最近少し気になる症状が2台の愛すべきリグ達から出ています。
(FT101)
受信中のQRHはほとんど気になりませんが、送信を続けますとフラフラしてきます。一口にQRHといってもLC回路のVFOですからジワーーっ動いてくるのは織り込み済みですが、どうも酔っぱらいの口笛と言いますか・・昔のUゾーンの様なふらつきが発症します。症状からREGユニット(PB1547)を疑っていますが、VFOへの供給電圧は安定している様子です。この症状の厄介なのはいつも症状が出ているのではなく・・・和文QSOで2局目位・・(つまり1時間程度使用している)と発症します。そもそも疑っている箇所が間違っているのかもしれませんが、他の状態は好調ですのでどうも厄介です。
(TS820)
今迄、気が付きませんでしたが昨日、21メガの上の方でも聞いてみるかと思いVFOを回していきますと300Khz辺りからカウンターが拾わなくなり、ついでに受信も出来なくなります。前後に動かしたりしますと復旧するのと、常用域の00~030(つまり7メガのCW域)は全く正常です。しかし症状を確認して何度もクルクルしていたら不安定になってきました・・・
以上が2台の症状ですが、TS820については同様の症状と原因が丁寧にビデオ録画と共に紹介されていました。これはVFO本体のVCの接触不良が原因で、ほとんどこの部分をお浄めすると回復するというのが解りました。ただし、VFOユニットを取り外してカバーも外して作業する必要があります。問題のFT101は不調の再現性が悪く、難儀しそうであります。
ネット検索やヤフオクを見ていて気が付いたのですが・・TS820や520は修理・レストア記事も相当具体的且つ詳細であるのに対してFT101は情緒的(つまり想い出や、思い入れ)な記事が多いですね。各OMの方のノウハウを借用するしかない私の様な技術無しがヴィンテージ・リグを弄るにはトリオ系の方が無難かもしれません。
また、FT101もTS820もバラしたユニットをジャンクで売っていますが、何故かFT101のREGユニットは有りません・・・(偶然か、需要がある?)ちなみにTS820はVFOユニットも2000円以下で複数有りますね。
ヴィンテージなリグで年に数局のQSOをして満足するなら良いのですが、ほとんど常用リグの位置づけの我が家では何としても克服したい症状であります。むぅーーー時間が欲しいなぁ・・おっ!!2月に連休が有る ナハッ・・