B-winds(ブレイスの風)

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背番号"99"の理由。

2008-06-22 22:16:20 | Weblog
きょうも我が阪神タイガースは、金本が打ち、藤川が締め、勝利をおさめました。しかし、パ・リーグで阪神同様好調なのが西武ライオンズ。特に、ホームラン数は、阪神の35本に対して、その3倍近い96本。驚くべき数字です。

 そのライオンズを率いているのが背番号99をつけた渡辺監督。かつて西武の黄金時代を支えたエースも、最後は自由契約。台湾に渡って、言葉の通じない発展途上の選手たちを育てる苦労も味わいました。

 彼が監督になってから、西武のベンチは、あのデーブ大久保コーチが加わった事もあって、随分明るくなったそうです。折角プロ野球選手になっても、自らの潜在能力の50%も発揮する事なく、夢破れ、球団を去ってゆく選手がほとんどという厳しい世界。どうせなら、三振してもいいから思い切りフルスイングして、それぞれの選手の持つ潜在能力の100%とは言わないまでも、せめてその99%の力を引き出してあげたいというのが、背番号を"99"にした理由だという事です。

 これは実社会でも同じ事。ついにフルスイングを一度もすることなく、雑踏に消えてゆく若者たちの何と多い事か・・・・。いや、私自身が、今、本当にフルスイングをしているといえるのか、本当に、今の事業にすべてを賭けて戦っているといえるのか・・・・。忸怩たる思いがあります。

 これからペナントレースがどう展開するかはわかりませんが、北京オリンピックが終わり、秋風が吹き始めた頃、できることなら岡田阪神と渡辺西武が、それぞれの選手たちの潜在能力の99%を賭けて、23年ぶりに日本シリーズで激突してくれる事を期待したいと思います。

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