"B-winds"への初投稿は、阪大3回生馬渕君からでした。学生起業家でありフリーペーパーWoCの編集長である馬渕君。その文面からは、人類の未来に横たわる様々な問題に対し、真正面から取り組んでいこうという気概を感じます。日本の若者もまだまだ捨てたものではありません。ここにその全文を紹介します。
ありがとう、馬渕君!
「はじめまして、私は大阪大学で学内学生・教授向けのフリーペーパー出版をしております工学部学生の馬渕晋吾といいます。"B-winds"に私の活動を書かせていただけるということで、一部分ではございますがご説明させていただきたいと思います。
私たちWoC出版は、組織としては、活動するシンクタンク=「ドゥータンク」を目指し、その中核事業で「WoC」という学生向けフリーペーパーを出版しています。そのテーマのひとつに「10年後の世界を見通すこと」があります。今日はこのことについてお話させていただきます。
いまという時代は、中国やインドといった大国の経済的躍進、資源争奪競争の激化を背景にした中東産出国やロシアの影響力増大、そして地球環境ならびにそれを取り巻く各国の駆け引きなど、世界が大きな転換期の入り口にいる時代であることは間違いありません。 そしてこうした時代だからこそ、変化を見極めて将来の世界を見通すことが私たちにとって非常に重要だと思っています。
たとえば、元ソニーの最高顧問・出井伸之氏は『日本進化論』(幻冬舎新書)のなかで、今後の日本に対してこんなことをおっしゃっています。
「いまは先の時代のために、知識や基礎技術をしっかり仕込み、どのように日本を経営するかを長期的な視点で考えておく大切な時期なのです。その意味では、これからの十年こそが勝負のときだといえます」。
私たちWoC出版も、「一度立ち止まって将来を長期的に考える」この考えにまったく同感です。そしてWoC出版では、それを“大人”にのみ任せるのではなく、学生も社会や教授の方々とともに将来を考える作業に積極的に関与していこう、または学生がそう思えるきっかけの媒体になろうと考えています。学生・社会人・教授の三角がひとつの未来を見据える大学発の組織ができれば、望外の幸せです。」
WoC編集長 馬渕晋吾(http://woceditor.exblog.jp/)
ありがとう、馬渕君!
「はじめまして、私は大阪大学で学内学生・教授向けのフリーペーパー出版をしております工学部学生の馬渕晋吾といいます。"B-winds"に私の活動を書かせていただけるということで、一部分ではございますがご説明させていただきたいと思います。
私たちWoC出版は、組織としては、活動するシンクタンク=「ドゥータンク」を目指し、その中核事業で「WoC」という学生向けフリーペーパーを出版しています。そのテーマのひとつに「10年後の世界を見通すこと」があります。今日はこのことについてお話させていただきます。
いまという時代は、中国やインドといった大国の経済的躍進、資源争奪競争の激化を背景にした中東産出国やロシアの影響力増大、そして地球環境ならびにそれを取り巻く各国の駆け引きなど、世界が大きな転換期の入り口にいる時代であることは間違いありません。 そしてこうした時代だからこそ、変化を見極めて将来の世界を見通すことが私たちにとって非常に重要だと思っています。
たとえば、元ソニーの最高顧問・出井伸之氏は『日本進化論』(幻冬舎新書)のなかで、今後の日本に対してこんなことをおっしゃっています。
「いまは先の時代のために、知識や基礎技術をしっかり仕込み、どのように日本を経営するかを長期的な視点で考えておく大切な時期なのです。その意味では、これからの十年こそが勝負のときだといえます」。
私たちWoC出版も、「一度立ち止まって将来を長期的に考える」この考えにまったく同感です。そしてWoC出版では、それを“大人”にのみ任せるのではなく、学生も社会や教授の方々とともに将来を考える作業に積極的に関与していこう、または学生がそう思えるきっかけの媒体になろうと考えています。学生・社会人・教授の三角がひとつの未来を見据える大学発の組織ができれば、望外の幸せです。」
WoC編集長 馬渕晋吾(http://woceditor.exblog.jp/)
山のりさんも、ぜひ応援してあげてください