正月に使用した自作の3エレ八木は、その後の調整でバッチリとなり先日、改めて筑波山でテストQSOを行いました。今度はビームも感じることが出来て満足しました。
でも外で小さく、部屋で大きいのですhi 外で建てると小さくて貧弱なくせに部屋ではデカいので困ります・・ベッドの下に保管しています。あり合わせの自作なのでSOTAの方々の様な分割可能なコンパクト設計にはなっていません。車に置きっぱなしではクレームが出そうです。
そこで、以前より興味のあった多段コーリニアを製作しました。何といっても同軸ケーブル3D2Vを段数分重ねたモノなので非常にコンパクトです。しかし単純ですが不器用な私には製作&調整が随分と手間取りました。実はこのアンテナは2作目で最初は4段で作製したのですが、フリーハンドでしたので網線の綺麗なカットが思うようにいかず随分怪しいモノとなりました。案の定、調整が上手く取れずにお蔵入りです。
そこで、今回はやむを得ず同軸ストリッパーの一番安いモノ・・1,000円以下を入手して6段に増やしてリベンジです。調整個所はスタブのみ(どうしてもダメなら最上部の位相調整部のカット&トライ)ですが、これが結構曲者です。最初は同調点が無く「またもや失敗か・・」と落胆したのですが、スタブを3mm位ずつ何十回もカットしてようやく希望周波数に落ち着いてきました。この辺りは随分と微妙です。調整場所は柏市内の利根川堤防上ですが、風は無いものの寒くて参りました。
このアンテナ・・最初は同調点も見つからず、暗中模索状態なので従来のアナライザーでは厳しくNano-VNAがなければ諦めるところでしたhi
SWRも1.2位に収まったので運用開始します。和文電信2局、SSBで2局とQSO頂き、満足して撤収です。このアンテナならば常時クルマに積んでおけますし釣り竿に這わせるだけなので楽々です。7MhzのVCHと29Mhzの電圧給電で3バンド運用が釣り竿1本で可能です。
↓ ↓ 全く写真映えしないアンテナです (笑)