ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

妙心寺で坐禅な週末<2>

2012-11-06 18:23:00 | スピリチュアル
日曜日に朝課と坐禅をした法堂、
天井にあった雲竜図は重要文化財で、
調べてみたらすごいものだということが分かりました。
写真などはこちら参照。

狩野探幽が8年かけて描き上げたもので、
見る角度によって龍の表情が違って見える
通称「八方にらみの龍」というらしいです。

へぇ~~~。
でも、みんなで並んで入って朝課と坐禅をして、
またみんなで揃って退出しただけなので、
じっくり見ることはできませんでした。

そして、密かに楽しみにしていた粥坐、
つまり朝のお粥は、食べ方のお作法なども
古い方々が坐禅をしているときに
教えていただき(今回初参禅の4人一緒に)、
さほど焦ることもなくいただくことができました。

曹洞宗と違うのは、
お粥をもりつける際の、もうそれで結構です、
という合図。

両手をまず合掌して、
しゅっとこすり合わせるのです
(右手を前に、左手を手前に引く、のように)。
新鮮でした。

食べる際に唱えるお経は意外にも
ほぼ一緒でした。
電気のないお寺でいつも唱えていた、
ちょっと懐かしい響き。
五観の偈(ごかんのげ)は少しだけ違う程度。

で、お粥は噂通り、おいしくいただきました。
ひじきの煮物もよかったです。
でも、でも、梅干しとタクアンがハズレ。
どちらもいまどきの化学調味料入りの
味がしました。残念です。

ところで、寝る場所は
男性は大衆禅堂の坐禅堂で本格的に、
女性は更衣室ともなっている和室で。

全体では20人弱、女性は4人で
その狭い和室で寝るのはキツキツでしたね。
女性は最大4人だね~と
いつも参加している方々はおっしゃっていました。
意外と少ないですね。
年齢層は、まあ、ほかの坐禅会と同じです。

大衆禅堂に入ったところにあった
「かたよらない、こだわらない、とらわれない」
いいですね。



手前は仏殿、奥が法堂です。

実は、妙心寺は塔頭が40以上もある
大きなお寺。
また参禅したいと思うので(次回からは1000円!)、
その時にはゆっくり妙心寺周辺を見たいです。

さてさて、慈眼寺、晴明神社、船岡温泉の
レポート&写真は引き続き……。
コメント
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