ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

妙心寺で坐禅な週末

2012-11-05 16:55:47 | スピリチュアル
妙心寺で週末、泊りがけで坐禅をする。

何年も前からの課題でした。
そもそも年末年始を外国人のお坊さんのいる
禅堂で過ごしたとき、
そこに来ていた人に妙心寺の坐禅会のことを聞きました。
毎週土曜日から日曜日、泊りがけで坐禅会。
毎週というのがすごいと思ったのです。
それに、京都で安く泊まれる方法だ、とも。

さて、そのお寺に行ったのはいつだったっけ……。
2007年でした()。
懐かしいな~。読み返してみて、そうだったな~と。

そして、ついに実現です。
カウチサーファーに情報をお知らせするためにも、
情報集めという目的もありました。



基本スケジュールは、土曜日午後5時30分集合、
坐禅や提唱(お坊さんのお話)があり、
日曜日は午前5時に起きて、朝課、坐禅、粥、作務
と続いて、茶礼(座談会)で終了。

まあ、何度も経験しているパターンです。
ただし、妙心寺は臨済宗なので、
曹洞宗と微妙に違う部分を思わず観察し、
ほぉ~、と感心したり、あ、同じだ、と思ったり。

全く違うのは、座る方向。
曹洞宗では面壁(めんぺき)といって、
壁に向かって座ります。
臨済宗では逆で、みんな向き合って座ります。
これが慣れないので、ちょっとヘンな感じ。

座る長さは、40分よりも短く、
20~25分だったので、
1回1回はかなり短く感じました。
その呼び方も、1チュウではなくて、
1シュと言っていましたね。

警策(キョウサク、臨済宗ではケイサク)が
これまた違います。
曹洞宗では、パシッと1発。
妙心寺では、右左4回ずつでした。
でも、お坊さんの説明では、5~10月は2回ずつ、
つまり着ているものが薄いときは2回、
冬用の厚いものになると4回とのこと。
へぇ~~~、ですね。

あと、窓を開け放して座るので、
夜も朝も寒かったです。
修行道場ではそうしているそうで、
一般向けとはいえ、大衆禅堂でも
同じようにしているという説明でした。
あの京都の寒い冬も、極寒の真冬でも
開け放して座るそうです。

ぎゃ~、真冬は参禅できないな~。

でも、修行してきた感がたっぷり。
朝は暗いうちに大衆禅堂を出て、
法堂(はっとう)へ。




重要文化財の法堂で朝課と坐禅ができるのは
さすがに京都!と感動しました。
天井の龍の絵にも思わず目が行ってしまい。

そこでも全部戸が開け放してあるので、
明るくなってくる様子もまた感動的。
あ、そりゃ集中していない証拠か!?
コメント
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