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ハボタン・1~霜

 先週末はずいぶん冷え込み、多摩ニュータウンでは早朝に氷点下になった。いつものように週末ランニングに出掛けるのはずいぶん勇気がいる。目が覚めても暖かい布団の中でしばらく葛藤が続きようやく意を決して起き上がる。走り始めは肌を刺すような冷気だが、5分も走れば身体が温まり額に汗がにじんでくる。野道で霜柱をサクサク踏みながら、冬の植物観察もまた楽しい。
 写真は京王堀之内駅前の花壇に植えられている「ハボタン(葉牡丹)」。アブラナ科アブラナ属の多年草で、耐寒性に優れており少しくらい霜が降りても大丈夫。その名の通り、ボタンのような葉を楽しむ植物で、冬の花壇にはうってつけ。
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ゴクラクチョウカ

 ちょうど1年前の12月11日。私は還暦記念のフルマラソン卒業ランで、息子とともにホノルルを走っていた。あれから1年が過ぎたが、今でもあの時の記憶が鮮明に目に浮かぶ。レース前日に訪れたモアナルアガーデンのモンキーポッド、街角のハイビスカスプルメリア。レースでは、花火の中の夜明け前のスタート厳しかったダイヤモンドヘッドの急坂ゴールの瞬間、そしてゴール後のワイキキビーチでの休息、打ち上げのすき焼きなどなど。両脚の激痛のことまで楽しい思い出で、写真を眺めているとまたハワイ熱が上がってくる。やはり4年後はどうしても高齢者の仲間入り(前期高齢者)記念で“ホノルルハーフマラソンHAPALUA”を走りたい。
 写真は首都大学東京植物実験圃の温室で育てられている「ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)」。ゴクラクチョウ科(←バショウ科)ゴクラクチョウ属の多年草で、学名は“Strelizia”。園芸ではそのまま「ストレリチア」として流通しており、英名では「バード・オブ・パラダイス(bird of paradise)」と呼ばれる。私は1年前にこの花をハワイのフォスター植物園で初めて見たが、帰国後、我が家からすぐ近くで見つけてその偶然に驚いた。温室には勝手に入れないので、これは外からビニール越しに撮っている。
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