「特命係、最後の事件」(『season1』収録)の極悪人、元外務省高官の北条がよりあくどくなって再登場する「閣下の城」、悪徳に魅入られた人間の悲劇をオカルティックに描く「密やかな連続殺人」、コミカルタッチな異色作「監禁」、社会派ミステリ傑作「冤罪」などバラエティに富む9篇を収録。裏表紙より。
(連続ドラマ第4シーズンの第1話~第10話を収録)
続きを捜しに行く前に今あるのは書いちゃおうぜ!
第一話「閣下の城」現在5億で保釈中の『閣下』こと北条。
「茶番だなあ。そうは思わないかい? 世話になった人たちと誕生日を祝いたい? ったく、なにを考えてやがんだか」
誕生日祝いに、自分をそういう状況に追い込んだ特命係までご招待。怪しい。
(ぼくはね、受けた恩も忘れないが、受けた仇はもっと忘れないよ)やはり・・・・・・!
そして殺人事件発生!
犯人は北条・・・・・・?
特命係は捜査を進めて行くのですが―
薫のこの発想は右京を感心させたようだった。
「なるほど、あり得ますね。きみの馬鹿げた発想は時としてぼくの脳みそを刺激してくれるので、大いに助かります」
「お褒めにあずかり光栄です。ていうか、褒めてます?」
「女は怖いな」せやな。
卑劣な罠、打ち破れ、特命係!
「ご指摘のとおり天邪鬼なものですからね。物事を裏から見ようとする、ぼくの悪い癖」閣下m9(^Д^)
全部解決よかったねー
「永遠の謎、ですか」ある意味「勝ち逃げ」なのかもしれない。
第二話「殺人講義」「良心の呵責」ってやつは、最初から存在するのかなと思った。
「・・・・・・つまり、人は誰でも犯罪者になりうるわけです。あなたも、あなたも、あなたも」
「かく言う、このぼくも。しかし、これだけは申し上げておきます。どんなに綿密な計画を練り万全を期して実行し、見事成功したかのように思えても、必ずどこかにほころびがあるものなんです。そして、それ相応の、もしくはそれ以上の罰を受けなければなりません。捕まった犯罪者はこう嘆くでしょう、『ああ、なんと割に合わないことをやってしまったんだ』と。いいですか、みなさん。この世に完全犯罪などあり得ません」特別講師の杉下右京さんでしたー拍手ー。
数年前の事件だって「急展開!」なニュースがあるんだからねー。
やっちゃった人、あなたの側に、確実に、キテます。
「なんでうれしそうなんですか?」ま、勝利は確信している訳ですがね!!!!!
「手強い相手ほどやりがいがありますからね」
「卑劣極まりない」m9(^Д^)プギャーwwwwww
第三話「黒衣の花嫁」衣装合わせはしてるんじゃない?(台無し)
「ひどい話です。最愛の人の花嫁姿を見られずに殺されてしまうとは、無念だったでしょう」
薫が深くうなずいていると、米沢は自分の身の上に触れた。うるせーよwww
「ちなみに私は花嫁姿を見たあとに逃げられましたが」
「ほんとだ。うわー、相変わらずちまちまと細かいね、警部殿は」本領発揮・・・・・・細けー!
角田が皮肉たっぷりに言っても、右京は堪えなかった。
「お褒めのことばと受け取っておきます」
「ぼく」「僕」とか「こと」「事」とか、変換の仕方も即気づきそう怖い。
「逮捕か自首かは、あなた方ご自身でお決めなさい!」そんで観念して警察署に向かおうとすると、
内村サンの指示を受けたトリオが待ち受けているんですねわかります。
自首扱いなんてさせねーよ!?
第四話「密やかな連続殺人」うわあああ((;゜д゜))ああああ
「Vim patior,Vim patior・・・・・・」
相棒シリーズの犯人たちの中で上位確実のmjktさんである。
「ふざけるな! 理由もなく、なんも罪もない人たちを殺したっていうのか!」浅倉のように何かしらのトラウマがあった風でもないという。
「ああ、そのとおりだ。おまえたちには絶対わからないだろうな。われわれのような人間の存在は!・・・・・・Vim patior,Vim patior・・・・・・」
mjktオブmjktがアクションを起こしたら、後手に回るしかないのでしょうか?
しかし、ま、事件は終わったので・・・・・・
「ああ! もう正直、俺にはなにがなんだか訳わかんなくなってきましたよ」
「嫌なら、きみは降りてもらっても構いませんよ」
「きみには聞こえませんかねえ。殺された彼女の悲痛な叫びが。聞こえないのなら、刑事などいますぐに辞めるべきです」誰がために陽は昇る。
「どんなに御託を並べようと、きみは自分自身で戦いもせず欲望に身を任せた。それだけのことじゃないですか」並べるのは雀卓だけにしとけって話ですお( ^ω^)
第五話「殺人ヒーター」大人がゴメンナサイできないから!
「小さいっすねえ・・・・・・こんな小さい記事で」
第六話「波紋」枚数だけなら長編小説1冊とそれほど変わらないのになぁ。
「たった六百枚の紙切れに、振り回された人生か・・・・・・」
第七話「監禁」右京さんが女子中学生2人とキャッキャウフフしていた頃・・・・・・
「あ、ごまかしてるぅ~」
千恵と由佳の声がそろう。
「かないませんねえ」
「だから、それが違うんだって。特命係にはもうひとり刑事がいて・・・・・・」\(^o^)/
「ちょっと多すぎたかなあ。でも、若いし体力ありそうだから、大丈夫か」
ミサエは不気味に笑うと、注射器の針を薫のほうへ向けた。
「ちょっと待てよ、おい!」
亀山薫巡査部長の運命は如何に!?
第八話「冤罪」『どうでもいい』と書いて、ルビは「もっともやっかいな」かな!
「そんなつまらない仕事ですから、ぼくのようなどうでもいい刑事がお邪魔しているんです」
「お前が興味を持つと、ろくなことがないんだ」内村サン、正解!
「そろそろお茶漬けにしますか?」元夫がとてもめんどくさい!名探偵たまき!
「はい?」
「真実とは、どんなに闇に葬ろうといつか必ず白日の下に晒されるものです」いつから『いつか』がそう遠くない未来ではないと錯覚していた?
(とてもわかりづらい文章!)
20年前の冤罪事件に端を発した殺人事件の結末は・・・・・・
「・・・・・・あっ!」ぞわぁ・・・・・・っとくる。
右京のことばの先にある暗闇に思い至って、薫は愕然とした。
第九話「殺人生中継」朝のニュースでお気に入りの女子アナが出来たらオッサンだって誰かが言ってた。
――おはようございます。
「おはようございまーす」
角田が画面に向かって元気よく挨拶した。
したら、なんと生放送中に殺人事件が!
「私のアナオタ仲間が録画していたので借りてきました」総人口が1億3000万、男が単純に半分として6500万、
「アナオタ?」
伊丹の質問に米沢が胸を張る。
「アナウンサーオタクです。ちなみに、今回の犯人を上げなければ全国のアナオタが黙っていないので、そのつもりで」
そのうちの0.1%が『アナオタ』だとすると6万5000人。
はよ解決せんと、東京ドームに入りきらない数の『アナオタ』が警視庁に殺到するぞー
「やめろ! 人を愛するってそういうことじゃない! いつか自分のしたことを後悔するときがきっと来る。絶対に来る!」くーるーきっとくるー
相手の心を無視するようなら、「想っている」とは言えないのである。
10%引き券を持って今行かん無限の彼方へ(てきとう)