札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

木造校舎・廃校 滝川市の閉校

2023-11-01 23:42:49 | 木造校舎・廃校

小学校  赤字は今回レポート

  • 滝川市立旭沢小学校(1972年
  • 滝川市立北辰小学校(1975年統合により滝川市立江部乙小学校へ)
  • 滝川市立北辰小学校南分校(同上)
  • 滝川市立北辰小学校北分校(同上)
  • 滝川市立東陽小学校(同上)
  • 滝川市立東栄小学校(2012年滝川市立東小学校へ統合)

 

滝川市は産炭地が多い空知地区にあるが商業、農業都市のイメージがある
閉校が少ないのは地理的に交通の要衝として良い場所にあるのと
炭鉱が主な産業ではなかったためと思われるがどうか。

 

 

「旧滝川市立東陽小学校」      
 
所在地 滝川市江部乙町
開校年 大正4(1915)年
閉校年 昭和50(1975)年
建築年

 

 

国道12号線沿いにあり、かつては校門が12号線に向いていた。

だが今は普通に素通りしてしまうくらい何も無い

校舎や体育館が解体された後に建てられた福祉会館がある
その前に木々があり、そこに石碑があった。

 

 

校章と「東陽小学校の跡」とあるので閉校記念碑と言っていいか
それにしても周りは草ぼうぼうで後ろ側を見るのも大変であり
草をかき分け進むにはちょっと疲れた。


 

 

 

国道12号線を省みると、何事もなかったかのように車がビュンビュン走っている。

そういう意味では寂しい場所ではないのだ。

 


2023年10月撮影

 


※滝川市史より

 

 

 

「旧滝川市立北辰小学校」      
 
所在地 滝川市江部乙町東11丁目13-1
開校年 明治27(1894)年
閉校年 昭和50(1975)年
建築年

 

 

滝川市江部乙の国道12号線沿いに「道の駅たきかわ」がある

旧北辰小学校の校庭が今の道の駅とその駐車場だ。

道の駅の裏手

 

現在「滝川市農村環境改善センター」がある場所が校舎があった場所。

北辰小学校は明治27年に開設されやがて「北辰尋常高等小学校」となる
その石碑がセンターの手前、向かって右にあった。

 

その後に北辰小学校に改称される その石碑が並んでいる

 

 



最盛期の昭和22年には、26学級1417名が在籍していた。

そして昭和50年に統合のため閉校した
立派な石碑があってよかったと思う。

 

このセンターの裏に「屯田兵屋」があるので行って見てきたが
すぐ近くにどうも気になる建物があった。

 


2022年5月撮影

 

形としては小さな学校の体育館である

昔の航空写真には確かに旧校舎と並んで存在している
ただ当時のマンモス校には小さすぎる体育館だ。

何か用具入れとか別の用途で使用していたのだろうか?
学校の施設だと思うが未確認です。