ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

被災地応援ファンドで丸光製麺。工場跡地。

2012-11-21 15:10:24 | 東日本大震災
宿泊した施設は、二十数人ほどが宿泊できる施設で、
ほかに50畳の広間があり、
そこでも30人ほど泊まることは可能です。

大震災のあと、復旧工事関係の方々が
常に60人ほど、1年にわたって宿泊していたそうです。

その間は休む間もなく働き通し。
工事によっては、早朝出かける人もいるし、
逆に夜遅くに帰ってくる人もいて。
奥様は毎朝毎朝、
昼食用のおにぎりをひたすら握ったそうです。
夕食の準備も大変で、
お風呂は最初に入る人はラッキー、
最後に入る人は乳頭温泉(つまり濁った)のようになっていた、
というお話も伺いました。
お風呂のお掃除だって毎日大変だったと思います。

また、オーナーのお父さんは気仙沼で津波が来る中、
九死に一生を得たそうですが、
その上で、自分が海の上に浮きながらも
女の子を助けたとのことで、
その時の写真が写真集に掲載されて、
それも見せていただきました。



こちらは、丸光製麺の工場があった場所。
海のすぐ近くに工場があったのですが、
津波ですべて流されてしまいました。
海といっても、気仙沼湾で、
そんなところまで、それにもっと奥まで
津波が押し寄せたとは、
いまの静かな海を見る限り信じられません。

製麺の機械がこのへんにあって……と説明する社長。



工場跡地で家族写真の大撮影会!

さて、ランチは……。
屋台村でバス下車。でも、私が向かいたいのは復興商店街。
雨模様だったのですが、ちょっと待っていたら小雨に。



ボラバスに参加していた時、
陸前高田で活動したあとは気仙沼プラザホテルで温泉に入り、
屋台村か復興商店街で夕食というパターンでした。
最後に寄った時、行きたかったけれど満員だった
特急寿司で海鮮丼を今回いただくことに。
大満足の600円!でしたよ~。

復興商店街のEMショップも寄りたかったのに、
第3日曜日はお休み!でした。残念……。



撮りたくなかったのですが、1枚だけ。
船が津波で陸地の奥まで流された、例の、です。



気仙沼が見渡せる安波山にもご案内いただきました。
左の真ん中に見えるビルが気仙沼プラザホテル
(今回は時間がなくて温泉に入れなかったのが残念です!)。



津波の被害が本当に陸地の奥のほうまで及んでいるのが
上から見るとよく分かります。

今回は気仙沼をいろいろ案内してくださったので、
気仙沼での被害状況や地理が前よりよく分かりました。

今回の工場見学会は、麺づくりなどとても楽しめるツアーでしたが、
被災地に足を運んで、見たこと、聞いたこと、感じたことを
できる限り人に伝える、その重要性も改めて実感しました。

被災した企業を直接的に支援できる被災地応援ファンドの存在が
大変大変意義深いものだということも。

実際に工場が稼働開始して、社長夫妻も
ファンドがなかったらこれほど早く工場を再開することはできなかった、
と支援者に心から感謝してくださって、
ほんの少しだけでも力になっていることが分かる、
それが嬉しかったですね。

というわけで、被災地応援ファンド(こちら参照)、
みなさんに強くオススメいたします。ですです。

来月は、もう一つ支援している八木澤商店のツアー、
またまた弾丸ツアーで参加。楽しみです!!
(坐禅会に行き始めて以来、毎年参加していた泊りがけの成道会は
このツアーと重なってしまうため、今年は残念ながら不参加です……。)

最後の1枚。これも撮りたくないと思いつつ。
仙台にて。


コメント
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