FT817の邪道？な使い方・・・

古いリグで長時間の和文ＱＳＯをしますとQRHはもちろん、その他にもチャピッていないか?・・きれいなトーンで出ているのか?・・等々心配の種は尽きません。しかし、いくらリグのサイド・トーンを聞いていても自局の電波は解りません、今時のリグにはモニター機能もありますが、結局のところ電波として出た最終形は解りません。

そこでＦＴ８１７には本当に申し訳ないのですが、小型・安定の機能を活用してモニター機として使用しています。アンテナは繋いでおりませんので自局の信号のみしか受信できませんがQRH監視もトーン監視も、ついでにサイドトーン代わりで活躍しています。817はフィールドで使ってこそのリグだと思いますが、カバーをかぶって寝ているよりも何かミッションを与えた方が喜ぶと思っています。

余談ですが、私はリグのみならず自分の愛用する特に電気が通うモノ達には魂があると思っていまして、マルペロのパイルアップを戦った夜はリニアの頭を撫でてやりますし、一日の終わりにはその日使ったリグたちの頭を撫でていますhi　精神的なものですが昔から電気製品に対する一種の感情がありますね。

だから我が家の女性たちの電気器具に対する、ぞんざいな接し方は時にイライラの原因だったりするわけです。クルマのドアも・レンジの扉も・冷蔵庫の扉も、もっと、そぉーーっと締めろよな・・という訳です。まあ我が家に限らず、女性はこの辺のデリカシーに欠ける人が多かったりします・・・いかんグチになってしまったhi

 

出遅れた準備・・

Eスポで夏気分を味わった先週でしたが、今日は本当の真夏の様な日差しです。1年間待機していた我がICB770にも登場してもらわなくてはいけません。少々、出遅れ気味ですが今や懐中電灯位しか需要の無い?デカい単一電池8本を丸呑みします。

なかなか出番が無いのは・・我が家は通勤圏に位置しており、近場に手ごろな高台や丘が無いので、どうしても気軽な移動運用が難しい訳です。もちろん近所の公園駐車場などを利用するときもありますが、もっぱらクルマの中で電信やRTTYをしています。

ところで合法ＣＢといわれる、このカテゴリーはイコール・コンディションが楽しい訳ですからアンテナは内蔵ホイップでマイクにもPTTがありません。したがって公園駐車場でやるにはクルマのルーフにリグを乗せて、マイクにかぶりつき「こちらはチバＹＢ５１８です！！」とやるわけで、結構勇気が必要ですｈｉ・・・そんなこともあってなかなか運用の機会に恵まれません。今シーズンも１～２回できれば上出来かもしれませんが、準備は万端にしようと思っています。

平日のワッチで無線人口の減少を体感

今日は、所用があり休暇を取得しました。時間の合間に7メガをワッチしますが平日のせいかガラガラであります。無線銀座の7メガでさえ、この状態ですので改めて無線人口の減少を体感しました。

先日、不調になったFT101と以前レストアしたＦＲ１０１を並べて、暫しエージングをします。ダミーロードを繋いでテスト送信しながらモニターしますが送信時の変動は収まっています。特に修理らしい事はしておりませんが・・・EX-VFOのロータリーSWの洗浄をしたのが功を奏したのか不明です。このまま小康状態かもしれませんね・・・私は技量の問題もあり、あまり余計な箇所はいじらないようにしています。修理のつもりが壊してしまっては意味がありませんhi

夕方TS820で1局、和文QSOをしましたら更に1局の方から呼ばれます。このOMはTS520での運用との事で、ここに約40年前のリグ同士のQSOが進みます。QRHなんて言いっこ無しでありまして気が楽でしたhi!!

古いリグをいきなり和文で使いますと隠れていた不具合が顕在化する頻度が上がりますね・・・何と言っても1回あたりの送信時間が長いので、リグにとっては相当過酷なミッションかもしれません。

ポストに先日のペディションで盛り上がったHK0NA(マルペロ)のカードが到着しています。あれだけ局数をやった訳ですから発行は大変な作業でしょうね・・・感謝。

AM-QSOで夏気分

昨日、今日と強力なEsが訪れ一気に夏気分が高まります。

土曜日は50MhzのFMで、そして今日は50MhzのAMで国内QSOを楽しみます。50Mhzのバンドに出られるリグは色々とありますが、やはりRJX601を揺り起こしS2001プッシュプル・リニアも待機させます。

それにしてもEsが強力だったこともあり、両方のモード共に結構な局数が確認できました。特にAMではSSBで移動運用していた方やAMのモービル局まで出現して気分は高まります。北海道のNNR局とは50MhzのCWやＲＴＴＹでも過去QSOしておりコールすると「おっAMでは初めてですね!!」そしてAMのビート混じりのパイルは学生時代以来とのことで随分楽しまれている様子が伝わってきます。

AMハンディー機の大雑把なVFOを慎重に回しながら浮かび上がる信号に指を止める動作は独特の雰囲気がありますし、QSOの浮き沈みが顕著なAMは「おーーDX」やっているなという実感がたっぷりであります。今日は、イオナ・マップに頼ってしまいましたが、本当は朝の新聞で天気図を確認して、「キング・ソロモンの法則」で予測すれば良かったと思いましたhi

 

FT101不調で手術かな・・・その前にTS820を手術

今日、ＦＴ１０１で和文ＱＳＯ中に信号が変です・・・というレポートをもらい手元のＦＴ８１７でモニターすると・・・あらら、符号を打つたびにドリフトというか周波数が変動します。いくら何でもこれでは実用に耐えません。しかし受信は平気ですので・・負荷を掛けると・・んーー電源のレギュレーションかもしれません。まあ、仕方ないですね。何しろ人間なら８０歳位の年齢にマラソンしろと言っているようなもの（同じＣＷでも和文は負荷が大きいですよね）ですから、いずれ時間を見て修理することにします。

しかし、それだけでは悔しいので密かに？仕入れたＴＳ８２０のレストアを手掛けます。まず周波数カウンターが滅茶苦茶でして（VFOはまともに機能しています)これを何とかする必要があります。早速、カウンターユニットを外して基盤を取り出しまずは洗浄です。そして全てのTS820の持病である、この基盤の半田不良対策のために虫眼鏡で見ながら片っ端からハンダを当て直しました。これでダメなら、カウンターなしでも仕方ないな・・と思ったのですが・・ハーーイ治りましたhi

こんな事は昔、このリグが全盛の頃ならば絶対にやりませんよね・・何しろ当時30万円近い代物をバラして基盤を取り出して・・洗って、ハンダして・・怖いですよね。この820は他にもサイドトーンとVOXが機能不全を起こしておりますが、まあ無くても何とかなりますが・・気分の問題でもありますので、いずれ挑戦したいと思います。

週末の夜は期待が膨らむ

待ちに待った週末です。今週は台風に今朝方の大雨と散々でありました。特に今朝方の大雨はズボンと靴の中までもビッショり濡れて・・・金曜日でなければ有給取得になりそうな戦意喪失の朝でした。

しかし、今日は週末の夜です。この土日は何をしようか・・・と、ほろ酔いの頭で考えます。最近使用していないリグたちの虫干しをしようか・・・等と考えが巡ります。

最近あるＯＭのブログが楽しみに加わりました。お一人は和文ＣＷとヴィンテージ・リグを愛する方のブログで、どうやら私よりも若干お若いようですが何とも渋い拘りを感じるブログです。

もうお一人は、自作とＱＲＰに拘り、そしてなんと言ってもブログに使われる写真の美しさは写真趣味のブログとして拝見しても十分に楽しめるOMのブログです。

そんな楽しいブログの共通点は「こだわりと雰囲気」でして、こんな無線生活を送りたいと思うわけです。あーーーあれも・やりたい・・これもやりたいで・・悩みますねhi

↓　虫干し　　その1　耳・・良いです

↓　虫干し　　その2  たまには銀塩・・・

↓　古いアルバムの虫干し・・・生意気な18歳・・もちろん他人のリグですhi

 

 

台風の夜にDX局と和文QSO

台風が接近しています。4月の爆弾低気圧に続き、随分と早い上陸です。今回、アンテナは大丈夫だろうか・・と案じつつ7メガで電波を出します。

最初の和文ＣＱには中国局が応答してきました。伝搬的には当然でもありますので欧文ラバスタでＱＳＯをしまして、引き続き和文ＣＱを出しました。すると今度はHL2BM局よりコールがありました。このＯＭは有名な方で以前CQ誌にも紹介されている和文ＣＷの達人であります。ＱＳＯしてみると本当にお上手・・・（というか褒めること自体が失礼か・・・）です。年齢は82歳との事ですので私も自分の年齢を送信しましたところ「まだまだ若いですね、頑張ってください」と励まされましたｈｉ

年齢と歴史的背景から韓国の方には日本語が上手な方も大勢いますので和文CWが出来る方がいても全く不思議は有りませんが、何とも不思議な気持ちでありました(何しろこっちは、未だ1年生ですので・・)よーーし韓国とＱＳＯしたら次は南米の日系人か北米、ハワイ辺りの日系人の方と和文ＱＳＯだ！！と期待は膨らみます。

それにしても台風よ早く立ち去れ！！

親近感を感じた今日のQSO

夕食後、144メガを聞いていますと539位のCQが聞こえます。ログの上では数か月前に和文でお相手頂いた山梨の方ですが、今日は欧文のＣＱでした。コールしていきなり和文では失礼かと思い（欧文を楽しみたい夜もありますしね）欧文でＱＳＯを開始します。途中から和文に切り替える打診をするのに何て打とうかと思いながら・・・「そうだ！！もしもならIfだよな!!」などと言う貧弱な能力で「If you ホレOK、Pse ホレ　??」などと打ってみると見事に通じ?和文へ切り替わりました。

お相手は「和文は始めたばかりなのでPSE QRS」と打たれましたので、それまで縦振りだったのをエレキーに切り替えて続けました。丁度1年前に聞こえる局をこの144メガで片っ端から呼んで、お相手頂いたことを思い出しながらQSOが続きます。

144メガでも絶対に取れない速度で、しかも複式の癖ある符号で毎晩ラグチューしているOMもいますが、わたしは自分の技量も関係しますが、コトコトと打つ和文ＱＳＯにとても親近感を覚えます。内容的には大人げない会話ですが、それでも良いではありませんか。今日は、私が7メガにも出ていると打ったところ・・どの辺で出るのですか？と聞かれました。

お相手のOMは和文はやりますが7メガでは欧文だけとの事でした。丁度、私の1年前と同じです。7メガの和文は怖い・・・というのが第一印象で、慣れるまで数か月を要した記憶が蘇ります。7メガでの再開を約束してファイナルとなりました。是非是非、7メガで再開したいと思った144メガ和文QSOでした。

 

日曜日の夜は・・・いつも

日曜日の夜はあまり無線はやりません・・・これは翌日からまた長ーーい１週間が始まるという精神的なものかもしれません。では日曜の夜は・・・私はYou-Tubeを見てしまいます。

私は１９５９年生まれなので７０年代の多感な時期を一緒に過ごした様々な歌を聞いてしまいます。当時は理解出来なかった詩もありますし、いまだにジーーんと来る歌もあります。3.5メガで音楽放送している人もきっとそうなのでしょうかね??あの人は選曲からすると私より年上だと思いますが・・・気持ちは解りますがホドホドにでありますね。

 

パワー計修理（昔常備品、今は使わない・・かな）

再開局した時にヤフオクしたクラニシのパワー計・・以前は一家に１台の常備品でしたので迷わず購入したのですが、使いませんねぇ・・今時のリグにはパワー計とＳＷＲ計が内蔵されていますので滅多に出番はありません。しかしヴィンテージ・リグの場合はファッション？も兼ねてオールドスタイルが良い訳です。SWR200はやはり当初開局時にリグと一緒に求めたもので今でもかっこ良さは一級であります。

久しぶりに繋いだクラニシ計は何故かSWRの測定で∞を示します。以前KW検査の時に使ったので中が溶けちゃったかな?等と想像しつつ恒例のA1和文OAMを聞きながらバラシます。結局、コネクターと基盤を繋ぐボルト回りに不具合が見つかり一件落着であります。クラニシというメーカーは経営的にはダメだった様ですが、製品のパーツは良いものを使っていると思いますね。この横河電気製のメーターなどは「美しくて正確」なイメージたっぷりです。・・・・でも私は昔のMEⅡBとかハンセン辺りのメーターが好きですがhi

魔法?のスプレー

レストアマニアには常識なのかも知りませんが、このスプレーを見つけて使用した時は感激しましたね。昔から接点復活剤なる怪しげ?なスプレーは売っていましたが、ベタベタになって症状を悪化させたりと始末の悪い溶剤でありました。偶然にも地元ホームセンターの自動車用品売り場で、これを発見し、能書きを読むとPC基盤などにも使えて速乾性、そしてプラスチックにもOKとの事でしたので試しに1本買って試してみました。

実験台は以前ヤフオクしたトランス式安定化電源です。内部はホコリまみれで電圧調整や電流計もダメで「失敗したな・・・」と思っていたものです。まあ、ダメ元なので屋外に出して威勢よくプハーーっと全体を洗浄しました。すぐに乾燥したので、そのままスイッチON!!　　あーーら不思議、完治してしまいました。何とメーターまで元気に振ってくれます??

そんな効能に味を占め、色々と試してみましたが全て調子が良くなり「感動の1本」であります。レストアの第一歩は「丸洗い」でしょうが、私にはリグを地面に置いてホースで水を掛けるような・・(実際にはアンモニア希釈液?)勇気は有りませんし、完全乾燥に時間が掛かり過ぎるのも勤め人としては無理があります。しかし、この溶剤スプレーはお勧めであります。我がFT101のサイド・トーンやＶＯＸ関係VRも洗浄しまして、随分調子が上がってまいりました。

14メガの和文は珍しい?

先ほど、いつも144メガでお相手頂いている神奈川の方と7メガでラグチューしまして、「昨日、14で和文をやりました」と打ったところ「珍しいですね、私は14メガで和文は聞いたことがありません」との事でした。やはり珍しいのでしょうか?和文初心者の私には、どのバンドにワブラーの方がいるのか良くわかりません。今まで1年間で和文QSOしたのは・・・7メガ、14メガ、21メガ、50メガと144メガだけであります。3.5メガは良く聞くので良いとして・・・ワークバンドなどの和文状況はさっぱり解りません。10メガ辺りは伝搬的に国内通信も面白いでしょうし、28メガ辺りでQSBと相談しながらのQSOも楽しいと思うのですが・・・

和文は長くて、うるさいというＤｘ’ｅｒの苦情も聞こえそうですが・・まあ、良いではないですか・・私はどちらもやりますので両方の意見も良くわかります。しかしHFでDXしかやらないと、このサイクルは少々退屈でしょうし両方で楽しめれば投資回収も進むというものですhi

今日はハイバンドＥｓで和文三昧

昨日、今日とＥｓによる国内コンディションが随分良いようです。今朝は、お馴染みの７メガ和文オンエアーｍｔｇの後は21メガへQSYして楽しみました。強烈なEsで近距離Ｅｓによる和文が随分楽しめました。新潟～宇都宮（これはGWかな?)～愛知～北海道といった具合にＥｓの変化と共に相手局のエリアが変化して行きます。何よりも21メガにこんなに多くの和文局がいることに驚いています。まあ、私の場合は昨年の夏は和文覚えたてでしたので、去年の今頃は１４４メガだけでしたので、これが普通なのかもしれませんがｈｉ・・・　そして更には14メガでも愛知県の方のCQホレが聞こえましたので交信しました。お相手は7メガや3.5メガには出ていないということですから・・・14メガで、もっぱら和文を楽しまれているのでしょうかね??

まだ数局ではありますがＨＦハイバンドの和文は7メガとは一味違ったＱＳＯが出来る気がしています。何故なのか解りませんが、夏のＥｓとQSBを感じながらの和文ラグチューは通信ムード満点であります。アンテナはバンザイＤＰですが国内のそれも和文ＣＷでは十分ですね、むしろ7メガよりも高効率ですから良く飛んでいる気がします。

ミズホのＤＣ－７Ｘを調整しながら、２１．１４０メガ辺りにダイヤルを置いて、フィルターは広めにして聞き流しているとポツリ・ポツリと和文ＣＱが聞こえてきます。こんな時間の過ごし方は何とも心地よい日曜日でありました。

 

ちょっと残念なYD844

とってもクールなマイクにニンマリして過ごした1週間でした。週末にリグとマイクのテストをするつもりで迎えた週末・・・

結線を確認してつないでみますが、PTTはＯＫですが音声出力が有りません・・リグ自体も年代ものですので原因がどちらなのか特定しなければなりませんが代用のマイクは有りませんし（今時のマイクは有りますが・・・ちょっと面倒なので）さて、どうしようと机の中をゴソゴソ探してクリスタル・イヤホンを見つけました。昔は大真面目にクリスタルイヤホンをマイクにしてQSOしたのを思い出し、テストしてみますと、リグはＯＫでありました。

さて原因はマイクでありますのでバラして確認したりテスターで当たってみたりしましたが、どうやらマイクのエレメント自体がパアの様であります。（過去、音が腐ったことは有りましたが経験ありませんね）肝心のマイクエレメント部分のカバーが固着しており解剖できないので、またの機会としました。（昔、使った記憶では簡単にマイクエレメントを外せたのですが・・何でだろ？）そのままでは悔しいので使っていないハンド・マイクの結線を変えてＳＳＢのテストをして終了しました。・・・何故かＱＳＯする気が起きないのは何故でしょうか？

とてもクールなＹＡＥＳＵ

FT101にはこのマイクしかないでしょう・・いまどき50kΩのハイインピーダンス・マイクはなかなか見つかりません。以前、ＦＴ４０1の頃もこのマイクでした。マイクジャックは３Ｐのステレオジャックで首は動かないし、ＰＴＴボタンはバネが固くて「がちょーーん」とうるさく、友人のＴＳ５１０に刺さっていたＭＣ５０が羨ましかったのですが・・・価値観が変わったのか？魅力的であります。

１０１でＳＳＢに出るつもりは、あまりないのですが・・・７メガあたりでＡＭでCQ出そうか、それとも28メガのＡＭでも試そうか思案中です。