アマチュア無線局 JO1KVS

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SD-330 二本使ってダイポール化

2023年12月23日 00時00分00秒 | アマチュア無線

これはほんとに贅沢なアンテナです。

一本だけでも高いのに、二本使うんですから。
一本は頂いたものなので実現できたという感じです。

さて、この手のアンテナは良好なアースあっての飛びなので、いっそのことバランス型にしちゃったほうが動作は安定します。

なのでダイポール化にチャレンジしたのですが、過去に手動タイプのアンテナでダイポール化実験していて、これが結構大変で、2本見た目同じくらいの長さにしても、コイルが1巻違ってたりするわけでなかなか同調が取れない。
頑張ってほぼ同じ周波数で同調したものを組んでもSWRがあまり落ちない。
片方のエレメントをうんと短くするとSWRが落ちる。
オフセット化しないとうまく使えませんでした。
これは恐らく単体で使うことを想定した何らかのマッチングが入っているから、ダイポールのエレメントにするには都合が悪いのだと思われます。

SD-330にもきっとマッチングが入っていることでしょう。コンデンサーか何か。
これがダイポール化に影響が無いと良いのですが。

なのでモーター動かす配線はオフセットするときのことを考えて、独立配線、独立スイッチで微調整が必要かなと思っていました。

でも取り敢えずテスト程度ならと省略して、スイッチ共用で同時に伸び縮みさせてみよう。これでSWRが落ちなかったら独立してみよう、ということに。

で、やってみました。
SWRは二本同時伸び縮みでストンと落ちます。
3.5MHz~28MHz、全部バンド内でストンと落ちる長さがありました。

受信音が大きくなるところで大まかに探り、送信しながらSWRの表示を見て追い込みます。ローバンドは帯域が狭くとてもシビアです。

7MHzはバンド内賑わっていて、皆さんお互いに「59オーバー、時折20dBまで振ってます」とか言い合っているけど、私のアンテナではそんなにメーター振ってこない(モビホでも聞いてみたけど似たようなもん)。
うーん、ダイポール化(水平徧波化)で確実に強くなると思ったのだが・・・。
所詮ミニアンテナとしてはそんなものか・・・。

というわけで、テスト運用はいまいちでしたが、7MHzと10MHzで7交信してきました。
これ、50Wだから7交信できた、という感じでした。
IC7000Mの回り込み問題、ぐっと良くなったのでこっちのほうが成果デカかったかも。

SD-330にはもう1mずつ追加エレメントつけて飛びを向上させてみようと思います。(それやると28MHz出れなくなるけど)

帰りに洗車してきたけど夕方のキンキンに冷える時間帯でもセルフ洗車場賑わってました。(みんな洗車好きねぇ)


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