昨日の話です。
部屋で50MHzを運用していました。
北関東、福島県と交信を楽しんでいました。
水平に出したHR50(ノンラジアル短縮モービルホイップ)は、先端方向には飛びがよくありませんので、基台が付いているパイプごと回します。角度を20°くらい変えると信号が劇的に変わります。
回し方も、窓から棒でつついて回す方法もありますが、約180°しか回せない八木アンテナをさらに回して建物に当てると、ローテーターのパワーでマストが回るので、これでやって遊んでいました。(八木アンテナのブームにかなりのストレスがかかりますが)
すると、ベランダの反対側の山梨県道志村からローカル局がQRVしているのが聞こえてきました。
反対側だけにさすがに信号が弱い。
そうだ、だったら南のベランダに行って、移動運用しちゃえばいい。
ということでKX3と短縮ダイポールを持ってベランダに行きました。
ローカル局と交信すべく、地元レピーター経由で呼んでみたりしたのですがつながらず、しばらく50MHzのバンド内を聞いていると沖縄の局がそこそこの強さで、不安定に聞こえてきました。
ローカル局が沖縄局を一生懸命呼んでいました。
とにかくこの交信が終わらないと当局との交信も出来ないわけで・・・。
聞いているだけでは面白く無い、でもこんな短縮ダイポールとQRP5Wでは競争には勝てないだろう、と、ダメ元で呼んでみたらなんと2回で拾ってもらえちゃいました。
ローカル局を出しぬいてしまいました。 Hi
59-57 のレポート交換。
このアンテナ、片側80~90センチなんです。しかも沖縄向けたら一部はベランダの中です。
たまにベランダで遊んでいますがいつも期待以上の働きをしてくれます。
ヤフオクでゲットしたアンテナですが、お気に入りのアンテナの一つです。
たたむとこんなに小さい。
仕組みは恐らく、shortyfortyアンテナの50MHzバージョンで、ヘアピンマッチを使っているタイプ。
コイルの位置は最も電流腹が小さくなるベースローディングで、効率もイマイチのアンテナのはずですが、なかなかのものです。
ベランダに張り出すと前に飛んでくれるので、いつものアンテナとカバーエリアが違うため、面白い結果が出ます。
この本物のショーティ40、とても簡単なアンテナなので作ってみると面白いです。コイルの巻数で大きさ自在です。
アースをど真ん中に接続することで、強制バランも兼ねています。
日本ではあまり話題にならないアンテナですが、ARRLの本には必ず出てくる結構メジャーなアンテナのようです。