吉村昭『三陸海岸大津波』(文春文庫)
正直言って、言葉を失いました。
こんな本が昭和45年に出ていたなんて……。
初版が昭和45年で、その後、文庫化され、
再度、平成16年に文庫化されました。
明治29年、昭和8年の地震による大津波、
そして、昭和35年のチリ地震による津波により、
繰り返し被害を受けた三陸海岸。
著者は何度となく三陸海岸に足を運んでおり、
その三度にわたる津波について
体験談や記録をもとに、
地震・津波の前兆や被害状況、
救助の様子から子どもたちの作文に至るまで
あらゆる手段で調べ上げ、
いかに凄惨な状況だったかを伝えています。
あ~、この本を東日本大震災の前に
多くの人が真剣に読んでいたら、
状況はもしかすると違っていたかもしれない、
そんなふうに思わせてくれます。
歴史は繰り返す……
大津波の被害を繰り返し受けてきた三陸海岸。
歴史から学ぶことはなかったのか……
大自然の前になすすべはなかったのか……
いろいろ考えさせられるものがあります。
アマゾン2011年上半期Booksランキングでは、
ノンフィクション部門の1位になっている話題の書。
う~ん、言葉では説明できません。
ぜひ読んでみてください。
正直言って、言葉を失いました。
こんな本が昭和45年に出ていたなんて……。
初版が昭和45年で、その後、文庫化され、
再度、平成16年に文庫化されました。
明治29年、昭和8年の地震による大津波、
そして、昭和35年のチリ地震による津波により、
繰り返し被害を受けた三陸海岸。
著者は何度となく三陸海岸に足を運んでおり、
その三度にわたる津波について
体験談や記録をもとに、
地震・津波の前兆や被害状況、
救助の様子から子どもたちの作文に至るまで
あらゆる手段で調べ上げ、
いかに凄惨な状況だったかを伝えています。
あ~、この本を東日本大震災の前に
多くの人が真剣に読んでいたら、
状況はもしかすると違っていたかもしれない、
そんなふうに思わせてくれます。
歴史は繰り返す……
大津波の被害を繰り返し受けてきた三陸海岸。
歴史から学ぶことはなかったのか……
大自然の前になすすべはなかったのか……
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う~ん、言葉では説明できません。
ぜひ読んでみてください。