アマチュア無線局 JO1KVS

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28MHz帯釣竿ノンラジアルアンテナの製作と城山湖

2010年04月29日 17時57分53秒 | アマチュア無線
 今日の午前中は暴風が吹く中、ベランダで28MHz帯用釣竿ノンラジアルアンテナの調整を行いました。
 最初28.3MHzではSWRがなかなか落ちず、落ちてもやっと2.5。でも29MHz台でいろいろやるとSWRは1.2くらいまで難なく落ちます。

 エンドフェッドアンテナは、エレメントとマッチング回路のバランスが肝心(なんだなぁと実感)。どちらも値を大きくしていけば下の方に調整はあっていくのですが、両方ともいいあんばいの仕上がりになっていないとSWRが思うように落ちず、帯域もとれません。
 なかなかいい場所がわからないので、思い切って同軸コンデンサーを撤去し、ポリバリコンに付け替えました。エレメントの長さをいろいろ変えてポリバリコンで最良点になったところのSWRをチェックします。
 何をしているのかと言うと、最良のエレメントの長さを先に出してしまおうという作戦です。
 ポリバリコンを回せば希望周波数で落ちるポイントは出ますが、落ち方はエレメントの長さで変わってきます。だいたいこれでいいだろうという長さを得て、同軸コンデンサーに置換するとまた違った現象が・・・。恐らく同軸コンデンサーは長さがあるので、それが影響しているのかも・・・。いずれにしてもここからまたカットアンドトライです。切り詰めていくとSWR2まで落ちました。
 落ち方が足らない・・・。
 まあいいでしょう。半完成ということで。
 というわけで試作品を2品作って、3品目でなんとかギリギリ実用バージョンになりました。さらに調整して良いアンテナにしていきたいと思います。

 ここでベランダにFT817を持っていって実際に運用してみました。城山湖から応答をいただきました。このアンテナ、城山湖で製作を始めて未完成のままだったので、なんとか使えるようになった報告をして、これから向かう旨伝えました。

 そして城山湖でお披露目。釣竿に絡めてマッチング部、給電部をそのままぶら下げました。釣竿は車の屋根に塩ビパイプを立ててその中に突っ込んでいます。簡単に設営できます。
 FT-817のSWR計は触れません。なかなかFB。無事動きました。
 その後遊びで14,18,21を聞いてみました。このままではさっぱりですが、ポリバリコン(にミノムシクリップつけたやつ)を同軸コンデンサーに並列につなぎ、回していくと感度が最大になるポイントがみつかります。ここでちゃんとSWRも落ちますから電波も出せます。念のため、オフセンター給電気味になるように2m程コールドエレメントを付けました。こうするとアンテナカップラーとしても使えるようです。

 みんなと話たり、ワッチしてばかりでゼロ交信でしたが、出来たばかりのアンテナを使ったり、大変楽しく過ごしました。
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