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ヒメスミレ・1~長池公園

 長池公園“やまざとひろば”のオオシマザクラの根元でいつもお花見をしている「ヒメスミレ(姫菫)」。スミレ科スミレ属の多年草でスミレと同じような濃紫色の花を付けるが草丈はせいぜい6~7センチと小さい。陽当たりの良いやや乾燥している道端などに生育している。スミレと同じようにアスファルトの隙間でも見掛ける。
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コチャルメルソウ・1~名前

 奥高尾“日影林道”で多く見られる「コチャルメルソウ(小哨吶草)」。ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草で草丈は20~30センチ。花径はわずか5~6ミリで花弁は魚の骨のように7~9裂し外側に反り返る。果実の形が楽器の“チャルメラ”に似ていることから名付けられている。
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ナガバノスミレサイシン・1~高尾山1号路

 高尾山“1号路”をやや速足で登りひと汗かいたところで見つけた「ナガバノスミレサイシン(長葉菫細辛)」。スミレ科スミレ属の多年草で関東地方以南の太平洋側に分布している。“細辛”とはウマノスズクサ科カンアオイ属のウスバサイシンのことで、その葉に似ていることから名付けられている。
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マルバタチツボスミレ

 長沼公園の山道に咲く「マルバタチツボスミレ(丸葉立坪菫)」。タチツボスミレとニオイタチツボスミレの交雑種で比較的良く見つかる。花色はニオイタチツボスミレに似ており葉はタチツボスミレに似て名前の通り丸みがある。側弁の基部には毛は無い。マルバタチツボスミレはスミレ科スミレ属の多年草。
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アカフタチツボスミレ・1~高尾山冨士道

 葉脈に沿って紅紫色に染まるのが特徴の「アカフタチツボスミレ(赤斑立坪菫)」。北海道から九州まで広く分布している。写真では斑の色がやや薄いが個体によっては更に濃くなる。これは高尾山“富士道”のもの。
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シロバナカタクリ・1~小山田端自然公園

 ユリ科カタクリ属の「シロバナカタクリ(白花片栗)」。花被片が赤紫色の種が普通だがごく稀に変異して白花種が出現する。通常のカタクリの花被片の基部には蜜標となる斑紋があるが本種の花被片は白一色になる。これは小山田端自然公園のもの。
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キヨスミヒメワラビ・1~別所地区

 オシダ科カツモウイノデ(褐毛猪手)属の「キヨスミヒメワラビ(清澄姫蕨)」。関東地方以西の山地のやや湿った林床に生育する。根茎は斜上し葉柄は長さ20~50センチ。葉柄下部から中軸まで白色半透明の鱗片が密生するため「シラガシダ(白髪羊歯)」の別名がある。今の時期の鱗片は褐色なので若葉の頃に“白髪”を確認しよう。これは別所中学校付近の林縁のもの。
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カツラ・1~雌花

 新型コロナ感染症は未だ終息の兆しを見せないが、一方でオリンピックの聖火リレーが始まった。私はコロナ禍がまだ始まる前の一昨年に八王子市の聖火ランナーに応募したが見事に外れ。このところ色々な理由でランナーを辞退されている方がいらっしゃるが、もし当市で辞退者があり代わりに出られるなら是非走りたい。右膝半月板損傷の手負い(足負い?)だが200メートルならダッシュできる。オリンピック開催に関しては賛否が分かれていて前途多難だが、聖火が日本中を駆け巡ってみんなを笑顔にし、オリンピック・パラリンピックが無事開催され“復興五輪”“コロナ克服五輪”として大成功することを心から願っている。
 写真は上柚木陸上競技場前に植栽されている「カツラ(桂)」。カツラ科カツラ属の落葉高木で雌雄異株。写真は雌花で細長い炎のような紅紫色の雌蕊を4~5本伸ばす。ところで新国立競技場には聖火台が作られなかったが本番ではどうするのだろう。
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ワダソウ・1~開花

 我が家の庭ではセツブンソウ果実が出来始めると隣で種から育てた「ワダソウ(和田草)」とニリンソウが咲き始める。ワダソウはナデシコ科ワチガイソウ属の多年草で草丈は10センチほど。5弁花の直径は1センチで雄蕊は10本ある。葯は濃紅色で花粉を出すと黄色になる。春の開放花が終わるとその後は茎の下部の葉腋に閉鎖花を作る。
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ウリカエデ・1~開花

 上柚木公園で咲き始めた「ウリカエデ(瓜楓)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉小高木で瓜のような緑色の樹皮が名の由来。花径は7~8ミリで柱頭が2裂した雌蕊とその周りに8本の雄蕊がある。雌蕊の基部に翼のようなものが見えるが、おそらくこれが翼果になるのだろう。
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