明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

Vibroplex Bug - 1953 Lightning Bug - S/N 182231

2014年05月25日 16時43分46秒 | 今どき無線

昨日の記事でバイブロは苦手だと書きましたが・・忘れた頃にe-bayからの国際宅配便が届きました。丸棒ではないフラットなバーにサイコロの様な錘の付いているバグキーです。

↓ 何ともアメリカンな表示ですhi

1953年ということは私が生まれる前の製品で62~63年前のモノですね。ベースはグレーですがキズや錆びがありましたので、バラシついでに黒色で化粧直ししてみました。

↓ 塗装前にシューズ用クレンザーとタワシで洗ったら「虫」の背中の赤色が飛んでしまいましたhi そのうちタッチペンで赤を入れます。

このシリーズは1927年頃から1979年まで製造されていた様ですので、随分と長生きの製品ですね。そして世界大戦ではJ-36として軍用キーとして活用されたようです。

↓ 組み上げを待つパーツたち・・

苦手意識が先行しましたので、あまり期待せずに組み上げましたが・・意外にも現代のバイブロとは全く異なる打ち心地に驚きました。確かにショックによる指先への反動はありますが、現代のそれとは異なり、随分と緩和されているような気がします。組み上げて調整中に1局お相手頂きましたが、「これなら良いぞ!!」という感触ですっかりバイブロ・ファンになった日和見主義の私ですhi

↓  レストア完了 黒の台座が良いです(自己満足hi)


倉敷のOMのご実家シャックを拝見

2014年05月24日 21時16分55秒 | 今どき無線

7メガで何度かお相手頂いているOMからメールを頂きました。

QSOでもご実家ではUniden2020が今も元気で活躍されているとの事で帰省の際に写真を撮って送ると言っていただいていました。

FT101やSWR200も写っていますね・・まさしくUniden2020であります。FT101と比較すると一回り大きい感じですね。机の上にはマイクは無く、電鍵のみであるところがCW'erを証明していますhi

現在のシャックの写真も頂きました。コリンズのKWM2Aが鎮座しています・・良いなぁ・・FBな写真ありがとうございました。


VIBROPLEXの苦手を克服するには・・・

2014年05月24日 19時36分24秒 | 今どき無線

バグキーはその機械的な動きと美しいデザインが好きで、何台か所有しています。そして打つ符号も、一応平均レベルだと思っているのですが・・・しかし!!どうしてもバイブロだけは使う手が伸びないのです。

その理由とは・・
①静かなバグキーが好き
②速度調整域が狭いと共にデカイ錘の反動が大きい
③最後部の太鼓??が大げさで賑やかすぎる
なのですが・・OMの皆さんは如何なのでしょうか?
もっとも他のバグもオリジナルから手を入れて自分なりのスイート・スポットを探したり、指先に感じる反動を調整したりしています。


私の基本セッティングは・・
①デカイ錘はサイズの小さな錘に変更して、シャフトの根元付近に小さな錘を追加する。・・これで低速域をカバーすると共に指先への反動や太鼓への打撃ショックを軽減する。
②太鼓はカシャカシャしないように何らかの方法で動きを制限する。
・・といった感じでチューニングしています。

しかし、バイブロの場合はシャフトの調整域が狭いことから有効な方法(バリ何とかは付けない)を講ずることが難しいですね。速度だけならば板バネの穴あけ加工でも対応出来そうですが・・また、太鼓全体の構造も音が大きくなるように?なっています。私のバイブロの場合、VVVを打った時の長点打鍵時に人差し指に感じる反動が結構大きく、これが一番の悩みな訳です。

でもベテランの方のビデオ等を見ていると軽快に打っているしなぁーー技量の違いかしら(笑)

↓ オリジナルのまま 

                       

 ↓ かなり変則的な錘の組み合わせ(太鼓は固定・・静かです)  

       

   ↓ オリジナル+根元に錘(小)の追加(このキーは太鼓は元々静かですね)

↓ オリジナル+根元に錘(小)の追加  左下に置いてあるのがオリジナル錘(太鼓はオールドGHDの方が良いですね。見えないところで動きを制限しています)

 


良いQSOは人それぞれですが・・

2014年05月18日 16時27分04秒 | 今どき無線

良いQSOの物差しは人それぞれでありますが・・どんな場合でしょうか?

1.声が枯れるまで呼び続けてGetしたDX・・かなり経験豊富ですhi
2.一日100局とQSOしたとき・・これは無いかな
3.パイルを一発で抜いたとき・・1KW出すようになったときは暫し快感でした
4.YLとQSOしたとき・・ありましたね・・昔はhi

最近では大好きな「和文CW」でそれも古いリグでQSOしている時は、相当快感を味わっていますが、お相手が同じように古いリグですと倍増します。この週末のワッチでも14メガでは「今、SWANの500を修理して終わったのでケースに収めたばかりです」とか7メガでも「実は古いFT101にFL2100をつないで、160Wでやっています」等というSSBの交信が楽しそうに聞こえてきました。

私も電信で・・ということでFT101に灯を入れて1局お相手頂きました。するとその後に、横浜/WYUさんからお声が掛かります。「今日はTS520です」とのことで正にCQ誌の広告を飾ったライバル機種同士のQSOとなりました。当時は、しのぎを削ったライバルも40年も経つとお互いに渋茶でもすすりながら「のんびりと」という訳であります。現在、私のFT101はメイン・デスク脇の座卓?に設置されていますので、パソコンは無しで電鍵だけをつないで胡坐をかいて楽しみます。

途中、QRHがありますのでVFOを微妙に動かしながら補正していきます。恐らくお相手も同じですから小さなスプリット・和文QSOだったかもしれません。今度はVFOの補正ではなくお互いにクラリファイアーだけで補正して、最後に「いやーーこんなにズレましたね(笑)」などとやると楽しいかもしれません。hi


FT2000Dファーム・ウェア アップ・デート 今頃??

2014年05月17日 20時46分10秒 | 今どき無線

平日の出張中にネットを徘徊していましたらヤエスよりFT2000のファーム・ウェアのアップ・デートがリリースされたとの告知を見つけました。

購入後、一度アップ・デートして少しはマシになったDNRに喜んだのですが・・古いリグを色々と使ってみると「どうして、この音にならないのかしら?」と強く感じます。週末を待って今日、実行してみました。メーカーからは具体的に何をどうしたのか・・という発表はありません。ただ「メイン・ファーム及びDSPの最適化を実施」としか発表されていませんでした。

一口にアップ・デートといっても狭いシャックでリグの結線をすべて外して・・戻しての作業は汗だくでありますhi  時代遅れのシリアル経由ですからUSBシリアル変換ケーブルを探すことから始まり、リニアへの結線等をすべて外して実行します。

結果は・・・うーーん「良く解らない」(笑) 確かにDNRの可変はよりスムーズになった気がしますが・・電信楽チューには無用の機能だし、一番改善してほしいのは手動電鍵使用時のモニター音の立ち上がりに「時々」発生する「ツブツブ音」なのですが・・・ この表現のしようが無い感覚は内蔵のキーヤーでは全く発生しません。最初はキークリックかと思い、パスコンを入れたりしてみましたが明らかに違う種類でして、色々試すと・・どうやらモニター回路の立ち上がりOn/Offの電気的なスイッチィングのせい??のような気がしています。まあ、気にしなければ良いのですが・・一度気になるとダメですね。

↓ とにかく重い!!

アップ・デート後には試験を兼ねて、FT2000Dと縦振りで楽チューを楽しみました。 倉敷のOMありがとうございました。TS120Vと自作中の球式30WリニアでのQSO楽しみにしておりますhi


さようなら NSPが無線生活を上回った瞬間・・

2014年05月11日 21時04分21秒 | 今どき無線

小学6年で国試を受けて中学1年でJE1VFQを開局した私ですが・・毎日が無線で暮れていく日々でした。しかし、ある時からこの楽しい無線を忘れる程の出来事が訪れました。そう、失恋したのです。苦しかったですねぇ・・毎朝、学校へ行く前にこのシングル・レコードを聴いて・・気分は最悪です。中学も男子校だった私には相当ショックでありまして、人生終わったと思いました。

でも今でも元気に無線をしていますhi


無くて七癖・・電信ラグチュー中にしていることは??・・・

2014年05月11日 19時25分51秒 | 今どき無線

電信ラグチューが大好きな訳ですが・・最初は勿論、筆記していましたのでレポート用紙をガンガン使っていました。それでも慣れてきますと暗記受信が主体となり、筆記の手はフリーとなってきますね。さて、各OMは受信中に一体何をやっているのでしょうか??

1.テレビを見ている・・・上級者ですねhi
2.ネットを徘徊している・・・これは経験があります。
3.リグや電鍵のセッティングを色々と試している・・・真面目
4.寝ている・・・本当にそういう方もいるらしい・・
5.もちろん、真剣に聴いている・・・標準的かな??

私の場合は、テレビを見る余裕は流石にありませんので何かをしながら、チャンと聞いております(笑) 何かをしながらの何か?とは・・綿棒で、身の回りの電鍵や古いリグをコチョコチョしていることが相当多いですね(笑)  古いリグのツマミの溝やら・・各端子をキコキコと磨いたり、電鍵の槓桿ややぐら付近をキコキコと磨いたりしていますhi

お蔭で私の身の回りのモノ達はピカピカな訳であります・・・・あっ、ダスキンのハンディ・モップでリグの下なども掃除しています(笑)  さて、あなたは何をしていますか??

 


偶然ですが・・和文部会メンバーと29MhzFMでEs-QSO

2014年05月10日 20時17分18秒 | 今どき無線

ほんと驚きました。

Esマップが真っ赤だったので、28Mhzのアンテナに乗せて29Mhz-FMでCQを出していました。8エリアの方と2局、ユックリQSOを楽しんだ後に九州からコールを頂きました。反芻しながらハムログを叩くと!! 「えっ!!!和文部会メンバーで過去にも複数回QSOしている!!方だ・・」 本当に驚きました。相手のOMも同じだった様であります。何しろ、電信エキスパートの方はマイクはリグに挿していない方が多い訳で・・フォーンのそれも29Mhz-FMでラグチュー出来るとは思いもしませんでした。

お互いにワブラーですからCWの話題に花が咲きます。OMはバグ~複式~今は縦振りを練習中とのことで、私も縦振り~バグ~今は複式を自作して楽しんでいる事や、144Mhz和文の事・・そして福岡電信会のお話など本当に楽しいQSOが実現しました。

夏のEs雲?に乗って和文電信という共通趣味に花が咲いたQSOでした。tnx 久留米市/光安OM


自作ノコ刃複式2号機

2014年05月05日 16時53分39秒 | 今どき無線

先日、ノコ刃複式を試作して思いがけず快適でしたので、2号機が作りたかったのですが・・ようやく出来ました。

今回は前回の経験から見た目も少し意識して・・配線がなるべく見えずに・コンセントの流用から金具の組み合わせにして・・そして「カマボコ板」ではない「まとも」な木台を使用しました(笑) また、反りの量も調整可能な矯正金具?も装備しましたhi

接点は不満が残りますが、実用上はOKですので次回の課題とします。更に打ち心地とネバリ防止を両立させる為にこのような「ツマミ」を使用しました。前回は薄いプレートでしたので接点間隔+ノコ刃のしなり分が往復運動として発生しますので、あまり速度を上げることが出来ませんでした。そこで(接点間隔+しなり)-プレートの厚み・・として改善を試みました。結果は・・良いですhi

さあ、これでCQ CQですhi


和文OAMやって、終段管ファンOHの後は飲み会で・・

2014年05月05日 06時49分03秒 | 今どき無線

連休二日目は朝から、恒例のA1クラブ和文OAMのキー局を1時間やらせてもらいました。前回から1年3か月ぶりのキー局です。前回は確か和文習得2周年を記念して、未だ無理かな?と心配しながら運用した記憶があります。さすがに今回は、だいぶ余裕もあって自分自身も楽しみながら運用することが出来ました。

ローカルで和文にアクティブな2局もコール頂き、内輪話も含めて楽しませて頂きました。コール頂いた各局、ありがとうございました。

その後、21メガの国内コンディションが上がりましたので和文で1局、SSBで1局と古いリグで楽しみました。何と!!SSBの局はFT101をお使いとの事で、40年前のライバル機種同士でのQSOとなりました。初めてのQSOですが、リグを紹介した途端にラグチュー・モードに突入し楽しいQSOでしたね。今度はFT101同士でのQSOを約束してファイナルです。当時のヤエス機はSSB音質に関してはトリオ機に及びもしないという感覚がありましたのでFT101でSSB運用する事は無いと思っていましたが・・・全く問題ない音質を聴いて「その気」になりましたhi

そのFT101の終段管ファンはトリオに比較して大型・大音量?なのですがあまりにも賑やかなので、取り外してのオーバー・ホールを実施します。外してみれば「うぁーーきたない!!」 構造は単純なので全部バラシの洗浄・・そしてグリスアップです。効果てきめん!! ・・それにしても汚れていましたね・・ついでにトリオ機のファンも3個をバラシて同じようにオーバー・ホールします。

さて、そろそろ時間という訳で今日の集合場所である「いつもの焼き鳥屋」へ出掛けます。せまぁーーい店ですが安くて美味いので、連休中にも係らず満員です。2名用のテーブルに無理やり4名が座りまして、後は無線話に花が咲きます。丁度、今朝の和文OAMにコールしてくれた2局のOMも一緒ですので当然、話は和文電信~電鍵等の話で盛り上がり18時~22時までの4時間があっと言う間に過ぎて行くのでした。

↓ 南柏周辺和文局のお二人


連休スタートで美しいモノ達と戯れる

2014年05月03日 22時29分21秒 | 今どき無線

連休が始まりました。

最近の私は、毎日仕事で新幹線に乗っていまして・・とても休みの日に出掛ける気持ちになれません。家族には申し訳ないのですが、毎日出張の身の上としてはゴロゴロと過ごしたい訳でありますhi

今日は、いつもは電信に活用する古いリグに、これまた古いマイクを差し込んで初夏の21メガを散歩しました。どうやら皆さんも今年のEsを待ち焦がれていた様子で・・「やっと開けましたね!!」という挨拶が至る所で交わされています。今のリグならば飛んで当たり前ですから感動もありませんが、何しろ私が中学・高校の頃に現役だったリグ達です。別の受信機でモニターしながら控えめに電波を出しました(笑) 「そういえば、昔はパワー計が振れないのでマイクゲインを目いっぱい上げて叫んでいたなぁ・・」等と思い出してみたり・・「でも、ローカルもみんな、同じだったので、あまり文句を言う人もいなかったなぁ・・」などと数十年前の仕業の言い訳を考えたりしながら楽しみました。

↓ 古いマイク・・ハイ・インピーダンスです!!

そして、愛用のバグの調整をして接点をまじまじと眺めます。バグというのは面白いキーで各ネジの調整がほんの少し違うだけで、全く性格が異なるキーになりますね。このヘアピン接点がコリコリコリという感じで受け側接点に当たる微かな音に快感を感じます。もはや、国産の機械式バグは全てが製造終了となりましたね・・機械式バグの後継は本当にエレバグなのでしょうか?

私なら、わざわざエレバグにしないでスクイズ・キーとして使いますけど・・・

↓  美しい!!