元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ツクツクボウシタケ・4~高尾山3号路
高尾山"3号路”で見つけた「ツクツクボウシタケ(ツクツクボウシタケ(つくつく法師茸)」。バッカクキン(麦角菌)科イサリア属の“冬虫夏草”でその名の通りツクツクボウシの幼虫に寄生する。2年前に当地の"いせまいり公園”や"大塚西公園”で見ており、ここで見た瞬間にツクツクボウシタケだとわかった。写真の一番長いもので長さは1.5センチほど。
冬虫夏草には完全型と不完全型があり、完全型は有性生殖を行うため胞子は子嚢と呼ばれる袋に入っておりこの子嚢が更に子嚢果(子嚢殻または被子器)の中にしまわれている。そのため完全型の冬虫夏草のキノコの部分(ストローマもしくは子座)を拡大すると粒々が見える。一方、不完全型は無性生殖を行っておりキノコの部分(シンネマ)の先端は粒々ではなく粉状の分生子と呼ばれる胞子が付いている。
冬虫夏草には完全型と不完全型があり、完全型は有性生殖を行うため胞子は子嚢と呼ばれる袋に入っておりこの子嚢が更に子嚢果(子嚢殻または被子器)の中にしまわれている。そのため完全型の冬虫夏草のキノコの部分(ストローマもしくは子座)を拡大すると粒々が見える。一方、不完全型は無性生殖を行っておりキノコの部分(シンネマ)の先端は粒々ではなく粉状の分生子と呼ばれる胞子が付いている。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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珍しいキノコですね。
薬効があるのでしょうか?
冬虫夏草なんですね。
私にも見つけられるでしょうか。
探したくなります。
珍しいものを見つけましたね。
これはわかっている人じゃな
いとむつかしい世界です。