ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーオーズ/OOO 「第12話 ウナギと世界と重力コンボ」

2010-11-28 20:38:31 | 仮面ライダーシリーズ
後藤がバズーカー砲から放った弾丸がオーズに命中。その隙にヤミーに逃げられてしまう。

アンクは何故オーズを撃ったと詰め寄るが、後藤は
「世界を守るのはあいつじゃない、オレだ。オレにオーズの力があれば・・・。」
と言う。映司は、
「オレは今やれることをやるだけ。後藤さんがオーズでもいいよ。一緒にやろうよ。」
後藤に言う。それを聞いたアンクは封印を解いた者以外はオーズにはなれないと言う。そこに比奈が駆けつけ、筑波が何かにとりつかれていると映司に言う。それを聞いた映司は筑波の欲望がヤミーが生み出したことを知る。

ガメルはメズールにコアメダルを渡す。ウヴァはガメルと共同戦線を組むが、メダルは独り占めしようと企む。

勝手にヤミーを倒そうとした後藤の報告を受け、里中は問題だと言うも、鴻上は、
「新しい後藤君の誕生だよ!おめでとう!!」
と言う。後藤は、もしメダルを制御できるシステムがあればぜひ私に、と言うも鴻上から謹慎を言い渡される。

真木は失意の後藤を物笑いのタネにするも、メダルを制御できるシステムの話を切り出しす。後藤はシステムが完成したのかと真木に聞き、そのシステムを使わせろと言う。真木は
「君がふさわしいと思えば、物事は全て終わり、結果で決まるのです・・・。」
と言う。

筑波は一躍時の人となる。だが筑波の欲は満たされず、もっと有名になると言う。

映司のもとに筑波が現れ、内戦に巻き込まれたエピソードをくれと言う。有名になってどうするのかと映司に聞かれた筑波は、バンコクにこもって何もできない奴だとバカにした奴を見返したいと言う。アンクはメダルを稼いで来いと映司に言い、比奈は筑波を連れ、映司の後を追う。

東央撮影所にヤミーが出現。映司はオーズに変身しヤミーに立ち向かう。筑波に気付いたオーズは、
「内戦の話、筑波さんの話にしていいですよ。有名になるためでも何でもいい。争いがどれほど人を苦しめるか伝えられるなら・・・。大事なのは何をしたかだと思うし。」
と言う。そこに後藤も駆けつける。筑波は比奈に世界放浪は嘘だと言う。それを聞いた後藤も、世界を守っている気になっていただけだと気付く。後藤は“今やれることをやるだけ”という映司の言葉を思い出し、それがやがて世界を守ることに繋がるとオーズを援護。新たなカンドロイド・電気ウナギカンドロイドをオーズに渡す。オーズは電気ウナギカンドロイドをヤミーの体に巻きつける。その様子をバッタカンドロイドを通して真木が観察していた。研究室にはカザリの姿が。真木にとってはグリードも観察対象なのだ。

ヤミーの助太刀にウヴァとガメルが現れ、オーズと後藤は窮地に。オーズはガメルからコアメダルを奪い、コアメダルをドライバーに装填。
「サイ!ゴリラ!ゾウ!サゴーゾ!サゴーゾ!!」
オーズはサゴーゾコンボに変身。ヤミーを倒した。

筑波は北海道に自転車旅行に出た。


今回は新コンボ・サゴーゾが登場。アンクのコンボはヤバいと言うのもすっかり約束ごとになっている感があります。映司のコンボに耐えられる体質というのは今後の展開に影響あるような気がします。

後藤がメダルシステムにこだわっていますが、もしかしたら2人目のライダーフラグというやつでしょうか。2人目のライダーは児童雑誌や学年誌に先駆けてポスターでビジュアルが明らかになっていますね。

新コンボだけでなく新兵器の電気ウナギカンドロイドも登場。ヤミーの体に巻きつけて電気ショックを与えるなどなかなか役に立っています。

世界を旅していたフリをしていた筑波と、世界を守っているつもりになっていた後藤を通して、大事なのはそのつもりでいることではなく、何をしたかという結果が大事というテーマが上手く描かれていたと思います。










コンボチェンジオーズ

2010-11-21 14:46:39 | 仮面ライダーシリーズ




「仮面ライダーオーズ/OOO」のコンボチェンジを再現した食玩「コンボチェンジシリーズ」が発売となりました。ラインナップは
①仮面ライダーオーズ タトバコンボ
②仮面ライダーオーズ ガタキリバコンボ
③仮面ライダーオーズ ラトラーターコンボ
④ライドベンダー
の全4種類となっています。

<タトバコンボ>

10cm程度の大きさながら、全身17箇所の関節が可動します。


腰の後ろのボタンを押すことで、頭部、胸部、脚部に3分割します。タトバコンボのみ、専用武器のメダジャリバーが付いています。

<ガタキリバコンボ>


腕部のカマキリソードは可動しませんが、タトバコンボと同様各関節が可動し、本体が3分割します。

<ラトラーターコンボ>


ラトラーターコンボもタトバ、ガタキリバと同様のギミックです。コンボチェンジギミック付きのラトラーターは、OCCよりも一足早く食玩で発売となりました。




コンボチェンジの例。もちろん、他にも組み替えが可能です。

<ライドベンダー>


横に倒して“はい、変わった~”。もちろん、それだけではなく、


ベンダーモードからライドモードへ変身ギミックが付いています。同シリーズのオーズを搭乗させることが可能ですが、オーズのフィギュアがオーバースケール気味のようです。ライドベンダーは12月発売予定の食玩のトラカンドロイドと合体させることによって、トライドベンダーとなります。

食玩ということで、オーズのコンボチェンジをお手軽に楽しめ、ライドベンダーとも組み合わせて遊ぶこともできるなど、コストパフォーマンスも高いのでオススメです。



仮面ライダーオーズ/OOO 「第11話 旅人とアゲハ蝶と有名人」

2010-11-21 09:32:06 | 仮面ライダーシリーズ
映司は旅人の筑波敬介と再会する。

筑波は自身の旅ブログの出版を出版社に持ち込むも澤田幸太郎の方が面白いと相手にされない。筑波はマイペンライ(タイ語で大丈夫、どうにかなるの意味)と思うも内心面白くない。そこにウヴァが現れ、筑波からアゲハヤミーを生み出す。

アゲハヤミーは澤田を襲撃、澤田の文章力を吸い取り、筑波に飛ばす。文章力が付いた筑波は日記をスラスラ書き始める。

アンクはヤミーを感知、タカカンドロイドを映司のもとに飛ばす。映司はオーズに変身、ヤミーに立ち向かうもヤミーは飛び去ってしまう。そこに後藤が現れ、映司に逃がしたのかと問い詰めると、映司は空を飛ぶのは反則でしょと言う。後藤は相変わらず映司をいい加減な奴だと言い、それを聞いた映司は、目の前で困っている人を助けたい、それだけと返す。後藤は、オレが見ているのは・・・世界だと言う。

後藤は鴻上に映司はオーズにふさわしくないと言うが、鴻上は興味深いと言う。そして、後藤に新たなカンドロイドをオーズに届けて欲しいと言う。

筑波はたちまち人気ブロガーとなり、ラジオにも出演する。

真木は後藤に面白い観察対象ができたとして、後藤君こそが世界を守れる人物で、それを鴻上会長にわかってもらうには結果―物事には全て終わり、結果で決まると言う。

筑波のブログのアクセスランキングは2位になり、1位は目黒マサジという旅芸人コンビのブログである。筑波は今度は目黒マサジにライバル心を燃やす。再びウヴァが筑波の前に現れる。

ヤミーが目黒マサジを襲撃。目黒マサジの話術を吸い取り筑波に飛ばす。

筑波は目黒マサジが出演するはずだったトークイベントの会場に行き、ヤミーが飛ばした話術を得、目黒マサジの代理をさせてくれとスタッフに頼む。

映司とアンクはヤミーを追う。比奈は筑波が出演するイベントに招待される。

ヤミーのもとに向かう映司たちの前にガメルが立ちはだかる。映司はオーズに変身して応戦。タカトラーターに変身してガメルを錯乱するも、アンクがガメルに衝突したはずみでメズールのコアメダルをガメルに奪われてしまう。アンクはメダルを取り返せと言うが、オーズはヤミーの方が先だとヤミーの行方を追う。

後藤はヤミーを攻撃するが歯が立たない。影でその様子を見ていた真木は
「しょせんニンゲンはこの程度ですか。後藤君にもよき終わりが訪れんことを・・・。」
とつぶやく。

イベントのリハーサル中にウヴァが現れ、会場を襲撃。

オーズがヤミーを発見、タカキリバに変身し、スキャニングチャージを発動した瞬間、後藤のバズーカ砲がオーズもろともヤミー目がけて火を噴いた・・・。


筑波の欲望は文章力と話術で有名人になるというものでした。個人的な話になるのですが、読んでもらえた方にはおわかりかと思いますが、私は昔から文章力がないために、筑波の気持ちもわからないでもないですね。

あと今回は後藤が掘り下げられていました。後藤は映司に対する人物で、真木の新たな観察対象となったように今後重要度を増してきそうな気がします。

ヤミーもろとも後藤のバズーカ砲に標的にされたオーズの運命やいかに・・・。






仮面ライダーオーズ/OOO 「第10話 拳と実験と超バイク」

2010-11-14 16:37:06 | 仮面ライダーシリーズ
鴻上はメダルのとてつもない力を受け止める器をグリードより人間より、オーズに集中させると真木に言う。真木は鴻上に賛同し、新たに開発したトラカンドロイドをオーズに使ってもらおうとしていたと言う。鴻上が満足し、里中がさった後真木は始まりに意味はない、祝うとするなら終わり・終末ですよとつぶやく。そして爆弾魔・只野の実験の観察を続ける。

真木を追跡させていたタカカンドロイドが映司の元に戻り、映司は真木の居場所に行く。
アンクもその後を追う。

只野が実験に向かうと2体目のヤミーが卵からかえる。映司とアンクが研究所に着くと只野が自転車で出て行った。アンクからヤミーの巣が研究所内にあることを知らされると、映司はタカに只野を追跡させる。そこにヤミーが現れ、映司はタカトラーターに変身、ヤミーを倒す。

オーズが研究所内に入ると真木は研究所の隔壁を閉鎖、オーズに実験の観察のためにヤミーを倒すのは後にしてくれと言う。

只野は遊園地に爆弾を仕掛ける。映司は遊園地に向かい、人々に避難勧告し、爆弾のスイッチを解除。只野は警備員に取り押さえられる。

研究所に大量のヤミーが出現。映司が研究所に着くと真木はトラカンを渡す。真木はそのカンドロイドはベンダーに装着することで威力を発揮すると言う。映司は真木を殴ろうとするが、その拳は壁を叩く。
「ありがたく使わせてもらいますけど・・・これ以上オレに話しかけないでもらえます・・・?ね!?」
と怒りに震えながら真木に言う。映司はオーズに変身。トラカンドロイドはライドベンダーと合体しトライドベンダーとなった。

トライドベンダーは大暴れする。その力は凶暴でオーズでも制御できない。真木はコンボを使うといいと言うのを聞いたオーズはタカトラーターに変身し、トライドベンダーを使いこなしヤミーを倒した。

真木はオーズを器にしたことで、世界を、歴史を完成させる良き終末が本当に訪れるのかとつぶやく。


今回映司の旅の途中で出会った少女の悲劇を繰り返させないために、只野によって遊園地に仕掛けられた爆弾の解除に奔走する必死さや、実験という名目で只野を野放しにする真木への怒りが印象的でした。真木に怒りを燃やし、拳を握りつつも、真木を殴らなかったのは映司の優しさから来るものだったりするんでしょうね。

今回はトピックとして、新兵器のトラカンドロイドが登場。トラカンドロイドがライドベンダーと合体し、トライドベンダーも初お目見えとなりました。トライドベンダーの描写は予想を上回るもので、古くは「イナズマン」のライジンゴーや「宇宙鉄人キョーダイン」のスカイゼル&グランゼルが変身したスカイジェットやグランカー、近年だと「百獣戦隊ガオレンジャー」のパワーアニマルのようなメカ生命体といった感じの描写でした。

真木の言う、誕生よりも終末が大事というのが今後の展開での重要なキーワードになるのは間違いないですね。