平成二十一年 夏。
脂目マンプク率いる1万のクサレ外道衆との闘いはもう3日目を迎えている。
さしものシンケンジャー達も疲労が滲み出ている。外道衆が水切れを起こし、一時的に退却するわずかな時が休息となる。
初代シンケンレッド・志葉烈堂が残した秘伝ディスクがクサレ外道衆を倒す切り札となる。しかし、そのディスクは外道衆のもとにある。
丈瑠達はクサレ外道衆の本拠地に忍び込み、ディスクを手に納める。
勝利の切り札となるディスクを手にしたシンケンジャーとクサレ外道衆との決戦の火蓋が切って落とされた!
「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」と同時上映の「シンケンジャー銀幕版」の大まかな内容はこのような感じでした。
一部の劇場ではフルデジタル3D映画で上映されるのですが、私が観た映画館では通常上映でした。
劣勢を強いられつつ、新兵器を手にしたシンケンジャーが一気呵成に逆転に転ずるのはちょうどテレビでも同様の展開をしていたものの、パワーアップの方法が違っていたと言うのが興味深かったです。なお、テレビに先駆け、レッドがパワーアップするのですが、事前情報が無かっただけに驚きました。ネタバレになるので、御覧になっていない方はぜひ劇場で確かめてください。