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ハキダメギク・1~名前

 この界隈に咲く野菊を理解しようと、同定に苦心しているが、そんな中で 『おいらも野菊の仲間に入れてくれよぉ~』 と訴えている「ハキダメギク(掃溜菊)」。 きちんと “野” に咲いていても “掃き溜め” の冠を付けられて、とても可哀想。確かに花径わずか5ミリの花が足元にまばらに咲いているさまは、花を鑑賞するというにはほど遠いが、良く見れば小さな舌状花は丸みを帯びた王冠のようで可愛らしい。 “豆菊” とでも呼んであげれば良かったのだろうが、その生育環境を表わすには、牧野富太郎先生が付けられた “掃き溜め” の名が適切だったのだろう。ハキダメギクはキク科コゴメギク属の一年草で熱帯アメリカ原産。日本には大正時代に渡来した。
 さて今日の部活(皇居ラン)は56分18秒で、先週より1分遅れたがまずまず。
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