まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「新 世界の家」ベルンハルトM.シュミッド

2014-04-25 21:25:32 | 読書のすすめ
今日も暑かったですね。
とはいえまだ日が落ちると涼しくなってきます。

さて ベルンハルトM.シュミッドの「新 世界の家」を読みました。

新 世界の家
ベルンハルトM.シュミッド
パイインターナショナル


ベルンハルトM.シュミッドが、世界中で撮った世界の家の写真集です。

旅をする醍醐味っていろいろあると思うのですが
自分の場合、街並みを歩いてみて、いろいろな家の表情を見るのが好きです。
家を見ると現地の生活を感じませんか。

今までで印象に残っているのは、エーゲ海の島ミコノス島の街並みです。
青い海と空に映える白い家々。
オフシーズンに行ったので、町は閑散としていました。
しかし、それだけに普通の生活が感じられました。

日本で一番なのは、やはり白川郷でしょうか。
本書でも取り上げられています。

四季折々訪れましたが、いつ行っても絵になる風景でした。

冬に訪れた際、白川郷に泊まったら
文化財のため火が使えないということで、
ものすごーく寒いのに、布団ではなく
こたつに足を突っ込んで寝ろ!と言われました。
その後、世界遺産に認定されましたが
今も冬泊まると、こたつに足を突っ込んで寝るのかなあ?

白川郷をカメラに収められるすごいいい小山があるんですが、
そこまで当時は除雪がほぼされておらず、極寒の雪の中はまりながら登ったのを覚えています。
紅葉も文句なしですね。

本書で、白川郷も取り上げられています。
シュミッドが、ドイツ在住だからか
やはりヨーロッパの家が多いです。
カラフルでおもちゃのような家です。

それから、ノルウェーのフィヨルドの断崖に建つ家。
周りが異常なくらい壮大なので、
いやいやいや。
どういう事情でこんなところにポツンと家建てちゃったかなあ
と思ってしまいました。
道がないのです。
どうやって登るんだろう。
本書に載っているノルウェーの家はちゃんと道のわきに建っていますのでご安心を。


本書を見て、中をのぞいてみたいなあと思った家は沢山あります。
泊まってみたいのは、モンゴルのゲル(大きなテントみたいな組み立て式住居)かなあ。

大草原の中、夜、外に出たらきっと地平線まで満天の星。
行ってみたい!

旅ごころをくすぐられます。
お勧めです。

シュミッドは「道のむこう」「世界のドア」も出しており
どちらも読んでみたいなあ。


いがぐりおは 満天の星見てみたい?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (1)
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