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ワラビ・1~開発予定地

 南大沢3丁目の開発予定地に毎年顔を出す「ワラビ(蕨)」。コバノイシカグマ科ワラビ属のシダ植物で、比較的日当たりの良い乾いた野原を好む。シダ植物の山菜と言えばワラビやゼンマイが思い浮かぶが、ゼンマイのほうは林内の湿った場所に生えている。ワラビには毒があり生で食べると中毒を起こすため、熱湯を使った灰汁抜きや塩漬けなどが必要になる。地下茎からは澱粉が採れ、これを使ったのが“わらび餅”だが、最近のほとんどのわらび餅はサツモイモなどの澱粉が混ざっており、ワラビ100%のわらび餅は高級和菓子店やワラビ産地の店などでしか売られていないようだ。
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ハナミズキ・1~開花

 サクラが終わると、次は私の出番とばかりに咲き始める「ハナミズキ(花水木)」。ミズキ科サンシュユ属の落葉高木で、この界隈では多く見ることができる。ハナミズキは北アメリカ原産で1912年(大正元年)に尾崎行雄東京市長が、ワシントンにソメイヨシノを贈り、その返礼として、1915年(大正4年)にアメリカ政府から東京市にハナミズキが届けられたという。今ではあちらこちらで見掛けるハナミズキだが、日本での歴史は比較的新しい。写真は鑓水公園付近の穂成田歩道橋からの眺め。
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