非正規公務員を増やしておきながら「自助」はないでしょ。

前にも書きましたが、
ずーっと気になっているのが、非正規雇用の問題。
特に、非正規公務員が増えていること。
お役所の窓口業務のような職種は、
確率的に非正規公務員が多いと思います。

こんな記事があったので（こちら）、
またネタにしたくなりました。
いまや公務員の5人に1人が非正規雇用だそうです。

非正規が増えた背景には、逼迫した財政などがあるのでしょうが、
それが貧困層を増やす直接的な原因にもなるわけですよね。

足下でそんな状況を作っておきながら、
「自助」とか言われると、
ウソ臭くて、そんな人を信じることは
できないと言わざるを得ません。
またまた国民のほうを全く向いていない人が
首相になっちまったのか。

コロナで実態が明らかになった厚生労働省や保健所での人出不足。
こんな記事も気になりますね（こちら）。

なんとなんと、厚労省では53％もの人が非正規ですって。
雇用そのものに深くかかわる省庁がそんなことでは、
もうお話になりません。

格差社会を作っている本質に迫らないと、
本質を突き詰めて、改善していかないと、
根本的な解決にはならないですよね。

社会全体で本気で変えていかないと、
格差社会は拡大するばかり。
こんな日本に誰がした？？？