長電話

~自費出版のススメ~

安美錦 大金星

2009-05-13 | スポーツ
民主党の次期党首候補の岡田さんは「男前」ですが、主婦層に人気があるわけではありません。酔っぱらい会見の中川昭一も同じように「男前」ですが、やはり顔によって得をする政治家とも思えないところです。

顔がよく黄色いかけ声があったといえば、故橋本元首相、小泉元首相。どうやら昭和生まれの日本人はすっきりした醤油顔の「歌舞伎系」が好きで、ソース顔の「日活系」はあまり受けないようです。

美形といえば、ギリシャ彫刻のような顔(本田恭章、H・バーガー、ダルヴィッシュ)を連想するのですが、そういった「美しい形の顔」は哀愁をまとって悲劇と男色のイメージがあり近寄りがたく、むしろ人気にはマイナスに働いてしまいます。

そこへいくと安美錦の顔はバランスはいいし、もちろん「日活系」じゃないし、どこか北斎漫画にでてくるような、いなせなおっさん的な明るい風貌。もっと「顔」において人気がでてもよいと思います。

マスコミは安美錦が勝ったことではなく、朝昇龍が負けたことのみを強調します。金星を随分重ねているのに、安美錦にスポットがあたらない。もっともそんな存在感が彼らしさではありますが・・・。