ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダー鎧武 「第43話 バロン究極の変身!」

2014-08-31 09:55:39 | 仮面ライダーシリーズ
舞は夢の中でサガラに語られる。

「葛葉紘汰は人間をやめ、駆紋戒斗はヘルヘイムに蝕まれ、呉島光実は命と引き換えに最後の力を手に入れた。全ては高司舞、黄金の果実を司るお前を手に入れるためだ。アイツら、たまたま運命を開く力を手に入れちまっただけのことだ。」

舞はこんな結末は誰も望んでいないはずだと言う。サガラは

「今度はお前の番だ。禁断の果実は今お前の手の中にある。お前自身が望んだわけでもない万能の力だ。さあ、どうする?」
と告げる。

「この力があれば本当に何でもできるの?みんなの運命を変えることも。」
と舞が聞くとサガラは
「試すこと位はできるだろうか。」
と答える。舞は果実の力を引き受けると言う。

鎧武は龍玄の一撃をくらうが、龍玄のドライバーからロックシードを外す。

「だってオレ達この間まで仲間だったじゃないか。お互いどこで間違えたのか、どこが別れ道なのか、正直オレにはよくわからない。でもな、そんなに昔の話じゃないと思うんだ。だから、引き返そう。ミッチ、これから先どれだけ長く歩くかわかってるのか?それに比べりゃ大したことねぇって。」
と紘汰は光実に言う。光実はそんな理由で僕を許すのかと言うと紘汰は
「ああ許す。だからお前も許してやれよ。今日までの自分の間違いを。」
と言うとその場に倒れる。

「許せるかよ。許されるわけないだろう!こんなんじゃ僕は何一つ・・・まだだ。まだ残ってる。せめて舞さんだけはこの手で救う。それができたらこんな僕でもあんたに許されるだけの価値があったと思えるよ。紘汰さん。」
と光実は言う。

戒斗と耀子はペコとチャッキーから舞が凌馬に連れ去られたことを知り、光実は凌馬の病院に向かう。そして舞が果実摘出の手術で亡くなったことを知る。光実は凌馬に怒りをぶつけ、斬月に変身しようとするが、凌馬にゲネシスドライバーを破壊されてしまう。凌馬はいずれゲネシスドライバーのオーナーと衝突することを予測していたため予めブレーカーをゲネシスドライバーに仕込んでいたのだ。
「なあ呉島の坊ちゃん、貴虎に教わらなかったのか。なぜ悪い子に育っちゃいけないかその理由を。嘘つき、卑怯者、そういう悪い子供こそ本当に悪いオトナの格好の餌食になるからさ!」
と凌馬は光実に言う。すると果実が始まりの女に姿を変える。
「ミッチ、もういいんだよ、そんなつらい思いする必要なんてないの。あたし決めたんだ。こんな悲しい結末にならないように精一杯のことをやってみる。これでお別れだよ。でも、あなたと一緒に過ごした時間はあたしは決して忘れない。」
と始まりの女は光実に告げて姿を消す。

始まりの女はサガラと共に時間を遡るが紘汰、光実、戒斗に真実を告げることはできなかった。そしてカチドキアームズとなった鎧武を見守るサガラに
「なぜ彼を戦いに駆り立てるの?英雄に相応しい人は他にいくらでもいたはずでしょ?」
と言う。サガラは
「いつもは誰が果実を掴むのか見極めるのは難しい。だが今回は実に簡単だったぜ。予め未来からの監視を受けている奴が3人ほどいたからなあ。お前が教えてくれたようなもんなんだぜ。今回のレースの本命を。」
と言う。

戒斗と耀子は病院に行き、凌馬と対峙。それぞれバロンとマリカに変身しようとするがゲネシスドライバーを破壊されてしまう。戒斗は戦極ドライバーでバロンに変身、デュークに挑む。バロンはデュークの攻撃を受け変身解除。戒斗の傷を知った凌馬は手遅れだと言う。戒斗はヘルヘイムの果実を食べオーバーロードに変身。ロードバロンはデュークを倒した。

「そんな姿になり果てて長く保つものか。いずれ貴様は破滅する。それが貴様の運命・・・。」
と言い残し凌馬は死んだ。

「果たしてどうかな。オレは誰にも屈しない。オレを滅ぼす運命にさえも!」



紘汰は光実の今までの過ちを赦しましたが、その時に最近は光実と呼んでいたのを前のようにミッチと呼んでいたことがポイントだったと思います。

光実は凌馬を信じていたものの、果実摘出の際に舞を失い、卑怯者こそが悪いオトナの餌食になると知ったのは今までの悪事に対するしっぺ返しだったのではないでしょうか。凌馬も凌馬で今回因果応報な結末を迎えましたが。

そして戒斗がオーバーロードに変身しました。極アームズと同じくヘルヘイムの力を自在に操れる力を手にした戒斗の運命やいかに?そして紘汰は?いよいよクライマックスになり目が離せないですね。

仮面ライダー鎧武 「第42話 光実!最後の変身!」

2014-08-24 14:30:16 | 仮面ライダーシリーズ
タワーに捕らえられた人々の救出に成功したが、インベスの大群が現れ、ピエールと城乃内が人々を避難させ、紘汰と戒斗は鎧武とバロンに変身してインベスに挑む。

チーム鎧武のガレージに光実と凌馬が現れ、舞を病院に運ぶことを提案。

オーバーロードが滅んでもヘルヘイムの侵食は止まらない。紘汰はヘルヘイムの侵食を止めようとするが、戒斗はヘルヘイムを取り込み進化するべきだと言う。紘汰はオーバーロードと同じだと言うが、戒斗は奴らは弱かったためにヘルヘイムに負け、人類も弱ければ同じ道をたどるだけだと言う。紘汰は一緒に沢芽を守って戦っただろうと言うが、戒斗はオーバーロードの横暴が気に入らなかった。

紘汰はガレージに着くが、舞はすでに病院に運び込まれていた。光実と凌馬は舞の体内に黄金の果実が埋め込まれていることを知る。そこにサガラが現れ、

「そいつは始まりの女になるんだよ。始まりの女が選んだ男こそが黄金の果実を手に取る英雄となる。黄金の果実は種族の神話になぞって与えられるべきだ。そして始まりの女に果実を渡す。それがこのオレの務め。我らは永遠にはびこる者。空をこえて茂みを守る。古きたびに変革を促す者であり、あるいはただ単に蛇と呼ばれたこともある。お前たちがくれた呼び名で名乗るのもいいかもしれない。そうなると我が名はヘルヘイムということになるか。」
と言う。

舞の夢の中でサガラは
「ロシュオが言っていただろう。見届ける役を託すとな。終わりと始まりだよ。新しい時代を始めるためには今ある古い世界は滅びなければならない。」
と言うが舞は拒否。
「そうは言ってもな。動き出した未来は止められないのさ。そう、誰にもな。」
と言う。

光実はサガラになぜあなたがヘルヘイムなら人類を滅ぼそうとするかと聞くとサガラは
「滅びそのものは手段に過ぎない。お前たち人類が新たな段階に進化するためのな。魚にはトカゲになってほしい。猿には人になってほしい。なぜと問われても困る。オレはそのように生まれそのように無数の世界を変えながら宇宙を渡ってきた。」
と言う。光実はただ舞を守りたかったと言う。サガラは
「今さら引き返すことはできないぞ。お前は運命を選んでしまったんだよ。葛葉紘汰も駆紋戒斗も自ら選んだ道を突き進んでいる。お前たちが最後にどこにたどり着くのかオレはいつでも見守ってるぜ」
と言って姿を消す。

紘汰は舞達を探す。戒斗は耀子にドライバーがあれば傷の症状を多少は抑えられると言う。耀子は戒斗にこのままでは死ぬと言う。戒斗はだとしたらその程度の男だということだと言う。そして耀子は紘汰に対して戒斗が言った言葉は本気なのかと聞く。戒斗は
「オレは世界を救う気など全くない。オレの居場所はすべて滅んだ向こう側にしかない。世界が終わるか、オレが終わるか、一体どっちが先だろうな。貴様も葛葉同様オレが間違ってると思うか。」
と言う。耀子は戒斗に
「マトモではないわね。それでも私はアナタを最後まで見届けると決めたわ。」
と言う。

凌馬はこのままでは舞は人間でなくなり、果実によってオーバーロードになる可能性が高く、救うには体内の果実を摘出するしかないが、問題は紘汰で、世界を救うために果実を必要とし、舞が始まりの女になることを望むはずだと光実に言う。光実は世界を救うために舞を犠牲にするのか、と言うが、凌馬は、
「君は甘い。葛葉紘汰は異常だ。彼は自らオーバーロードになろうとしている。そんな人間が舞君のことをためらうと思うかい?葛葉紘汰に舞君の治療を邪魔されたくないだが彼の力は圧倒的だ。ゲネシスドライバーをもってしても今の彼を止めるのは難しいそこでだ、(ロックシードを取り出し)かつてあまりにも危険すぎるため封印した試作品だ。装着者の生命力を吸って強大なエネルギーを発揮する、ヨモツヘグリロックシードだ。これが葛葉紘汰に対抗できる唯一の手段だもちろん命の保証はない。愛する者のために命を捧げる。光実君、君にはその覚悟はあるか。大事なことだ。よく考えるといい。」
と言う。

「ねえ舞さん、そんな顔しないでよ。もっと昔みたいな顔してよ。何でだろう。思い出せないや。あなた、昔はどんな顔してたっけ。僕は何を守ろうとして何のために戦ってたんだっけ。」
と光実が舞に語りかけると貴虎の幻が現れ
「その目でしっかりと焼き付けろ。これがお前がなしてきたことの結果だ。人を騙し続けてきたお前が今さら誰かと許せるはずもない。」
と言う。光実は舞に
「それでもあなたは僕にとって最後の光だ。あなたのためにならこんな命投げ捨てたって構わない。」
と言う。貴虎は
「お前の命に価値はない。彼女の命と釣り合うはずがない。お前は何も成し得ないまま終わるだろう。」
と言う。

紘汰の前に光実が現れ、ヨモツヘグリロックシードを手にし、仮面ライダー龍玄・黄泉に変身し紘汰に襲いかかる。紘汰は鎧武に変身して応戦。ヨモツヘグリロックシードは光実の生命力を吸収し続ける。鎧武は光実の覚悟を悟った・・・。


始まりの女の件がしばらく放っておかれていたのでまさか投げっぱなしなのかと思っていたのですが、ここにきて回収にくるとは。やはり舞が果実によって始まりの女になるのでしょうか。

サガラがヘルヘイムそのものであるということも今回明らかになりましたが、結局サガラは進化を見届けるだけに過ぎないんですね。

光実はヨモツヘグリロックシードに手を出して龍玄・黄泉に変身しましたが、結局光実が最後にたどり着くのは死ということになるのでしょうか。光実は今までなしてきたことの報いは受けるでしょうね。あと今回も貴虎の幻が現れましたが、あれはレデュエによるものと思っていたのですが、レデュエは死んでいるのに幻が出てきたので最初からレデュエは関係してなかったんですね。

戒斗も世界を守る気はないと言っているので、戒斗の動きも終盤に向けて見逃せなくなっていますね。

仮面ライダー鎧武 「第41話 激突!オーバーロードの王」

2014-08-17 11:58:58 | 仮面ライダーシリーズ
サガラは自身はあくまで見守る立場として紘汰達が出す答えを選ぶのか楽しみにすると言って舞のもとを去った。

「己を犠牲にしてまで救う価値が果たして人類にはあるのかな・・・?」
とロシュオは舞に言った。

バロンと斬月が対決のさなか、デュークから舞がヘルヘイムに連れ去られ、ロシュオが王だと伝えられる。そこにブラーボとグリドンが駆けつけ斬月が応戦。

紘汰と戒斗はヘルヘイムに向かう。紘汰は覚悟を決めていた。

ロシュオは人類はフェムシンムと同じで滅びを免れないために黄金の果実を渡すつもりはないと舞に告げる。ロシュオは味なき命を救うという理想を抱いたが、愛する者をはじめ全てのものを失い、このような愚かな男に黄金の果実を与えたことを彼女も悔やんでいるに違いないとつづけて言う。舞はロシュオにその理想を信じたから王妃は全てを託したと言う。それを聞いたロシュオは見届ける役を舞に託すと舞に果実を与え、ヘルヘイムから脱出させる。

ブラーボとグリドンは斬月に歯が立たず退却。光実はなおも貴虎の幻覚に苛まれる。

紘汰と戒斗はロシュオと対峙。2人は鎧武とバロンに変身してロシュオに挑むが圧倒される。デュークは姿を消しその一部始終を観察していた。ロシュオは戒斗にトドメを刺そうとするが鎧武が極アームズに変身しようとするが、ロシュオは黄金の果実の強大な力を背負う覚悟があるかと問う。鎧武は極アームズに変身しロシュオに立ち向かうがロシュオにロックシードを破壊され変身が解除。ロシュオは紘汰の覚悟を見届けるが、その瞬間レデュエの一撃を食らう。レデュエはロシュオから果実を奪うがそれは偽物だった。レデュエはロシュオに怒り狂いトドメを刺した。紘汰はレデュエに対し怒りを燃やしロックシードを復元させ鎧武に変身しレデュエを倒した。

光実とデュークは舞が黄金の果実を持っていることに気付く。沢芽に戻った舞は倒れてしまう。その時舞の目が赤く光った。

フェムシンムは絶滅。サガラの前に王妃が現れ人類をどうするつもりかと聞く。サガラはそれを決めるのはアイツら自身だと言う。

「せめて祈りましょう。あの子達が私達フェムシンムと違う未来にたどり着けることを・・・ロシュオ、これからはずっと一緒よ・・・」
王妃は亡きロシュオの元に向かった・・・


フェムシンムの文明が崩壊、人類もやがて崩壊するだろうとロシュオは予想してはいたものの、王妃が祈るように紘汰=鎧武が人類崩壊から救う救世主となるのでしょうか。

ロシュオは舞に果実を託しましたが、舞の目は赤く光っていたので果実の力の影響でタダでは済まなそうな気がします。

ちなみに王妃を演じた岩崎ひろみ氏はピエール役の吉田メタル氏の奥様で、今回はご夫婦での出演となりました。

仮面ライダー鎧武 「第40話 オーバーロードへの目覚め」

2014-08-10 14:51:42 | 仮面ライダーシリーズ
紘汰と凌馬は装置のある部屋にたどり着く。紘汰と凌馬は鎧武とデュークに変身してレデュエに挑む。

鎧武はレデュエの催眠術にかかってしまう。

デュークはマスターインテリジェントシステムを再起動させる。

舞はロシュオに禁断の果実が世界を救うのかと聞く。ロシュオは
「使い方次第。だがあくまでこれは想像と破壊の力。もし救済を望むなら果たして救われるのは王か世界か。この果実はお前たちの世界が森に沈んだ後、新たな世界を治めるためのものだ。しかし果実の力で森の力を止めたなら新たな森の王はどうなる。」
と言う。そこにサガラが現れ、
「行き場をなくすわな。新たな世界の創造主は古い世界にとっての破壊者だ。忌み嫌われるのは当然だろう。」
と言う。舞は世界を救えばヒーローじゃないのかと聞く。サガラは
「人々から情け深いと感謝されるより強すぎる力を恐れられるだけだろうさ。」
と言う。舞はサガラに紘汰をどうするつもりだったのかと聞く。サガラは
「どうなるかはアイツが決める。いや、もう決めちまった後だがな。アイツはもう力の片鱗を手に入れている。運命に流されるまま生きるしかないのが人間だ。もし世界の運命を一人で覆すことができたらそいつはもう人間じゃない。」
と言う。舞は紘汰を騙してたのかと言うとサガラは
「オレはアイツが望む物を与え続けただけだ。覚悟するよう忠告もしてきた。」
と言う。紘汰はどうなるのかと言う舞に対しサガラは
「そこが面白いところだよ。アイツがもしも黄金の果実な至ったら選択肢は2つだ。果たしてアイツはどちらを選ぶかな」
と言う。

催眠術の中での世界では紘汰がインベスと化し人々から恐怖の対象となり、裕也が鎧武となっていた。

戒斗、耀子、ザックは装置のある部屋にたどり着く。戒斗が装置を破壊。戒斗は耀子とザックに人々の救助を任せ、自身は紘汰を追う。

戒斗の前に光実が現れ、2人はそれぞれバロンと斬月に変身して対決。

幻覚の中で紘汰はオーバーロードに新たな世界に導かれそうになる。

サガラは舞に
「あの男はどちらを選ぶかな。世界を犠牲にして己を救うか、あるいは世界を守って己を滅ぼすか」
と聞く。舞は
「そんなの決まってるじゃない。アイツはいつだってそう。昔から変わらない。」
と言う。

そこに鎧武が現れインベスに挑む。人間はおまえ等に屈しないという言葉を聞き紘汰インベスはオーバーロードに挑む。そして紘汰はインベスから鎧武に変身。

「誰が仲間か誰のための世界かそんなことはどうでもいい。ここには死なないで欲しかった奴がいた。そしてまだ生き延びて欲しい人達が残っている。オレの味方かどうかなんて関係ない。守りたいものは変わらない。たとえオレ自身が変わり果てたとしても!犠牲なんかじゃない。オレはオレのために戦う!オレが信じた希望のために!オレが望んだ結末のために!」

鎧武は催眠が解けた。

紘汰は後悔しないと決意するのだった・・・。


紘汰がレデュエにかけられた催眠術の中でインベスと化してしまい、裕也が鎧武になっていたのは1話の逆ですね。紘汰は異形の者になろうとも自分自身の望む結末のために戦うという信念が貫かれていました。
催眠術の中とはいえ、主人公が敵側についてしまうのはあまりいいものではないですからね。

残すところあと数回なので、どのような結末になるのか期待してしまいますね。