「一大事と申すは、今日ただ今の心なり」
今日、テレビで徳光アナが紹介していたこの言葉は、江戸時代の僧侶、正受老人の言葉です。あの真田幸村の甥であったとも言われる正受老人は、高僧、藩主をはじめ、多くの人々から師と仰がれながら、生涯"正受庵"という小さな庵で修行に励んだ人です。
過去よりも未来よりも、今、この一瞬が一大事。
今日出会う人に、どんな気持ちで言葉を交わせるのか。
今日の仕事に、どんな思いで取り組めるのか・・・それが一大事。
失敗しても、不幸な事があったとしても、それは既に過去の事。
それより、そのあと、気持ちを切り替え、今、この一瞬にどこまで全力を尽くせるかが一大事。
未来に思いをはせる事は素晴らしい。
しかし、今、この一瞬の積み重ねなくして、未来はない。
そんなことを正受老人は、仰りたかったのではないかと思います。
良い言葉を教えてくれた徳光さんに、感謝です。
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