まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「英国マザーグース物語」1巻

2014-04-13 19:52:09 | 鶏頭(三歩歩くと忘れる)
今日もなんだか寒かったですね。
1日中 カウンターに入っていて 疲れました。
図書館が混んでいることはいいことなんですが アラフィフは疲れやすいのでご用心。

さて 「英国マザーグース物語」第1巻 ”婚約は事件の幕開け”を読みました。

英国マザーグース物語 婚約は事件の幕開け! (コバルト文庫)
久賀 理世
集英社



懺悔します。
中学高校時代、本好きだった私は、正直言ってコバルト文庫を馬鹿にしていました。

大学に入って本好きな友人から貸してもらったコバルト文庫。
目からうろこでした。
新井素子が大活躍していた時代です。
とにかくクオリティが高かったです。

もういろいろスミマセンデシタ。
私が愚かでした。

と思わず謝ってしまったほどです。
この年になると別の意味でコバルト文庫は買いにくいですが・・・

そして本書もコバルト文庫です。


書評サイトで話題になっていただけあって、面白かったです。
19世紀のロンドンが舞台です。
ややはねっかえり気味の子爵令嬢セシルと
ほぼ王子様な次期侯爵ジュリアンが主人公。

セシルの父サー・ヘンリーは、有名な探検家で、エジプトにて急死した。
セシルは父の死を不審に思い、
もともと憧れていた新聞記者見習いとして半ば強引に働き始める。
19世紀の話だから貴族の娘であるセシルは、本当の身分を隠し
男性として働いている。

ジュリアンは、セシルの兄ダニエルが厳選したセシルの婚約者である。
セシルは婚約自体は承知しているが、
兄に父の喪が明ける1年後まで婚約者に会わないし、その話もしないと宣言してる。
よって、セシルは、一緒に新聞社の挿絵画家として働き始めたジュリアンが
自分の婚約者であることは知らない。

物語は、マザーグースをヒントにひもとかれるミステリーです。
マザーグース自体が謎めいておりますが・・・

そして、乙女の皆さまは間違いなく乙女心をくすぐられます。
魅力的で、頼りになる王子様が守ってくれるんですよ~

ああ、一度でいいから、王子様に守られてみたかった。(すでに過去形・・・^^;)

いいなあ、セシル!

と思いながら一緒に謎解きをしていくのが楽しいです。
とりあえず、2巻まで読みました。
このまま、一気に6巻までゴー!

いがぐりおは マザーグースいくつ知ってる?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
人気ブログランキングへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする