小山内裏公園“内裏池”の畔に咲いている「ミゾソバ(溝蕎麦)」。タデ科イヌタデ属(←タデ属)の一年草で、直径7~8ミリの小さな花が茎の先端に密集して球形の総状花序を作る。花弁のように見えるのは萼片で花弁は無い。雌蕊の柱頭の先端は3裂し雄蕊は8本ある。
小山内裏公園“内裏池”付近の藪に生えている「ヌスビトハギ(盗人萩)」。マメ科ヌスビトハギ属の多年草で、花の長さは3~4ミリ。アレチヌスビトハギに比べるとずいぶん小さく、また花が下を向いていることが多く、撮影にはいつも苦労させられる。名前の由来は、果実の様子を盗人が爪先立って歩いた足跡に見立てたという説が主流だが、他にもいろいろあるようだ。それより“クロメガネハギ”と言ったほうがわかり易いが、そもそもサングラスをもう黒眼鏡とは呼ばないだろう。