今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

残念な人のお金の習慣 山崎将志 2011年12月25日 青春出版社

2015-06-22 06:42:44 | お金
働いても働いても、
なぜか増えない、貯まらない。

あなたがやってしまっている“残念”な投資、消費、浪費とは?
脱・貧乏思考でお金も人生も豊かになる方法。
表紙より。
先に断っておくと、具体的な「節約術」とか「貯金術」とかは書いてない。



1章 お金を稼ぐために決定的に重要なこと
「吹奏楽全国大会常連である公立の高校」の考察から始まるんだけども・・・
 高校生でさえ"サービス残業"をしている。残業したからといって、大会の演者に選ばれるとは限らない。あくまで自分のためだ。
 一方で、ビジネスパーソンには残業なしがよいと思っている、あるいは残業はお金をもらわないとやれないと思っている人が多いが、えらい違いである。おそらくこういう考え方の人は、この吹奏楽部のようなところから来た入社三年目くらいの社会人に、仕事であという間に追い抜かれるだろう。
何かモヤるなー。
学生の本分はあくまでも「学業」であって、部活は言っちゃえば「趣味の延長」。
『ビジネスパーソン』が「嫌う」サービス残業とは意味が違うだろう。



第2章 お金のためにすべてを変えろ

お金と仕事

 満足を感じられない出来事と不満足を感じる出来事は違う。たとえば、会社の方針が気にいらないとか、監督者との関係が気にいらない、あるいは労働条件が不満だ、給料が不満だ、同僚との関係が不満だ・・・・・・、これらのことを衛生要因という。しかし、これらが解消されたからといって満足はいかない。不満がなくなるだけであって、満足にはならないのだ。
 うまくいくいかないも同じで、うまくいくやり方は、うまくいかないやり方の反対ではないのである。
「逆に」だけではなく「斜めに」も試してみよう。



3章 お金を稼ぐ人の時間と頭の使い方

時間配分
 稼げる人はほぼ例外なく、一日二四時間を何にどれくらい使っているかをおおよそ把握している。また、一日を一五分、三〇分などの単位で区切り、ひとつひとつの仕事をその時間までに終わらせるように意識している傾向にある。どのような問題解決をするにも、現状に対する正しい理解が必要だ。効果的な時間の使い方を考えるにあたっては、まず自らの時間配分の全体像を把握しなければならない。そして、ある仕事を完了させるのにどの程度の時間を投下しているのかと同時に、一定の時間の中で自分が何ができるのかを知っていなければならないのである。
ははは、こんなの把握していない方がどうかしてる・・・んだよなぁ。
やれやれだよ・・・。



"きっかけ"を作れば
"方向性"が見つかる


 この三つ――物販、弟子入り、一〇〇冊の説明――であなたの品質基準は絶対に上がる。また、その過程で自分がやりたいことが見えてくるはずだ。その方向性は絶対に見つかると信じるだけでよく、始める際にはわからなくていい。勉強しない人、よい付き合いがない人は、良質な知識や情報がないから、方向性を"思いつけない"のである。やりたいことを聞かれて答えられないのは、そういうものがないからだ。逆に実践し、勉強して、よい付き合いを集中して行うことができれば、方向性は見つかるものだ。
・・・ネットオークションなー。
中古品を売る側か。要検討。



4章 貯金、そして投資、消費、浪費

チャンスのために貯金せよ

 では、貯金の目的をどう考えたらよいだろうか。私は、"マイナスがあったときに補うため"という視点だけではなく、"チャンスをものにするため"という考えを加えることをお勧めしたい。これまでは、前者の話をしてきたが、後者はとても重要である。
ここに至るまでの『前者の話』は、正直何を言ってるのかわからない
「老後の生活には3~5千万円必要である」
「それだけ貯金しておくことは決して不可能ではない」
「しかし貯金で暮らす生活は不安になるので、貯金を使わずに暮らすためには年金以外に年100万円の稼ぎが必要である」
「100万円を金融商品で手に入れるには元手が1億必要である」
「よって貯金による老後の安心は幻想である」

「・・・??」ですよ。
無事(年金とは別に)5千万貯金できたんなら、あとは年金とそれを使えばいいがな。なぜに「崩すのが不安だから100万稼がねば」なんて話になるのか。5千万を棺に入れるつもりかよ。それこそ残念なお金の使い方じゃねぇ?

そんで後者の話は、「貯金」ではなく『投資準備金』・・・いつでも使えるお金は大事だよってお話でした。



5章 こうすると投資は失敗する
本編
著者が株やFXで散々失敗した、まさにタイトル通りの話。



「お金の貯め方」ではなく「仕事への取り組み方」についての本。
全体的に文章があまりスマートとは言えない。
その辺は正直「僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版」を読んだ方がいいと思った。

この本で注目すべきは5章
「株をやってみようかなー」なんて軽い気持ちで考えている人にオススメしたい。
その取引、やめときな。(キリッ)


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