ゴブリンスレイヤー4裏表紙より
「ゴブリンよりは、よほど危険だ。だが魔神どもとは比べるべくもない」
国王署名入りの依頼「悪魔の塔」の討伐に重戦士、槍使い、ゴブリンスレイヤーの三人が挑む――。
「ね、ぶらぶらしよっか」
ゴブリンスレイヤーのいない休日、牛飼娘は女神官と街を散策する――。
「見てなさい。私が世界の一つや二つ、救ってあげるから!」
妖精弓手は冒険のない日、受付嬢の提案で、聖騎士を演じる――。
種族を超えた共闘、これは彼と出会う前の三人の冒険――。
辺境の街で紡がれる、十の物語。
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第4弾!
GORBGOBGGORGROOBGBB!!
第1章 『新米戦士と見習聖女のお話』ぺーぺーだからしゃーない
――これ、冒険者の仕事かなぁ・・・・・・。
受付嬢の助言通り下水道で鼠退治をする毎日
それすらも時に失敗しちゃうあたりやっぱりぺーぺーな訳で
しかも戦士なのに剣を失うおまけつき
誰か予備武器貸してたもれ
「吊り合わない、魔法の、武器て、あまり、良くない、もの、ね?」辺境最強は伊達に最強じゃなかった
――予備武器も魔法の武器なのか!
ただ色々と格差がありすぎて貸すに貸せない模様
武器は無理だけど、魔女がちょっと便利な『魔法の道具』をくれました
「じゃ、私たちは、冒険だから」ベテラン冒険者△
「おう。死ぬなよ、坊主ども」
金もないしコネもないのでギルドの受付嬢に相談
「やっぱり、冒険のことは冒険者さんに聞くのが一番じゃないでしょうかね」正論
ちょうど銀等級のベテラン戦士がそこにいるぞ
見た目安っぽい装備であろうと銀等級ですぞ・・・・・・・ですぞ?
踏み出さなくちゃ始まらない
「投げる。刺す。折れる。毀れる。正しく切ればともかく、一本の剣では五匹と切れん」アリアハン王はそこまで考えていたんだよ本当だよ
諸々準備良し!
下水道リベンジ!
失くした剣も探さないとなー
あーあ、いっそ相手がゴブリンなら他の装備も持ってるかもなのになー
「ゴブリンの群れが街の下にいたら洒落にならないじゃない!」そうだな
「ホントな」
新装備もいい感じだし今回は順調ですなぁ
「きゃっ!? ちょ、何を・・・・・・!」うわあああああ
「馬鹿、見ろ!」
第5章 『彼がいない日のお話』遊び放題はそりゃ心配だけど『働き詰め』もまた心配
「お前だって、年頃だろう。いくつだか自分で言ってみろ」
「えと、うん、十八」と彼女はこくこく頷いた。「・・・・・・もうすぐ、十九だけど」
「なら、朝から晩までずっと働き詰めでいることもあるまい」
親的には難しいところでありんす
そんな訳で、今日の牛飼娘はお仕事お休みです
――今にしえ思えば、ねぇ。君は外伝1巻を本屋で探してもいいしネットで注文してもいい
よくもまあ、あの頃の自分が、ふらふらと歩いていた彼に声をかけられたものだ。
街に出たものの手持無沙汰でいると、偶然お休みだった女神官と遭遇
2人でぶらぶらすることになりました
金物は魔法を妨げる――という言い伝えがどこまで本当なのか、牛飼娘は知らない。古来お決まりの設定だけど、
そんなら金属鎧は魔法のダメージを革鎧より軽減するべき
でもAAあたりだとむしろ素通し(プレートメイルは魔法防御0)っていう
鎧の話題からの流れで、2人は武具屋に行ってみました
「・・・・・・需要がそれなりにあるから置いてるんですよ」まほうのビキニの類は上に服を着ればいいよね
鎧以外に兜もあるよ
「お、見慣れた奴だ」後衛も工事用タイプのヘルメットをするべきだと思うの
酒場に行ったら監督官、受付嬢、妖精弓手が何かで遊んでました
「全部やらなきゃいけない冒険者ギルドの采配が試されるわけよ」「依頼は遂行する」
「伝説の装備も集める」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「勇者」のつらいところだな
覚悟はいいか?妖精弓手はできてる
――どう思ってるんだろうね、彼は。ソレが本題じゃないから結論は出さないやろなぁ(白目)
第6章 『悪魔に魅せられし魔宮の滅亡するお話』安定のモブ死(死因・モブなのに登場したこと)
故に神々へは届かない。
王様は今日も忙しい
「迷宮に挑む一人の君主であった時の方が、よほど楽だったように思う」伝説の英雄の死因がデスクワークでの過労死、あると思います
辺境の街の近くに『悪魔の塔』(仮)ができたよー
国から探索依頼が出たので、受付嬢は銀等級の重戦士にふってみましたが、
運悪く重戦士の相方の聖騎士が体調不良でお休み中
それも踏まえた上で重戦士の見立てでは――
「三人ですか・・・・・・」もちろん『銀等級の』が頭につきます
「最低人数だ。できれば魔術師と神官職、前衛に俺を含めて三人で、六人は欲しいが・・・・・・」
頭を抱えるのは受付嬢
――そうそう都合の良い人はいないんですよね。そんなご時世に銀等級4人(+黒曜1人)のパーティーがあるらしい
いくらなんでも重戦士1人じゃなー困った困った
「ここにいますよぉーッ!!」辺境最強きたこれでかつる
槍使いは呪文も使えるそうですさすが辺境最強だな
でもまだ2人、それに斥候の技能が足りない
銀等級でそういうこともできる前衛なんてそうそう都合よく
「うん、一人いますね!」いるのだなこれが
『悪魔の塔』の探索がんばろー
剣である。これは草不可避
と思いきや死闘の幕があけ
「・・・・・・」短編だったから・・・・・・
「・・・・・・」
第8章 『妖精弓手のぐだぐだとした休日のお話』ありがとうござ・・・・・・カゼひくなよー
「ンん・・・・・・ッ」
だいぶ昇った日差しが角度を変えて窓を破り、妖精弓手の瞼へと突き刺さった。
第9章 『三人の数ヶ月くらい前のお話』『半分』なんてもんじゃないんだよなぁ
――話半分に思っとった方が良いかもしらんな。
得てして吟遊詩人の歌とはそういうものだ。
「部隊というのはつまり鏃、矢柄、矢羽、弓、射手が揃わねばなりませんでな」ヒーロー戦隊が5人組なことと完全に一致(?)
なお全10章買えって事だよ言わせんな
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