ここ数日通勤中の電車内で、「深海のYrr」って小説を読んでます。
海外のミステリー小説の日本語版で、内容についてちょっと(いやかなりか?)不満が・・・。
この小説、少し厚めの文庫本で上、中、下の3巻構成になっていて、まだ上巻の350ページくらいしか読んでないんですが、ここまで読むのがかなりつらかった。
最初の200ページ分くらいがツマランノデスヨ。
色んな背景や用語の説明とか、後の大事件に繋がる(たぶん・・・)であろうちょっとした前触れとか、(たぶん人物紹介と事件の背景の説明のために書いている)主要人物の日常等々、盛り上がる箇所もなく延々と200ページくらい書かれてるんですよ。
そりゃ、少しは説明も必要だろうけど、200ページくらいも盛り上がりに欠ける文章が続いたら読む気がなくなるっての(読んだけど)。僕なら30ページ以下でまとめるね。うまくやれば10ページでもいいかもしれん。
海洋学者らが海に異変を感じていた。
ホエールウォッチングしてる時に逆にこちらが鯨に観察されたり、深海のメタンハイドレートの氷に大量の新種のゴカイがくっついていたり、石油会社の調査中になにやら巨大な発光生物が確認されたり・・・。
また、深海のメタンハイドレートに興味を持つ石油会社は開発を行ってよいか、海底の調査を行っていた。
最初の200ページについてのあらすじは↑こんなもんだよ。
この内容に登場人物や用語の説明等が入るのは仕方がないとしても、200ページは使いすぎでしょ(怒)!!
この異変を感じるまでの過程を詳しく書いてるから無駄に長いんだと思う。
ライトノベルを読みすぎて、展開が遅い小説がつまらなくなってしまったのか? いや、そんな事ないはず、この本の序盤は絶対つまらない!!
せめて、この後がおもしろくなりますように・・・。