薪窯奮闘記

石窯PIZZA 屋台boccheno
薪窯を積んだフードトラックの店主です
スケジュールや日々のあれこれを綴ってます

そもそも移動販売とは

2021年02月25日 23時56分00秒 | ぼっけ考
先日、移動販売の仲間と飲んだの

そん時に、若者に向けてそもそも移動販売とは何?

じゃぁ、移動販売でモチベーションが上がる時は何?

という問いを投げたの

みんなちゃんと答えてたの
だれも、茶化さず。ださい答えだけど。真剣に。

じゃぁbocchenoは何?と

で、

移動販売の醍醐味は「弱さ」だと答えたの。勢いで。

いい加減酔っていたので。言葉足らずの補足しかができなかった。

ちゃんと補足したいので、その場にいた人に向けて、もう一度チャンスをください。


10年前に、移動販売を始めた僕は、弱いのよ。

料理人でもないし、組織からドロップアウトした輩だし、認められたいけど自信もなくスタートしてるし
飲食店でいえば、一番最下層だし、だって衛生的にも不十分だし、美味しいかどうかわからんけど、やるしかなかったし。
そんな連中ばっかり。

だから、少しでも認められたいと思って血反吐吐きながらも、罵声浴びながらも、あの壁を乗り越えようとしてたの。

壁を乗り越えたのよ、弱い連中が。がむしゃらに。

それが、この移動販売業界が弱さから強さへ進化できるチャンスを与えてくれたの。
キッチンカーという手段が。

今も同じだと思う、産業や文化としてまだこの業界は未熟だ。
だから、強く、本当の強さを持つことができるの。それが面白いの、この移動販売業界。

だから、この産業を、この文化を。繋いでいきたい。

その思いを鬱陶しくおもわれても、次の世代に繋がなあかん。と、ベテラン連中と話した夜でした。

乱立する移動販売車にこの業界の産業、文化を語ってほしい。あと10年後でも。

冒頭の写真は
おっさん四人が、岐阜のギシュウで
4時から並んで先頭に、限定1食の料理をゲットした感激の一枚。



渋ビル百貨店って!

2021年02月02日 15時23分00秒 | ぼっけ考
「渋ビル百貨店って何」
「最近攻めてるね」

なんていう声をさ最近よく聞く

そもそも一宮市のせんい団地とは粉祭からの関わりがあり
一度見たらわかると思う、60年70年代のビルが立ち並ぶ最高のロケーション
その渋ビルの一つを所有する友人が、このビルで何かイベントやっていいよ 
って、神の一言

ちょうどコロナ禍の2020年4月、毎週木曜日にboccheno単独でランチ出店を始め
10ヶ月出店し続けた
コロナが長期間に長引くと予測すると大きなイベントはなくなりだろう
誰にも迷惑をかけずに出店できる場所を確保する事が命題

土日には6から7店舗が集まって小さなイベントも開催してきた
それが「渋ビル百貨店」
小さければパワーや訴求力が弱くなる。その弱点を克服するには
テーマ性を強くして個々の強烈な魅力を全面に押し出す、そんな工夫をしないと
お客様を楽しませることはできない
100店舗200店舗のビッグマルシェにはないワクワク感を表現しなければ!!

月に1から2くらいの土日イベントを続けている。
少しづつ力になってきていると実感中

話は戻って、平日のランチ出店についてだが、
当初は単独出店に拘った部分もある
boccheno単独で何ができるか、試してみたかった。結果、難しかった(笑)
そもそも移動販売には固定店舗にはやりにくい特技があるのに使ってなかった

掛け算なのだ!2店舗、3店舗と複合することで3倍4倍にも魅力が向上させる技

独りよがりはよくないね。
2021年からキッチンカーやテント出店の仲間に声をかけて
「渋ビル百貨店ランチマーケット」としてバージョンアップした

10ヶ月間、種を蒔いてきたので、そろそろ芽が出てこないかな
客数が少ないが、仲間の力を頼りに楽しくて商売としても成り立つ
場にしたい。と目論んでる

こんな楽しい思考に導いてくれたコロナに感謝だわ

今年のテーマ
楽しさ生み出すクリエイティブ価値観だね


渋ビル百貨店の参加したい仲間の皆さん、ぜひ連絡を









才 とは

2021年01月14日 23時37分00秒 | ぼっけ考
昨年秋、例の映画を見た

あっ、鬼滅ね。

煉獄さんに痺れたけど

もっとも心に残ったのは
煉獄さんのお母さんの言葉

(以下映画からの引用)

生まれついて
人よりも多くの才に恵まれた者は
その力を
世のため人のために
使わねばなりません

天から賜りし力で
人を傷つけること
私腹を肥やすことは
許されません

弱き人を助けることは
強く生まれた者の責務です
責任を持って
果たさなければならない
使命なのです


刺さったなぁ〜



最近読んだノムさんの本では


「才能を活かせる仕事を自ら創り出すことが大切」


クリエイティブな考え方ができる人は何かしら才を持ってるもんね


北野武のCMでいいこと言ってた


 「どの仕事を選ぶかってのがわかる人が才能があると思うよ」


思い当たるわ


才能が欲しいわ


いや、活かしきれてないのか


年間計画なんだけど

2021年01月05日 17時21分18秒 | ぼっけ考

年間計画を立てる時期なんだけどなぁ~

 

モチベーションのあげ方って色々あるんだろうけど

私のそのひとつは 売上 という「数字」

(もちろん最上位はお客様が喜んでくれることだけどね)

計画をたて 実行し 課題を見出し 再挑戦 よしっと喜ぶ

(会社員のころは耳タコで、そうはいってもねぇ的な感覚だったけどね)

生産性が価値基準だったとおもう。


それが、このコロナ禍の2020年は、全ての計画はぶっ飛び

売上どころか、当月の出店スケジュールさえ決まらない状況

そこにやる気価値を見出そうとしてもキツイわな


2020年

売上や計画がコントロールできない世界になったんで

脳内では、

学びながらのクリエイティブ感を大切にする価値基準

に変換された

「生産性」から「楽しさとおいしさの再創造」に変換されたのだ

その後は、


ちょっと楽になり、モチベーションも維持されてきた


2021年の課題

「クリエイティブ」

インプットから生まれるクリエイティブ感を大切にしていこう

新たな価値観や仕組みの創造が必要だろうな

固定概念や成功事例に縛られない

自由から生まれるものを見てみたい


なんて、かっこいいテーマ設定してみたが

年間予算がまったく組めないのよ

まぁ、今年より少しだけ良くしとこか。

とりあえず、髪伸ばしてみよ