、奥多摩まで見える場所であれば、先の移動局の様に地上高6~7mで十分という事になりそうです・・ンな場所無いですが(笑)

あとチョッとは何でカバーするか・・私はブリアンプはリグ内蔵のみですが、外付けはチョッと懐疑的です。SSBのQSOで「ノンプリ41、プリ込み59です」なんていうQSOを時々聞きますが「それは無いだろうと」と感じています。まあ、試しもしないで言うのはいけませんので・・どうしようかな(笑) :現状ではノイズレベルの高いプリアンプよりも先日導入したAF-DSPフィルターの方が有効だと感じています。

実は過去の50MHzでの経験から仰角の変化と偏波面の可変がとても有効だと思っています。当時も50MHzでかっ飛ばしている局は何と8エレ八木のスタックやそれの2列2段を仰角コントロールしていました。(EMEではありません)

144MHzでも弱くてもQSBさえ無ければラグチュー可能な場面が増えそうです。そうなると・・八木の多素子化とクロス八木・・そして仰角ローテーターという事になってしまいます(笑)後はケーブル、コネクターを細かく詰める事ですかね。

こんな妄想レベルの悩みがVHFを楽しくします・・でも目的はDXではなく和文各局とのQSOとラグチューなんですhi

                     わあー古い本、昭和52年刊行で、すぐに購入して何度も読みましたが難しくて良く解りませんでしたhi