B-winds(ブレイスの風)

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

弁護士受難の時代。

2010-08-23 07:03:22 | Weblog
医師、看護師、税理士、社会保険労務士、介護福祉士・・・。
"士"のつく専門職はどれも引っ張りだこで、私の方にも常時求人依頼が来ていますが、弁護士だけは一度も来たことがありません。何故なら、弁護士は、2010年の時点ですでに供給過剰であり、今後その傾向はさらに強まってゆくからです。

アメリカには90万人の弁護士がおり、日本には2万人しかいない。だから弁護士を5万人に増やそう。政府のこの発想は誤りだったと断言できます。

何故なら、日本はアメリカのような訴訟社会ではなく、何とか当事者同士が話し合って解決しようとする「和」の心を大切にする国だからです。

友人の弁護士の仕事ぶりを見ていると、本当に弁護士という仕事は大変だなと思います。正義に対する使命感がなければ、到底続けられない仕事です。その弁護士が失業する。司法試験に挑戦し続け、30代にしてやっと手に入れた弁護士の資格・・・。しかし、仕事がない。

大学、大学院で一生懸命勉強した優秀な人材が、路頭に迷う事がないようにして頂きたいものです。

弁護士も低所得時代に突入か 就職できない新人急増の背景
http://news.ameba.jp/domestic/2008/03/11590.html