ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダー鎧武 「第19話 贈られた秘密兵器」

2014-02-23 13:28:21 | 仮面ライダーシリーズ
紘汰の前にデュークが立ちふさがり、紘汰は鎧武ジンバーレモンに変身して挑むが歯が立たない。戒斗が駆けつけバロンに変身してデュークに挑むも返り討ちにあってしまう。

戒斗はユグドラシルの研究施設に潜入し、秘密を探ろうとする。それを聞いた紘汰も同行すると言う。

凌馬は燿子に未知数のドライバーの装着者は紘汰と燿子だと言う。凌馬は燿子に私にまだ手の内を見せてないと言い、それは誰でも一緒で楽しい職場だよねと言う。

ダンスイベントは成功し、ビートライダーズに対する沢芽市民の評価を取り戻しつつあるが、今回の件で皮肉にも多数のチームが解散、今残っているのは本当にダンスが好きで、真剣に踊りだい人だけである。紘汰はチームの争いが無くなった以上用心棒はいらないとと言う。光実は紘汰にチームに残って見守って欲しいと言う。光実にとっては紘汰や舞と一緒にいることが許される場所なのだ。

新たな仕事の面接に行くという紘汰の後をつけた光実に戒斗と共にユグドラシルに潜入することを見破られてしまう。戒斗は裏をかいてヘルヘイムから研究施設に繋がっているクラックから潜入すると言う。光実は簡単には、と言い掛けると紘汰は簡単にはうまくいくと思ってない、ダンスイベントも状況は最悪だったが乗り切れたことからどんな困難でもやる価値はあるはずだと言う。そして裕也のこともわかるかもしれないと紘汰が言うと、光実は紘汰に裕也のことを知られるわけにはいかないとしつつも紘汰達に協力する。

光実は貴虎の足止めをし、シドは新たなロックビークルを試そうとする。

紘汰と戒斗がヘルヘイムに突入すると黒影トルーパーがロックビークル・チューリップホッパーに搭乗して紘汰と戒斗の前に立ちふさがる。紘汰と戒斗はそれぞれ鎧武とバロンに変身、黒影トルーパーに挑む。そこにシドが現れ黒影トルーパーに鎧武達を追い払えと指示する。

ヘルヘイムから放り出された紘汰とシドの前にサガラが現れる。戒斗はサガラに対し不信感を抱くが、サガラに助けられ、レモンロックシードをもらった紘汰は信じていいと言う。サガラは
「オレはずっと見守ってるだけだ。これまでも、これからも、あの森が選ぶのはお前(紘汰)か、お前(戒斗)か、お前達二人のうちのどちらか、いや、また別の誰かかもしれない。これからも楽しみにしてるぜ。」
と言って紘汰にチューリップロックビークルを渡す。紘汰と戒斗は再びヘルヘイムに向かう。紘汰は戒斗にスイカロックシードを渡す。鎧武とバロンは再び黒影トルーパーに挑む。鎧武はチューリップホッパーに搭乗して黒影トルーパーをなぎ倒す。バロンの前にシグルドが立ちはだかる。バロンはスイカアームズに変身しシグルドに挑む。

紘汰の前に斬月・真が現れる。紘汰は
「この世界には理由のない悪意がいくらでも転がってるって。その初瀬は死んだ。そうなんだろ。でもそれが仕方ないことだってオレはどうしても思えない。そして許せない。その悪意を作っているアンタらユグドラシルが!オレはあの時のオレとは違う!」
紘汰は鎧武ジンバーレモンに変身して斬月・真に立ち向かう。一方、戒斗もユグドラシルに潜入するが、シグルドが攻撃する。そこに凌馬が現れシグルドを制止する。

鎧武と斬月は決着が着かずにいた。紘汰に貴虎は
「だったら教えてやろう。本当の意味での理由なき悪意を。お前にその勇気があるのならばな。」
と言う。紘汰は
「勇気ってどういうことだ。」
と返す。貴虎は
「知りたいだろう。」
と紘汰に聞く。紘汰は
「オレは知りたい。アンタらの考えてること全てを。」
と貴虎に言った・・・。


凌馬が燿子に対して言った私にまだ手の内を見せていないという言葉はユグドラシルの面々が一枚岩でないことを示している気がします。現にサガラはただ単に紘汰達を見守っている立場で、シドは相変わらず大人なめんなですからね。燿子はまだはっきりとはわからないものの、いずれ明らかになるでしょう。

紘汰に貴虎は理由なき悪意の真実を教えようとしますが、以前貴虎が光実に見せたヘルヘイムの真実が明らかになるのでしょうか。

今回は新ロックビークル・チューリップホッパーが登場しました。ダンデライナーと同様にSFメカ然とした感じですね。

「烈車戦隊トッキュウジャー」を見ました

2014-02-22 18:02:14 | スーパー戦隊シリーズ
スーパー戦隊シリーズの最新作「烈車戦隊トッキュウジャー」が先週の日曜日から始まりました。

今回のスーパー戦隊は電車がモチーフで、それまでにもグランドライナー(「救急戦隊ゴーゴーファイブ」)やトラベリオン(「魔法戦隊マジレンジャー」)などのように電車モチーフのメカニックは登場してはいたものの、 今回はメカニックだけでなく何から何まで電車モチーフとなっています。

本編の方ですが、戦闘シーンはコメディ色が強い印象で、キーアイテムの“レッシャー”をそれぞれのメンバーが交換して色が変わったりして敵が意味がわからんみたいなことを言っていて思わず笑ってしまいました。あとは変身する時にブレスレットから“白線の内側に下がってください”というアナウンスが出て、敵が律儀に下がっていたり、ロボットに合体する烈車に乗る時には改札を通らなければならないとかとにかく見ていて楽しいです。

一方、ライト達5人には秘密があるらしく、コメディ色が強くてもそこはメインライター小林靖子氏のことなので一筋縄ではいかなそうです。

ともあれ、今回も一年間楽しめそうです。

仮面ライダー鎧武 「第18話 さらばビートライダーズ」

2014-02-16 20:25:47 | 仮面ライダーシリーズ
舞はビートライダーズの評価が地に落ちたまま終わらせてはいけないと抗争を終了するための合同ダンスイベントを提案。だが、他のチームは消極的である。一方、鎧武は沢芽市を守るためにインベスと戦うが、市民の誤解を解けずにいた。

ビートライダーズはチームバロンとは踊りたくないためにイベントに消極的なため、紘汰と舞はバロンのもとに説得に行く。だがバロンは参加しないと言う。バロンのペコは戒斗にイベントに参加しようと言うが、戒斗はバロンを脱退すると言ってザックに戦極ドライバーを託す。

チーム鎧武はなおも他のビートライダーズを説得し続けるが、他のビートライダーズは相変わらず消極的だ。チーム鎧武のガレージにザックとペコが現れ、チームバロンも参加させてくれと言う。

ザックから戒斗がチームバロンを脱退したことを聞いた紘汰はヘルヘイムの森にいる戒斗のもとに向かう。戒斗は紘汰にオレの戦いを始めるためにチームバロンを抜けたと言う。それを聞いた紘汰は一人でユグドラシルと戦うのは無茶だと言う。戒斗は一人の方が都合がいい、本当の敵が誰なのかわからないわけじゃないだろうと言う。

凌馬は鎧武ジンバーレモンのデータを見てゲネシスドライバーの力を試そうとする。

ビートライダーズの合同ダンスイベントがはじまったが、参加しているのはチーム鎧武とチームバロンだけで観客もガラガラである。そこにピエールが現れイヤミを言う。

その様子を配信していたサガラが
「さぁてこの映像を見ているビートライダーズの諸君。オレは信じてるぜ。お前達の情熱を!止められないハートを!」
と他のビートライダーズに呼びかける。

舞が踊ろうと言うと物陰に隠れていた城乃内がインベスを呼び出す。紘汰は鎧武に変身してインベスを倒す。ピエールもブラーボに変身して鎧武に挑む。

「今ここは鎧武だけのステージじゃない。お前達だけに戦わせない!」
ザックはそう言って戦極ドライバーを装着。仮面ライダーナックルに変身した。ナックルはインベスを次々と撃破。
「オレはチームバロンのリーダー・ザック!アーマードライダーナックルだ!」
ナックルは鎧武に助太刀。鎧武がブラーボを押さえている隙に舞達は踊り始めようとする。そこに他のビートライダーズが集結してダンスを始める。だが城乃内が音楽を止めてしまう。城乃内が新たなインベスを呼び出しビートライダーズ絶体絶命。だが音楽がなくても再び踊り始めた。鎧武とナックルの危機にバロンが駆けつけ、城乃内が見つかってしまい、ビートライダーズの一人が音楽をかけ、ステージが再開。気がつくと城乃内もステージに立っていた。

「ここからはみんなのステージだ!」

サガラの配信にはビートライダーズを応援するメッセージが殺到していた。鎧武はジンバーレモンに変身してブラーボを倒した。バロンとナックルはインベスを倒した。

合同ダンスイベントは成功、戒斗はザックにお前はもっと強くなる、と言い残してイベント会場を後にした。

この幸せが守れるなら、僕は、どんな裏切りだってできる・・・

紘汰の前に仮面ライダーデュークが立ちふさがった。
お疲れのところ申し訳ないが、もう一度変身をしてもらいたい・・・


ビートライダーズの信用を取り戻すために舞が合同イベントを企画するも消極的なビートライダーズがほとんどで、サガラによって焚き付けられてようやく参加しましたが、この一体感というのが見ていてああ、なんか若いっていいなあとか思いましたね。城乃内もいつの間にかビートライダーズ側にいたのは笑いました。おまけにサガラの配信に応援のコメントが殺到していたりとここ数回はハードな展開が続いていただけにほっとしました。

そして戒斗がチームバロンのリーダーと戦極ドライバーを託されたザックが変身した新ライダー・ナックルが登場しました。

凌馬が変身するデュークが紘汰の前に立ちはだかりましたが、鎧武を興味の対象としているだけに敵を欺くには味方(完全な味方というわけではなさそうですが)からという感じならいいのですが・・・。

ROBOT魂 SIDE RV バイファム

2014-02-14 22:42:19 | 漫画・テレビアニメ



1983(昭和58)~1984(昭和59)年にMBS、TBS系にて放送されたテレビアニメ「銀河漂流バイファム」の主役ロボット・バイファムがROBOT魂にラインナップされました。サイズはROBOT魂標準サイズの12cm程度で、1/144スケールとなります。




本商品には、主武装のビーム銃、コクピット兼脱出カプセルのポッド2種類(収納用、着陸脚が付いたディスプレイタイプ)、番組後半から装備した大気圏内飛行用アタッチメント・スリング・パニアー、同じく後半から装備のシールド、手首(右5種、左4種)、魂STAGE用接続パーツ2種類がセットされています。




頭部やポッドにクリアーパーツが使用されており、質感を高めています。




腹部ハッチやバックパックが可動し、ポッドの出し入れが可能となっています。





スリング・パニアー装備状態。90°上部に持ち上げる時はエンジンポッドを引き出します。これは当時の商品にはなかったギミックです。





アクションフィギュアなので、各関節が可動します。バイファムは前半は宇宙戦、後半はスリング・パニアーを装備しているので魂STAGEを使ってのディスプレイが映えます。



放送当時私は小学校3~4年生でリアルロボットアニメ全盛期にガンダムやマクロスと並んで好きで、ガンダムやバルキリーに次いでプラモデルを集めていたのがこのバイファムで、放送当時以来30年ぶりの商品化ということで、思い入れも強く、懐かしさも手伝って購入したのですが、さすが30年経っているだけに、現代の技術でアップグレードされた形で商品化されています。多少の思い出補正もあるとはいえ、非常に満足のいく商品です。今後はネオファムやトゥランファムも出してほしいですね。

先述の通り、バイファムは大変思い入れのあるアニメなのですが、その辺りを話すと大変長くなってまとまりそうにないので機会があったら書いてみようかと思います。

仮面ライダー鎧武 「第17話 桃のライダー、マリカ光臨!」

2014-02-09 11:57:00 | 仮面ライダーシリーズ
貴虎は光実ぬ紘汰の戦極ドライバーを奪還しろと命令する。

光実は紘汰にユグドラシルに捕まってもまだアーマードライダーを続けるのかと聞くと紘汰は凌馬の話を聞き、ヘルヘイムの研究が最優先で街の人達の安全は二の次であり、悪事の証拠を掴み公開しないと、と言う。そして紘汰は光実に守りたいもの、誰にもわかってもらえなくてもそれでも戦う理由になる大切なものがあるかと聞く。光実は
「紘汰さんや舞さんと笑顔で楽しく過ごせる時間、それだけはいつまでも変わらずにあって欲しいです。たとえ僕が、どんなに変わったとしても。」
と言う。 それを聞いた紘汰はオレ達はずっと友達だろと言う。

ピエールと城乃内は耀子からバージョンアップした戦極ドライバーを受け取る。光実は姿を見せず、変声器を使いピエールに紘汰の戦極ドライバーの奪還を命ずる。

晶が何者かに捕らえられ、同時に紘汰に光実から(変声器を使い)晶を捕らえた、交換条件として戦極ドライバーとの交換を要求するという電話があった。

紘汰さん、冷静に考えてくださいね、何が一番賢い行動か・・・

紘汰が交換の場所に行くとピエールが晶を捕らえていた。紘汰は晶を解放しろと言うと晶は戦極ドライバーを奪おうとする。晶は耀子の変装だった。紘汰の携帯電話にまた光実から着信があり、大人しく戦極ドライバーを渡せ、姉がどうなってもいいのかと言う。そして耀子が紘汰に双眼鏡を渡し、指示した方向にピエールの洋菓子店があり、晶はそこに招待されていたのだ。そこには城乃内が。紘汰は電話の主である光実にそこまで戦極ドライバーが欲しいのかと言うと光実はユグドラシルの計画は秘密裏に進める必要があり、それを脅かすおまえの力を奪っておかなければならない、最後通牒だ、ベルトを手放せと言う。そして光実は城乃内に指令を下す。城乃内はグリドンに変身しようとするが、ロックシードはニセモノであり、客に万が一にも失礼があってはならないようピエールがすり替えておいたのだ。ピエールは紘汰がドライバーを持ってきた時点で力ずくで奪うのみだと言ってブラーボに変身。紘汰は鎧武に変身してブラーボに挑む。鎧武はジンバーレモンに変身、ブラーボを倒し
た。鎧武の前に耀子が現れ、仮面ライダーマリカに変身、鎧武はマリカに立ち向かう。マリカは光実に紘汰とユグドラシルどちらの味方なのか覚悟を見せろと言う。光実は龍玄に変身し、マリカを撃つ。龍玄はマリカに
「戦極凌馬に伝えろ。紘汰さんは僕が守る!」
と言う。

凌馬は貴虎に紘汰をもう少し泳がせたいという私の要望に光実は従った、紘汰が持ち出したコアスロットは想定外の性能を発揮しており、そのデータをフィードバックすれば量産型ドライバーの完成度は君が理想とするラインに達するはずだと言う。それを聞いた光実はお前は光実をどう使うつもりだと聞くと凌馬は光実には内通者としてビートライダーズのチームに残ってもらいたい、インベス災害の真相から市民の目を逸らすためにはもうしばらくビートライダーズが必要で、光実は彼らのなかで信頼を得ていると言う。貴虎は光実を凌馬に委ねる。だがこれは凌馬と光実が口裏を合わせていたのだ。凌馬は光実にどの段階から紘汰に注目していることに気づいたのかと聞く。光実は耀子はピエールが負けると知りながら手を出さず、本当に戦極ドライバーを回収したいならピエールを助けたはずだと言う。凌馬は光実に兄の貴虎よりも頭がきれるじゃないかと言う。光実は使い方次第で僕をあなたの野心の切り札にできると言う。

良かった・・・これでまたみんなと一緒にいられる。舞さん、紘汰さん、この笑顔を見ていられるなら、僕は、どんなことだってできる・・・


光実が兄の貴虎にユグドラシルに誘われ、紘汰の戦極ドライバーを奪回するように命じられましたが、結局光実は紘汰との友情をとったのは予想外でした。光実はユグドラシルに入り紘汰と戦うことになると予想していただけに余計そう感じます。内心は2人の友情が壊れることがなくホッとしましたが。

光実は凌馬の野心にいち早く気づくなど鋭く、自身を利用させようとするなど今後は凌馬と手を組むことがありそうですね。

今回新ライダーのマリカが鎧武の前に立ちはだかりましたが、耀子を演じる佃井氏がスーツアクターも兼任しており、変身前後も演ずるのは本当に久しぶりです。昔はスーパー戦隊シリーズなどではこのケースはよくありましたが、ちなみに鎧武のスーツアクターを務める高岩成二氏も「ビーファイターカブト」で後半登場の新戦士のうちの一人(名前は覚えていません)の変身前を演じ、変身後のスーツアクターも務めていたみたいですね。

仮面ライダー鎧武 「第16話 新アームズ!ジンバーレモン誕生!」

2014-02-02 12:31:38 | 仮面ライダーシリーズ
龍玄は黒影トルーパーを辛くも倒す。一方、ヘルヘイムの森にも黒影トルーパーが現れ、鎧武とバロンに攻撃を仕掛ける。鎧武とバロンは黒影トルーパーを蹴散らしヘルヘイムの森から脱出。シドは耀子になぜ鎧武達をなぜ逃がさなければならないかと聞く。耀子は凌馬なりの考えがあると返す。

インベスによって負傷させられたチーム鎧武のラットの見舞いに行った紘汰と光実はラットに植物の種は植えられていないことを知り安心する。その頃舞は他のビートライダーズ達にインベスゲームを止めて力を合わせようと呼びかけていた。舞はインベスが宝石泥棒をしているところを目撃。インベスを追うとそこにはチームレッドホットが。レッドホットはビートライダーズが世間では怪物使いの悪役となっていることを利用して悪事を働いていた。曽野村が操るインベスが舞に襲いかかるが、そこに戒斗とザックが現れインベスを使い曽野村のインベスを倒す。戒斗によると、鎧武、バロンを除く殆どのビートライダーズがロックシードのリミッター解除を見つけ、実体化したインベスを呼び出せるためにレッドホットと同様、騒ぎに便乗して街でインベスを暴れさせていた。バロンのメンバーもそのために護身用のロックシードを携帯している。舞は戒斗の話を聞いて誰もビートライダーズを信用しないと悲しみにくれる。

貴虎はシドに光実に戦極ドライバーを渡したことに対し怒りをぶつける。だがシドはシラを切る。そこに凌馬から通信が入ると貴虎はその場を去り、シドは紘汰達がなぜ逃げ出したのかと聞く。凌馬は紘汰達が逃げ出した経緯が気になっており、凌馬の研究室から試作品が一つ消えていたことから内通者がいるのではないかということを確かめるために紘汰達を泳がせると言う。シドは貴虎も凌馬も好き勝手な注文をつけるとボヤく。

紘汰はサガラにもらったレモンエナジーロックシードを試すが、うまくいかない。

貴虎は裕也の記録を光実にどうするのかと尋ねると光実はユグドラシルが人体実験とインベス事件の証拠隠滅の犯罪の証拠を公開すると言う。貴虎は
「お前が求めているのは正義ではない。兄であるオレに挑戦することで一人前のオトナになれると思い込んでるだけのことだ。そうだろう?光実、お前は守られる側の人間だと思っていたが、そうであって欲しいとオレのエゴが、この目を曇らせていたようだ。お前は守られた未来を手に入れるよう、今という時代で戦うことを選んだ。オレと同じだ。結局のところ、お前は呉島の血を受け継いだ男、この貴虎の弟ということだ。光実、お前に全ての真相を教えてやる。」
と言う。

舞から話を聞いた紘汰はレッドホットのメンバーに
「お前達にとってビートライダーズって何だったんだ!今やっていることが恥ずかしくないのか!」
と言うと曽野村は紘汰にオレ達と組まないかと持ちかける。紘汰は続けて
「オレは人間がバケモノになっちまうのを見た。あんな光景、もう二度と見たくないと思ってた。でもお前らは見た目は人間のままでもやってることはバケモノと変わらない!」
と言う。曽野村は紘汰が来るだろうことはシドから聞いており、鎧武の戦極ドライバーを奪えばさらに上物のロックシードと交換する取引をしていた。紘汰は曽野村達にシドに躍らされていると言う。曽野村はマンゴーロックシードでインベスを呼び出す。紘汰は鎧武に変身してインベスに挑む。苦戦する鎧武はレモンエナジーロックシードを使おうとするが使えないままであった。その時マンゴーロックシードがショートし、インベスが凶暴化して人々を襲う。鎧武は戦極ドライバーにユニットを装着、さらにレモンエナジーロックシードを装填してジンバーレモンに変身してインベスを倒した。

光実は貴虎に連れられヘルヘイムの森に行くが、森の正体を知り愕然となる。貴虎は光実を本当の戦場に導くためにユグドラシルに入れと言う。

シドは鎧武がインベスを倒す現場を目撃した。

紘汰は阪東に力を手にした人間はみんな怪物になるのかと聞く。阪東は
「世の中には弱い奴だって大勢いるだろ。そいつらが全員善人だと思うか?だったらさ、逆に強い奴は強いってだけで悪人と決まったわけでもない。力そのものに善も悪もないんだ。だからこそ力を手に入れた奴は気をつけなきゃならない。それをどう使うかでヒーローにも怪物にもなっちまう。ま、オレも色々あったからな。」
と言う。そしてラットが全快し退院した。


今回は手にした力というものは使う人次第で善にも悪にもなるということを紘汰と曽野村を例に挙げて提示して対比させていたことが話の中心にしていました。それを劇中で阪東に語らせることで深みが出たのではないかと思います。阪東もその中で昔は色々あったと言っていましたが、阪東もかつてはビートライダーズのようなものだったのかもしれないという想像もできますね。久しぶりに曽野村が登場しましたが、ピエールにベルトを奪われて以来すっかりレッドホットは犯罪組織化したりと地に落ちてしまった感じですね。

光実が兄の貴虎からヘルヘイムの森の真実を見せられ、ユグドラシルに誘われた時にはやっぱりこうなるのかと思いました。真実の光景は画面には映りませんでしたが、今後明らかになるのでしょうね。

そして今回鎧武の新アームズ・ジンバーレモンが登場しました。