B-winds(ブレイスの風)

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東日本大震災と宝永地震。

2011-04-02 08:07:54 | Weblog
300年前、今回の東日本大震災と非常によく似た宝永地震という大地震がありました。もし、「歴史は繰り返す」としたら、今後、私達は次のような事に注意する必要があるかもしれません。

①地殻変動はまだ終息していない。
宝永地震の時は、その49日後に富士山が噴火し、道後温泉の湯が止まりました。東北、関東沖の巨大な地殻変動によって地震が起こったわけですから、その影響が日本全体に飛び火する可能性は高いと思われます。

②経済への影響
「元禄時代」という江戸時代の中で最も活気があった時代に宝永地震は起こりましたが、この地震を境として、江戸幕府の財政は悪化し、増税と質素倹約令が繰り返され、二度と元禄時代の繁栄を取り戻す事はできませんでした。今後の政府の政策次第では、東日本大震災が日本経済の息の根を止めてしまう可能性は十分にあると思います。

③宗春と鷹山に学ぶ。
質素倹約、統制経済を目指した8代将軍徳川吉宗に対し、尾張藩の徳川宗春は徹底した開放経済政策を取り、今日の名古屋の繁栄の基礎を築きました。
米沢藩上杉鷹山は、倹約、殖産興業、教育を柱とした長期的な藩政再建策を自ら率先して実行し、米沢藩を立て直しました。全く正反対とも言える二人の藩主ですが、彼等の足跡の中に、日本再建の鍵が潜んでいるような気がするのです。


■震災の呼称、閣議で「東日本大震災」に
(読売新聞 - 04月01日 17:40)
hhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110401-00000701-yom-soci

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