広がっていくネットゲーム「The World」の汚染。意識不明者たちは回復せず、安全だった街にも異変が起き始めた。原因を追究するほど、ブラックローズはゲームと現実の状況が悪化することに気づく。調査を続けることに思い悩むブラックローズ。だが不思議な腕輪を持つ双剣士かいとたちの協力を得て、汚染の原因が巨大プログラム“禍々しき波”だと知ったとき、彼女は真相を掴むべく「The World」に潜む謎へ再び挑むことを決意する!裏表紙より。
そうよ!そのまさかよ!
ジェット・ストリーム・アナザーバース!
After the network crisisThe Worldで3体目の八相を倒した直後に起きた「現実世界での」大事件。
――誰でもいい・・・・・・誰か、お父さんが無事だと教えて・・・・・・!
まさか晶良のパパンまで巻き込まれていたなんて・・・・・・!
幸い無事だったからよかったヨカッタ。
「迎えに来てた人と言えば――俺と同い年くらいかな、寒い中アロハシャツを着て、自転車で桜木町の駅前に来てな・・・・・・目立ってたぞ、あれは」※投稿直後修正「くらいから→くらいかな」
アロハシャツのおっさんか、一体何岡なんだ・・・・・・?
アロハの詳細はゲーム付属のOVA「Liminality」で!
廉価版には付いてないから注意されたし。
――文和は、ゲームが原因で意識不明になった・・・・・・。もしも、ゲームが原因だとしたら――私たちは、とんでもないことをしてるんじゃないか?悩み始める晶良。
・・・・・・自分たちの行動は正しいのか。
相棒であるカイトに話すと、カイトも同じことを考えていたのであります。
「アタシたちが、なんのために、怖い思いをしてきたか――よっく考え直しなさいよねっ! アンタがそんなんで、どうするのよ!」励ますつもりが、思わず怒鳴ってしまうブラックローズ。
カイトには――カイトにだけは、迷ってほしくなかった。カイトも人の子なんじゃよ・・・・・・(´・ω・)
頭を冷やしてからの、戦う理由の告白。
「ぼくだけじゃない。こんなことは、みんな、早く終わりにしたいんだよね」
「(笑)」結束↑
いつものカイトだ。カイトの背負ってるものを私も分けてもらったはずなのに――私の気分は楽になっていた。ちょっとだけ気まずいような・・・・・・誇らしいような・・・・・・奇妙な感覚になる。
She became complicatedお姉ちゃん、戦線離脱。
「んとね・・・・・・ゲーム。最後まで一緒に、って思ってたんだけど」
これは仕方ない。
でもカイト視点の時よりはるかにきついなぁ・・・・・・
こんなに仲良しとは知らんかった。
「えーーーーーーーーーーーーーっ!」このカイト、メールの返信遅ぇwww
別キャラの視点で見ると、カイトの中二設定(年齢的な意味で)は絶妙だったと思える。
「いつも見てて歯がゆかったんだ。俺でよければ力になるから――」嫌がっている女の子につきまとうのはどう見てもアウトです。
「関係ないですから」
萩谷先輩の言葉を遮って、私は岐路を急いだ。
本当に消え去るがいい!ジャッジメントレイ!
――喪われしものの還ることあらざる。時の流れは不可逆なればなり。第四相フィドヘルを撃破したものの、
フィドヘルが残した不吉な言葉には不安を隠せない仲間たちでありました・・・・・・。
It broke boundsもうやめて!とっくに一部の読者のライフは0よ!
ぽつりぽつりとエルクがミアと出会った時のことを話し始める。
エルクが一人ぼっちで〝The World″にきたこと、それは現実からの逃避でしかなかった。現実には自分の居場所がなくても、ゲームの中になら居場所はある。そう思っていたらしい。しかし――現実世界でコミュニケーションできない人は、バーチャルなゲームの中でもコミュニケーションすることなんかできっこない。なぜなら、ゲームとはいえ、相手にしているのはPCの姿を借りた、現実の人間なのだから。
金星からの電波を受信したっぴ!(逃避)
――先輩・・・・・・あなたが判りません。あなたは、誰にでもそんなふうに振る舞うような気がします。違いますか?私はシステムを超越する!
萩谷先輩にバクドーン!
「な、なにか?」ガル様ktkr。
「いや・・・・・・知り合いがよく話しているPCに似ている」
「知り合いって?」
「気にしないでいい」
ガルデニアは丁寧にお礼を言うと転送し、私たちの目の前から消えた。
知り合い・・・・・・一体何トなんだ?
このシーン、なんかいいな。「本当に仲良し感」がして。
Gathering本日のどやぁ。
「リプスが使える装備は常に持っている。防御力が低いから、常時装備する訳にはいかないがな」
仲間になったバルムンクの活躍で、謎の襲撃者クビアの2度目の撃退に成功。
流石は蒼天のバルムンクさんっス!
自分たちだけではなく、ハッカーのヘルバ、
そして管理者リョースとも協力するべきという結論に至ったブラックローズたち。
ちょこちょこ手助けしてくれるヘルバはともかく、
石頭のリョースは話を聞くかすら怪しいところだけど・・・・・・
――こないだのアレ・・・・・・使えるかもしんない。ほうほう、現実での一件の応用だったのか。
全く関係無い出来事を応用するとは・・・・・・晶良は頭の柔らかい子。
The outside and the inside( ・∀・)ニヤニヤ
「やっとみんなで動くことに決まって、作戦会議までして・・・・・・遊んでる場合じゃないでしょう!」
カイトが遊んでるんじゃないのは判っていた。困っている人を放っておけない性格なのも知っていた。なのに、イライラが止まらない。カイトに八つ当たりするのは間違っていると自分でも判っていたが、止められなかった。
例のどっちか選べないイベントが楽しみですなぁ。
確かに、今やることとしては――アウラのセグメントを取り戻すことと、それを持っているであろう〝波″を撃破することだ。言っていることは、間違いないような気がした。意外な情報提供者の協力で、The Worldの謎に迫る晶良。
ま、それはいいんだけど(上のと下ので順番前後します)・・・・・・
「俺もやってた。今はもうインしてないけど」ゲーム内でもストーカーの意志あり・・・・・・有罪(ギルティ)!
その言葉で、私はホッと胸を撫で下ろした。ゲームの中でも、付きまとわれるのはごめんだ。
「でも、やめなきゃよかったかな。黄昏の碑文が関係してたなんて知らなかったし」
ドギューーーン
Harold's rule
「俺に任せろ!」
「心配するな!」ずっとバルムンクのターン・・・・・・キャー蒼天さーん。
ヘルバとリョースに有名プレイヤーのバルムンク、ワイズマン・・・・・・
仲間たちと共に、『オペレーション・テトラポッド開始!』。
――みんなで力を合わせて立ち向かう。今までそんなことなかった・・・・・・。これが、始まり。私は、胸が熱くなるのを抑えきれなかった。屈指の胸アツシーン。
そして見事に第五相ゴレを撃破。
フーフー!
『テトラポッド作戦』の成功を喜ぶみんなの前で、私一人が暗い予感に、ふさぎ込んでいた。やーめーろー・・・・・・
本編はここまでで、次の話は別の雑誌に載った番外編、かな?
Thank you,friendsNOVAとチムニ編。
「あんなヤツ、一緒じゃねーよ」
普段優しい物腰のNOVAにしては、珍しい反応に私は首を傾げてしまう。
「なんかあった?」
「なさけねーよなぁ・・・・・・」おまえ洗ってない雑巾の・・・・・・て、おい。
呟くNOVAを私はただ黙ってみていた。口を開いたら、本当のことを言っちゃいそうで、何も言えなかった。
思ったよりもずっと「普通の人」でNOVAの評価↑
「洞察力、いいだろ?w」調子のんな!
NOVAとチムニのちょっとイイ話でした。
「初めての友だち」・・・・・・いい響きです。
時間\(^o^)/